おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

ヒメコウゾ

2017-06-12 20:55:25 | 植物
今日も天気は良いほう。午前中軽い仕事をして近くの里山に出かけました。
昆虫は見慣れたものばかりでしたが、赤い野イチゴそっくりの実を沢山付けた細い枝の木を見つけました。
眺めているといかにも美味しそう、しかし初めての木の実でしたので1個だけ恐る恐る口にしてみました。
「おっ、甘い!これはいける」と思いましたが初めてのものですから用心のため食べるのは一粒だけにしました。
野イチゴと異なり中に芯があり、毛が荒いので口当たりはよくないです。
調べた結果ヒメコウゾというもので毒は無いようです。

ヒメコウゾ




植物3体

2017-05-13 17:41:37 | 植物
今日は午前中曇り、午後からは回復するという予報でしたので、午後から仕事をすることにしました。
2~3日前に写しておいたものですが名前を調べる時間が無かったのでそのままにしていたものです。
虫ばかりでしたので今日は植物としました。

散歩の途中で見つけた面白い形の植物、なんだろうと調べましたがよくわかりません。しかしどうやらタツナミソウの種らしいです。


これもまだ調査中です。よく見かけるので珍しいものではありません。


これはアメリカフウロソウの種、程よく熟して綺麗でしたので写してみました。

紅葉 法華嶽薬師寺

2016-12-08 18:26:17 | 植物
今更紅葉でもないですが多忙で野外に出られず、ブログのネタ切れで没にしていた古い写真を取り出しています。
4年前友人の招待で宮崎県東諸県郡国富町にある日本三大薬師寺の一つ法華嶽薬師寺に行った時のものです。(11月30日)
丁度紅葉が綺麗な時でした。
ここは業病を患った和泉式部籠り癒されたという言い伝えがある比較的有名な場所だそうです。
山口保明さんの記した「宮崎の神話と伝承」の中にこんな一文がありました。以下引用

和泉式部の歌にこんな一首がある。
  黒髪の乱れも知らずうち臥せば
  まづかきやりし人ぞ恋しき(和泉式部集)
 式部は平安中期を代表する妖艶(ようえん)にして情熱の歌調で知られる。これまた有名な歌人小式部内侍を生んだが、人生の遍歴多く、晩年の行動は不明である。
ここに、諸国祈願の旅は派生するのであろう。
 業病(かさぶた)を患った式部は京都清水観音のお告げで、越後米山薬師、三河鳳来寺薬師に巡拝祈願したが、効を得ることはできなかった。
そこで最後の望みを託し、日向の法華嶽薬師にこもり、平癒祈願の行を積んだ。
 これが国富町深年の薬師寺であり、旧称を真金山法華岳寺と言った。古くから薬師信仰の本拠地として知られ、日本三大薬師と称されてきた。
式部はこもること3年、寺下の渓谷に下りて水行を重ね、睡眠時には背を柱に持たせるという厳しい苦行を続けたという。
「式部谷」の文字を岩壁に刻んだ谷つぼが名残をとどめ、「式部髪懸け柱」も伝承を物語る。
 それでも薬師の加護はなかった。応験を得ることもかなわず、式部は捨て身にあたって辞世の歌を詠む。
  南無薬師諸病悉除(しつじょ)の願立てて
  身より仏の名こそ惜しけれ
 合掌瞑目(めいもく)して投身に及ぶと、1人の異人が心眼に現れ、式部は一首の歌を聞いた。
  村雨は只ひと時のものぞかし
  己が蓑笠そこにぬぎおけ
 このとき、業病は治癒、式部は以前の美ぼうに戻ったという。異人とは薬師如来の化身で、式部の本願をかなえた効験の偉大であることを物語化している。ちなみに「身投げが嶽」もある。
 ところで、他の同類の利生譚(たん)が小野小町を主人公としているのに、式部としているのは法華嶽のみのようで、一層心に残る。西都市鹿野田にも式部の墓碑がある。
 有名なのは京都・新京極の誓願寺で、南接する華岳山誠心院は俗に和泉式部寺という。ここには正和2(1313)年の銘と発願10余人の尼僧の名を刻んだ式部塔がある。「醒睡笑」(元和9年)には、法華嶽の伝承と同類の歌を収め、これを著した安楽庵策傅こそ、実は誓願寺の住職である。式部の亡霊が時宗開祖の一遍上人を救った話も伝えられ、往時の人々は式部の歌を用いて布教に歩いた。

式部が身を清めたとされる渓谷の滝にも行ってみましたがここは何の変哲もない小さな滝でした。
谷川に下りていく誰も居ない寂しい場所でしたが、しかし女性の身で病が癒えることを心底願って一心に祈ったであろうことを考えると心に響くものがあります。

法華嶽薬師寺


周りで見られる紅葉








住職さん(女性)の歌碑もありました


ミツバアケビの実

2016-11-02 15:41:11 | 植物
今日は快晴。朝は涼しさを通り越して寒いくらいでした。
午後から寒いからと長袖のつなぎを着て虫撮りに裏山を散歩しましたが日差しの下はやはり暑く汗をかくことになりました。
今日は主に蝶を狙うつもりでしたが、アゲハ蝶はさすがに少なく見たのはクロアゲハが1頭だけ。
しかしイシガケチョウやタテハモドキ、キチョウ、セセリチョウなどはまだまだ沢山元気に飛び回っておりました。
散歩の途中アケビの実がもう口を開けていて、落ちているものも多くありましたのでもったいないと小一時間ほどアケビを取ることにしました。
多くは手の届かない高さに生っていて取れません。60代までは木に登ってバケツ2杯程も採り近所の友達に配ったこともありますが、
さすがに80近くになると登ってまで取る気は起きません。手の届く範囲にあるものを少し取ってきました。
もちろん家に持ち帰るまで口の空いたものを3.4個食べたのは言うまでもありません。結構甘くおいしく感じられました。
こちらではありふれたものですが都会の方にとっては見慣れぬ方もおられると思いますので写してご紹介します。虫は明日載せます。
アケビは中身だけでなく皮も色々な調理方があって食べられますが苦いです。好き嫌いは好みの問題ですね。


採ってきたアケビ 今年は気候のせいなのか紫茶色になっていません。こんなのでもう口を開いています。



口の開いていたものを皮を半分切り取ったもの、中の白い部分は黒い種を包んだゼリー状になっていて食べると甘いです。
                      このまま口に放り込んで種を飲み込まないようにモグモグとすわぶり種は最後に吐き出します。


輪切りにしたもの



種です。巾3㎜ 長さ5㎜ほどの楕円形 
        これが沢山入っていますので食べるところはほんの少し。しかしお八つの少なかった子供の頃は貴重なお八つでした。採って来たなら仲間に見せびらかし自慢しまくりです。



ツルタケ、テングツルタケ

2016-10-25 17:36:40 | 植物
今日も好天気、秋晴れの涼しさを感じます。
散歩のとき長袖を着用しましたが帰る頃には汗ばみ脱ぐ羽目になりました。
せっかくの好天気が続いているのに予報ではまた明日から天気は下り坂とのこと。
秋の天気はほんとに変わりやすいですね。それで直ぐに「女心と秋の空」という言葉が思い浮かんだのですが
ちょっと調べてみる気になって検索してみると「女心」と入れたとたんにパッと「秋の空」と出てくるのですね。ほんとに通説になっているようです。
しかし中には本当は「男心」なのだというのがあって興味を引き読んでみましたら詳しく解説されていて面白く拝見できました。
これまで移り易いのは女心なのだと決めつけていましたが、考えてみれば動物の雄は1匹の雌だけに執着するのではなくできるだけ多くの雌に気を向けますね。
人間の男も本質的には変わり無いように思えます。ただ人間は本能だけで生きるのではなく社会秩序を守って生きることの重要性を学び、理性を持ち、相手を思いやり、愛を示し、
自制心を培い、その他の多くの優れた特質を発揮しながら生きることができます、人間の素晴らしいところです。
で、男にとって女性は皆んな可愛く魅力的なのです。「みんな愛しちゃう」となるのです。だから移り気になるのかもしれません。
ブログをそのまま書き込んでいましたら話しが変な方に行きました。お天気の話からなんでこんな話になったのでしょう。

雨上がりにきれいなキノコが出ていました。キノコも名前を探すのが困難ですので敬遠していますが判明したものだけ載せます。
できるだけすぐに名前がわかるようなものだけを選んで写しました。しかしこれも正確かどうかは自信ありません。

ツルタケ


テングツルタケ