ちょっとできてよかった。

心に響いたことを記録してみました。

『かぎりなくやさしい花々』

2023-11-09 21:29:58 | 日記

年に1回、タダで本をもらえる、地元の古本市に行ってきました。

 

 

開始からしばらくは、整理券が必要ですが、

その後は自由に何冊でも持って帰ることができます。

 

並んで待つのが大嫌いな私は、自由になる時間に行きました。

残り物の中からでも、どんな「福」をゲットできるのか、運試しです。

 

いままででも、

池波正太郎先生にハマっていたときは、『真田太平記』全巻、

大好きな石原加受子先生の記事が載っている『PHPスペシャル』、

などなど、その時の心に沿ったものを、ゲットできています。

 

昨年は、横尾忠則先生の『死なないつもり』。

コロナやらワクチンやら戦争やら災害(人災?)やらで騒がしい世の中、

そこで生きる私の意志のように感じました。

 

表紙にある、

「完璧をめざすのではなく、あえて未完にする。未完は明日に続くものだから。」

という言葉も、魅力的でした。

さすが天才は生きるコツをよくご存知です。

 

 

さて、今年は・・・・

星野富弘先生の『かぎりなくやさしい花々』をゲットできました。

タイトルが、私が花に対して思う気持ちと同じだったので、いただきました。

 

 

花の絵と詩と、著者の半生が書かれていました。

手足が不自由で、口で描いたのもすごい。

絵と詩も、やさしくて素敵。

(読書感想文は苦手です)

また、いい本と作家さんに出会えてうれしかったです。

 

このイベントは、屋外テントの下で行われるから大丈夫と思っていたのですが、ばっちりシェディングを受けてしまいました。

満員電車でも、その他密室でも、こんなに濃厚な空気に出会ったことがなかったのに、いままで経験がない空気でした。

乗り物酔いのような吐き気に襲われ、翌日から5日間熱が出ました。

 

私の場合、自然に触れると、その症状が和らぎます。

日光を浴びて、土や木や花に触れたり、そのやさしさを感じると少しラクになります。

人間が勝手に作ったものの影響があるだろうに、それでも自然は癒してくれる。

なんてやさしいのだろう・・・

星野先生の本は、そんなことも示唆していたかのようでした。

 

 

ブログを書けてよかった。

 



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