紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

A. Hitchcock Hour S1 #27

2013-04-07 | Alfred Hitchcock Hour
「死の舞踏会」

とある豪邸で盛大に繰り広げられるパーティー。その主催者はワイン農園を
営むアギラー。そこで給士を勤めるドミニクは、やはりワイン農園を営む若い
女性のキティに夢中な様子でキティもまんざらでもなさそう。

その会場にアルという青年が妻を伴ってやって来る。彼は父アギラーに勘当
されて家を飛び出して、久しぶりに帰ってきたのであった。

アルを可愛がっていた母は既に亡くなっていて、父は秘書のルースといい関係の
様である。アルは妻との生活に困窮していて、仕方なく父に金の無心に来たのだ。

アルをワインの試飲室に呼び、話を聞くも当然の事ながらアルの相談は門前払い
する。そしてある提案をする。2人でワインを呑んでアルが少しでも自分より
呑んだら5千ドルくれてやると言うのだ。だがアルは酒が殆んど呑めない。
それを知って持ち掛けてきたのである。

そもそも何故アルは勘当されたのか?アギラーの選んだいいなずけとの婚約を
断り、自分の好きな農家の娘(!)と駆け落ちしていたのだった。

面目が丸つぶれのアギラーは烈火の如く怒り、以来一切の連絡や付き合いを絶って
いた。当然この呑みあいも勝負にならず、アルはすぐに酔いつぶれてしまう。

試飲室から出て来ない2人を心配したキティは部屋に入って来る。
アギラーは酔いも手伝ってか、事もあろうにキティにプロポーズをしてしまう。
無論キティは拒否するが、しつこく食い下がるアギラーを思わず突き飛ばすと
勢い余って階段から転げ落ちてしまう。


ぐったりとしているアギラーを見てキティは気が動転して自分が殺したと思って
しまう。直ぐにドミニクに相談する。彼は本当に死んでるか確認してくると言う。

しかし、先にルースが試飲室に入って来ていた。彼女はキティの話を聞いて
駆け込んで来たのだった。アギラーに問い詰めるが彼はベロンベロンで
つい本音が出てしまい、キティが好きだとのたまう。

カッとなってルースは近くにあるワインの瓶でアギラーを殴り殺す。(女を
裏切ると怖いよ~!)そこへドミニクがやって来る。思わず嘘をつくルースだが
割れた瓶の破片などから直ぐに彼女の犯行とバレてしまう。そこで彼女は
アギラーの銃でドミニクを脅して地下のワインの貯蔵庫に連れて行く。撃ち
殺そうとしたが弾がなく、その銃でドミニクを殴る。彼はワインのタンクの
中に落ちる。(なんでやねん!)

そしてタンクに水を注ぎこんで、その場からスタコラサッサと逃げる用意周到
ぶり。そこまでしていながら今更になって良心の呵責からなのか?睡眠薬を
タップリと飲む。

心配になったキティはドミニクの父で刑事のフェルスに相談する。


ルースに事情を聞きに行くが爆睡して寝言までほざく始末。
息子が心配のフェルスはルースにコーヒーを無理矢理飲ませて叩き起こす。

呆然としつつも自戒の念をこめたわけでもないが、懺悔の言葉が口に出る。
地下室という言葉を聞き、2人は急行する。タンク中でぐったりするドミニク
を発見する。

結局誰が悪いのか?もちろんルースは当然なんですが、アギラーも大概だし・・・
親に金の無心をするアルもだし。ドミニクはルースに殴られるという弱さを
見せてちょっと情けないしね。

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