イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

108.イエス聖誕教会

2006年11月03日 | Weblog
 【写真:イエスの生まれた場所】 聖誕教会の地下室

 ガイドさんの説明
「この教会はローマ・カトリック教会、ギリシャ正教会、アルメニア教会の管理のもとにあって、教会内部にそれぞれの聖域があります。現在の建物は6世紀のユスティニアヌス帝の時代のものですが、最初は326年、ローマのコンスタンチヌス皇帝によって、この場所に建てられました。それでは中に入りましょう」

 要塞のような建物の小さな入り口から、腰をかがめて中に入ると、結構奥が深く、表面はいかにもギリシャ正教らしく、イエスの誕生から死までの、すすけたような古びた絵が掛けられていて、教会というよりも、日本のふるいお寺のような雰囲気です。
 入り口近くの床下には、コンスタンチヌス帝時代のモザイクが保存されており、当時はさぞ美しく、荘厳な建物であったろうと想像しました。

 ちょうど正面の祭壇の真下に洞窟があって、そこに下りて行きました。
「こちらがイエス・キリストの生まれた場所だと伝えられています。銀の星がはめ込まれていますうが、その星にはですね、『ここにてイエス・キリストは生まれたまえり』と、ラテン語で書かれています。
 3人の博士を導いた星にちなんでいますが、星の角が14あるのは、聖書に基づいているといわれています。アブラハムからダビデまで14代、ダビデからバビロンへ移されるまで14代、バビロンへ移されてからキリストまで14代というわけですね」

 世界のあらゆる宗派から贈られたというランプが、いくつもいくつもぶら下がっていました。星の中心が穴になっていましたので、好奇心のあまり、礼拝と同時に手を突っ込んでみますと、中はやわらかく固まったロウでした。

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