冬越えトマト、通称トマさんは、3年目の夏を生きています。
2020年に購入した苗で、その年の10月に挿し芽にして、
と共に年月を過ごしてきました。
冬に報告した時は、本当に元気にしていました。
が、その後、元気がなくなってきました。
原因として考えられること
その1:ハダニ
気温は低くても日差しが暖かいからか、
温室(と称している南向きの窓がある一番日当たりのいい部屋)内で、
ずっとハダニが発生しました。
ハダニは綿棒でつぶすのが薬剤散布より確実と思っているので、
そうやって駆除していたのですが、
しばらくするとまたトマさんにくっついていました。
ハダニが葉の汁を吸うから弱ったのか、
ハダニをつぶすことで病気になったのかは、わかりません。
その2:寒さ
1年目より、2年目の冬のほうが寒かったから?
条件は同じにしたつもりです。
日当たりや暖房で10℃以下にならないようにしただけ。
春になって、ポットを一回り大きいものに植え替えました。
根っこを見ると、元気によく張っています。
根っこに問題があるわけではなさそうです。
その3:ナス科だから
挿し芽で何年も生きることをイメージしていました。
が、それは、マーガレットや菊といった、キク科の一部の植物の話で、
ナス科のトマトには無理なのではないか、
と同じナス科のペチュニアを見て思いました。
これが一番の原因だと私は思っています。
昨年苗を買ったペチュニアは、冬を越えて、春にきれいに咲いていました。
しかし、初夏になり、暑くなると枯れてしまいました。
2回冬を越えた別のペチュニアも、今年の夏、枯れてしまいました。
全体が枯れる前、どんどん下の葉が枯れて、
先端にちょこんと花がある状態でした。
トマさんの状態と似ていると感じました。
トマトも同じなのかもしれません。
暑くなると、元気が戻ってきました。
下3分の2は葉がない状態ですが、先端は茂っています。
相変わらず、ハダニが常についていたので、
(ハダニが付きやすいくらい、本当は弱っているのかもしれません)
2,3日に1回、噴霧器の水で洗い流していました。
なぜかお盆の頃からハダニがいなくなりました。
隣のコスモスに引っ越ししたのかな?
肝心の実は、畑のトマトが最盛期で豊作のときでも、
ぽつぽつと小さい実ができるだけ。
この夏で10個収穫できたらいいな、くらいです。
ようやくできた実を食べてみると・・・味は最高!
果物のような甘さとおいしさでした。
味はどんどんおいしくなっているような気がしました。
さすがに育てて収穫10個では寂しいので、
今年は冬越えせずに、このまま枯れるまで見守ることにしました。
結論:ミニトマトは、
・挿し芽で冬を越えることが出来ます。
・ただし、1回まで。
1回越えた後の夏~秋は、たくさん収穫できました。
2回以降は、収穫量がわずかになってしまいます。
・長く自家栽培するには、種から育てるのがよさそうです。
素人の、鉢植えの簡単な育て方によるものなので、
上手な方が育てると結論が違ってくるかもしれません。
今度は、トマさんの種取りに挑戦してみようかな。
ブログを書けてよかった。