チャーリーの小屋

山歩き、FLYFISHING、MTB、旅を中心に日々のレポートを綴っていきます!

晩春の奥穂高岳 前編

2010-06-12 01:10:14 | Mountain

「今の痛みがやわらぐまでは最低3週間、完治までは2ヶ月です」

今朝、かかりつけの整形外科の先生から宣告されてしまいました。笑うしかない・・・。

去年の敗退のリベンジを果たすべく、再びK村と奥穂高岳に行ってきました。

夜中車を走らせ、早朝平湯に車をデポし、バスに揺られて上高地へ。

お約束の河童橋でパチリ。

上高地~明神~徳沢~横尾まではこんな感じの道を約3時間歩きます。

途中、お猿さんが登山客をお出迎え。

新緑の向こうにまだ雪を被った峰々が、いい景色です。

さてさて、横尾からは本格的な登りが始まります。

屏風岩が圧倒的なスケールでせまってきました。

本谷橋までくるとようやく雪が。アイゼンに履き替えます。

涸沢まではもうひと頑張り「K村~、ガンバレー」

私もバテバテですわ・・・。

しばらく頑張ると、ようやく涸沢ヒュッテに到着。上高地から約6時間の行程。

テントの受付を済まし、設営後は、おまちかねの!

カンパ~イ!!穂高をバックに生中、言うことなしです。

さー、飯にしますか?

丼もの(レトルト)と棒ラーメンです。焼酎のお湯割りも二人でガッツリ飲みました。

明日は早いでえ、もうそろそろ寝よか?

夜中は風と雨がテントをたたいてくれていたせいで、チョット寝不足。

(しかし、この雨がのちにとんでもない事の引き金になろうとは

この時点では知る由もなかった)

朝食はサンドイッチを作ります。ハム・チーズ・シーチキン・マヨネーズサンドです。

さあ、これを食って頂上に行こう!

涸沢から雪渓を登ります。ルートは左の矢印が計画していた直登ルンゼ、

しかし、変更で右よりの白出のコル(一般ルート)に変更しました。

理由は、これが直登ルンゼの入り口(出会からの写真)ですが

矢印部分で突然岩が崩れ、小規模ながら雪崩れが発生したからです。

もう少し早くルンゼに突っ込んでいたら・・・。考えるだけでゾッとしました。

左に目をやると、前穂の北尾根です。迫力あるなあー。

もうチョットで白出のコルです。頑張ろうっと。

コルに到着。南に視界が開けました。

コルからはいよいよ本格的な登攀が始まります。

正面の岩峰から取り付きます。頂上はまだ見えません。

はたして登頂はできたのか?  後編へつづく・・・。

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 穂高は今年も楽しく、そして... | トップ | 晩春の奥穂高岳 後編 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (osatoh)
2010-06-12 07:36:35
去年、日本アルプス初体験だった8月の常念岳なんて、今回のチャーリーさんの登山に比べると、里山ハイキングのようなもんですね・・・。(^_^;)
過酷さが伺えます。
でもいつの日かこういう雪中行軍もやって見たいです。(^^)v
返信する
雪山 (ゾルバ)
2010-06-12 21:44:26
本格雪山登山ですね。私は寒いの苦手なんでとてもとても(笑)

怪我されたんですか!?しかも完治まで時間がかかりるみたい・・・
王滝に出られるならしっかり治さないと。いつかのベッカムみたいに酸素カプセルで。
返信する
Unknown (チャーリー)
2010-06-13 11:18:21
osatohさん
いえいえ、そんなに大差ないですよ。
過酷に見えるだけで結構楽しいですよ。
雪中行軍、いつかご一緒しましょう!

ゾルバさん
そうなんですよ~、でも大したことなかったので
助かりました。
王滝にはなんとか間に合わせたいです。
酸素カプセル、いいですねえ、一時間いくらぐらい
かかるもんなんでしょうか?
でもそのお金があればビール買っちゃうかも(笑)
返信する

コメントを投稿

Mountain」カテゴリの最新記事