【写真:住宅のようなシナイ山のホテル】
さて、バスでレストランに戻り、軽く食事をすませました。睡眠時間2時間半で、その後、歩いたり登ったりの約6時間半、食欲など全く消え失せています。小室さん夫婦と一緒に、手荷物を受け取りに外へ出ますと、先に戻った小田さんの奥さんが、ただならぬ声で叫びながら走ってきます。
「小室さ~ん、小室さ~ん。うちの主人が~、倒れて~」
どうやら、癒しの儀式が必要なようです。小室さんがすぐ駆けつけました。
私たちはそのまま、都営住宅のような一軒家に戻りましたが、さあ、今度はどうしたわけか、手荷物を置いてあるベッドルームのドアが開きません。鍵が合わないようなのです。昨夜は案内人が開けてくれて、そのまま預かった鍵なのに。
連絡をするにも、ここはまだ電話がない。歩いて行くにも、またレストランまで岩場を歩かなければいけないし・・・・。だんだん集合時間が迫ってきます。登山をリタイアして、修道院から戻ってきた小室さんの奥さんも、同じ目にあって・・・責任者に来てもらったら2ドル請求されたとか。
そんなバカなことはしたくないと、半ば呟きながら児玉さんと二人で、押したり、引いたり、叩いたりしましたが、どうしても駄目! 万策尽きてリビングルームに行きますと、添乗員の泉さんも、ガイドの倉田さんも、仲間の鈴木さんも、小田さんの家に走って行くのがガラス越しに見えます。大変な様子です。
「まさか・・・・小田さん、こんな所で死んじゃだめ! エルサレムを見なくっちゃ」
そう言い放ちながら、頭の半分は鍵、かぎ、カギと叫んでいます。結局どうしようもないと悟った時、この件に関しては初めて主に助けを求めることにしました。小室さんの奥さんにも加わっていただいて、三人が床にひざまずき、小田さんのこと、鍵のことを祈りました。
さて、バスでレストランに戻り、軽く食事をすませました。睡眠時間2時間半で、その後、歩いたり登ったりの約6時間半、食欲など全く消え失せています。小室さん夫婦と一緒に、手荷物を受け取りに外へ出ますと、先に戻った小田さんの奥さんが、ただならぬ声で叫びながら走ってきます。
「小室さ~ん、小室さ~ん。うちの主人が~、倒れて~」
どうやら、癒しの儀式が必要なようです。小室さんがすぐ駆けつけました。
私たちはそのまま、都営住宅のような一軒家に戻りましたが、さあ、今度はどうしたわけか、手荷物を置いてあるベッドルームのドアが開きません。鍵が合わないようなのです。昨夜は案内人が開けてくれて、そのまま預かった鍵なのに。
連絡をするにも、ここはまだ電話がない。歩いて行くにも、またレストランまで岩場を歩かなければいけないし・・・・。だんだん集合時間が迫ってきます。登山をリタイアして、修道院から戻ってきた小室さんの奥さんも、同じ目にあって・・・責任者に来てもらったら2ドル請求されたとか。
そんなバカなことはしたくないと、半ば呟きながら児玉さんと二人で、押したり、引いたり、叩いたりしましたが、どうしても駄目! 万策尽きてリビングルームに行きますと、添乗員の泉さんも、ガイドの倉田さんも、仲間の鈴木さんも、小田さんの家に走って行くのがガラス越しに見えます。大変な様子です。
「まさか・・・・小田さん、こんな所で死んじゃだめ! エルサレムを見なくっちゃ」
そう言い放ちながら、頭の半分は鍵、かぎ、カギと叫んでいます。結局どうしようもないと悟った時、この件に関しては初めて主に助けを求めることにしました。小室さんの奥さんにも加わっていただいて、三人が床にひざまずき、小田さんのこと、鍵のことを祈りました。
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