紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

A. Hitchcock Hour S1 #25

2013-03-24 | Alfred Hitchcock Hour
「タイプライター」

(ネタばれ注意)
資産家であるノラ夫人が銀行から出て来て迎えの車で再婚した夫ラルフと帰る。
家では使用人のエマが慌しく出迎える。かかり付けの医師バブコックまで
呼ばれて来る。次男のジョージによると兄のロビーが銀行の預金を引き出して
そのままスタコラサッサと逃亡したと言う。

その夜ラルフがスーツケースを持って家から出ようとしているとロビーが帰って
くる。実はラルフが事業資金が欲しくて金を引き出し、バレそうになると
ロビーのせいにして何食わぬ顔をしくさっていたのだった。
ロビーは自分が無実である証拠集めに奔走していて、ようやく帰宅したところ
だった。

母親に真相を話すと迫られ2人は揉み合いになる。しかしバレるのが怖いラルフ
は夢中で首や口を塞ぐ腕に力が入る。

そしてグッタリ倒れ込み息絶えるロビー。

早速ラルフはロビーが自殺したように見せかけるよう偽装工作を始める。(こら!)
ロープを首をつってぶら下げて、タイプライターで遺書まで作る手の込みよう。

だが好事魔多し。そこへノラがやって来る。慌てて嘘の説明をするが
すぐにバレてしまう。しかし驚くノラは急いで部屋を出た時に足を滑らせて
階段から転げ落ちてしまう。

病院に運ばれるノラ。一命はとりとめたものの、脳に損傷があり意識が戻る
保障はないと言われる。真相がバレずホっとするラルフ。(ホっとするな!)

意識がいつ戻るかわからないので、ラルフは看護士の女性ジーンに
その場合はすぐに知らせるように言う。

目を覚まして体はかなり回復しているようだが、話す事が出来ないノラ。
しかしある夜、ジーンが使うタイプライターの音で記憶が徐々に蘇ってくる。
階段から落ちたのもラルフが殺したのも思い出す。しかし声が出ず手も動かない。


そして指が微妙に動き出したノラを見てラルフは自分が看護すると言う。
「このままでは私は殺される。」と思うが声が出ない!ラルフはノラに就寝前
ジーンが飲ませている睡眠薬を「今夜は自分がやる」と言い出す。

ジョージとジーンをデートしろと言って追い出す用意周到ぶり。
そして微量でいい筈の睡眠薬をコップにタップリ入れる。

しかしノラが涙を流すのを見て驚くラルフ。全て知られていると悟り真相を
話し出す。そして枕で顔を押さえつけようとした時、デートした2人が帰って
くる。発作が起きたと言ってその場はごまかすが、ジーンは疑い始める。

彼女はジョージに相談してノラに話掛ける。口はきけないが指が少し動くので
イエスかノーを指の叩く回数で質問する。そしてラルフが怖いのか?という
質問に指を激しく叩く。


ラルフへの疑惑を確信したジーンは彼を問い詰める。口論になりジーンの口と
首を絞め始めるラルフ。(またかよ!)
そしてノラは大きな悲鳴を上げる。(ショックで治ったのだ!)

駆けつけたジョージがラルフをシバキ倒す。

めでたし、めでたし。チャンチャン!

今回は口がきけない主人公に迫る恐怖というヒッチコックらしいサスペンスに
仕上がっており、結構楽しめました。

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では、また



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