紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

Alan Parsons Project 「The Definitive Collection」 ('97)

2013-02-27 | (Music)
70年代後半から80年代後半にかけての約10年。異彩を放っていた、
今風な言い方をすれば覆面プロジェクトとでも言うのでしょうか。
(別にマスクをしてたわけではありませんが・・・)

ようするに固定メンバーではなく、あくまでもAlan Parsonsの
ソロ・レコーディングのプロジェクトとして活動していたのが、今回取り上げる
Alan Parsons Projectです。そして彼らの代表曲を年代順に網羅している
コンピレーション(ベスト盤)の一枚が本作です。


もともとBeatlesやPink Floydのレコーディング・エンジニアとしてのキャリアが
あったので、ミュージシャンとしては
もちろん裏方としての技術にも長けている実力派ですね。

当初はプログレ色の濃いサウンドでマニアックな一部のファンにはうけたものの、
メジャーヒットととはいかなかったようですね。
しかし70年代半ばからの本格的なAORブームもあってか、そのサウンドもより
アコースティックな生音感覚にシフトして
POP色も強まり全米でも大ヒットを連発!

特に80年代からはMTVのような新興メディアにも積極的に進出。「Don't Answer Me」
のビデオ・クリップは
アメリカン・コミックのテイストをふんだんに生かして大ヒット!。

85年の「Vulture Culture」はエンジニアとしての技術力を生かしたその高音質に
加えて、より成熟度を増したAORぶりで
頂点を極めた一枚でした。

今回の紹介した作品はそれらのアルバムからの楽曲は言うまでもなく、
前述の通り代表曲がほぼ年代順に
収められたお特な一枚です。今なら金利手数料は・・・ってこれは
冗談ですが。

興味を持った方は輸入盤ならかなり安く入手出来ると思いますよ。

プログレ・ファンにもAORリスナーにもおすすめです。

では、また




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。