2005年9月28日(水)
企業会計決算特別委員会で代表質問行なう
今日は朝の7時から兵庫区和田岬にあります三菱重工の門前にて、10月23日投票日の神戸市会議員兵庫区補欠選挙候補予定者で民主党公認「横山恵治(よこやまけいじ)」氏とともに朝立ちを行ないました。
民主党が一から出直す最初の選挙です。
なんとしても勝ちたい。勝たせてください。
今日は、朝の10時から企業会計決算特別委員会があり、局別審査(保健福祉局)で、病院事業について、民主党会派を代表しまして質疑を行ないました。
主な質問内容(要旨)は、以下のとおりです。
1 運営形態の見直しについて
病院事業については地方公営企業法の全部適用または地方独立行政法人への移行、いずれかの導入による運営形態の見直しに向けた検討を進めているとのことであるが、検討に時間がかかっているのは、何がネックになっているのか。制度のメリットやデメリットを併せて伺いたい。
2 救急医療体制について
救急医療は、市民の生命を守る市民病院群にとって重点を置くべき医療機能として取り組まれているが、スタッフの体制はどうなっているか。平成16年度から医師の臨床研修が必修化され、プライマリケアの修得のため、救急部における研修も行われていると思うが、正規の医師がしっかりとサポートし、確実な診断が行われるよう十分な体制はとれているか。
3 病院機能評価について
昨年度の委員会において、市民病院では、医療機能評価機構の認証を受けたら終わりではなく、引き続き改善を行っていくとのことであったが、その後、この評価はどのように生かされているか。
4 病院の基本理念について
視察に訪れた癌研有明病院では、院長がリーダーシップをとって随所に気を配り、病院の使命・共有する価値観・将来展望を明らかにし、これに基づく病院の基本方針、患者さんの権利、2008年までに到達すべきゴール、さらには、ゴールを達成するための診療・研究・教育・事務・評価システムといった院長の考え方がパンフレットにも明記されていた。市民病院においては、こういった考え方が、患者や医療スタッフに徹底されているか。
5 ホスピス・緩和ケアについて
癌研有明病院や横浜市立みなと赤十字病院には、すばらしいホスピスがあった。
昨年度の委員会で質問した際に、「急性期病院の役割と矛盾しないかという問題が一方であるが、新中央市民病院では癒しと安らぎの環境整備を一つのコンセプトに掲げており、視野に入れながら検討していく」との答弁があった。また、「全国の緩和ケア病棟の3%が市内にあり、比較的整備が進んでいる。」とのことであったが、これらは、民間病院であり、市民病院にあっても良いのではないかと思うがどうか。
6 人材について
昨年度の委員会で、「研修医の受験者が大幅に増え、優秀な人材が確保できた。医師についても厳しい選考を行い、全国公募も行っている。」との答弁があったが、以前ほど市民病院の評判がよくないとの声も聞く。
特に、西市民病院においては、医師の退職が相次ぎ、医師不足となっているのは何故なのか。
また、医師がどうというよりも、看護師なども含めた医療スタッフが、チームとして機能できていないのではないか。
さらに、西神戸医療センターも含めた市民病院群の人材の確保・育成についても再度伺いたい。
7 新中央市民病院について
(1)癌研有明病院では、コミュニケーションを深めるため医局の壁を全て取払い、また、患者を動かさず、患者を中心に専門家が裏の通路を通って移動し、スタッフのコミュニケーションがとれるという構造面における院長の工夫が随所に見られ、まさにチームになっていると感じた。
また、1階の大フロアには、ピアノや図書館、憩いの場があり、特に、災害時には仮設ベッドをおけるようなスペースの工夫がなされていた。
病院でもこういった構造面での工夫をしてほしいと思うがどうか。
(2)来年2月には、神戸空港の開港が予定されており、これだけ空港が近くにある病院は他にはないのではないかと思う。この立地の良さを生かしていってもらいたいと思うがどうか。
(例えば、①ドクタージェット、②海外からの京都観光帰りに病院に寄るなど。)
8.医療事故の防止について
市民病院では、先般、医療事故の公表基準を定め、これに基づく医療事故の公表を行っていくことになった。情報の開示は確かに大切なことではあるが、何よりも医療事故を起こさないよう防止の取り組みを行っていくことが重要である。
特に小児科をはじめ、医師や看護師の仕事は大変ハードであるとは思うが、市民病院では、医療事故防止のため、どのように取り組んでいくのか。
ご意見等ございましたらお聞かせください。
おって、議事録については、大井としひろ公式ホームページ「議会活動」欄にて、ご報告をさせていただきます。
企業会計決算特別委員会で代表質問行なう
今日は朝の7時から兵庫区和田岬にあります三菱重工の門前にて、10月23日投票日の神戸市会議員兵庫区補欠選挙候補予定者で民主党公認「横山恵治(よこやまけいじ)」氏とともに朝立ちを行ないました。
民主党が一から出直す最初の選挙です。
なんとしても勝ちたい。勝たせてください。
今日は、朝の10時から企業会計決算特別委員会があり、局別審査(保健福祉局)で、病院事業について、民主党会派を代表しまして質疑を行ないました。
主な質問内容(要旨)は、以下のとおりです。
1 運営形態の見直しについて
病院事業については地方公営企業法の全部適用または地方独立行政法人への移行、いずれかの導入による運営形態の見直しに向けた検討を進めているとのことであるが、検討に時間がかかっているのは、何がネックになっているのか。制度のメリットやデメリットを併せて伺いたい。
2 救急医療体制について
救急医療は、市民の生命を守る市民病院群にとって重点を置くべき医療機能として取り組まれているが、スタッフの体制はどうなっているか。平成16年度から医師の臨床研修が必修化され、プライマリケアの修得のため、救急部における研修も行われていると思うが、正規の医師がしっかりとサポートし、確実な診断が行われるよう十分な体制はとれているか。
3 病院機能評価について
昨年度の委員会において、市民病院では、医療機能評価機構の認証を受けたら終わりではなく、引き続き改善を行っていくとのことであったが、その後、この評価はどのように生かされているか。
4 病院の基本理念について
視察に訪れた癌研有明病院では、院長がリーダーシップをとって随所に気を配り、病院の使命・共有する価値観・将来展望を明らかにし、これに基づく病院の基本方針、患者さんの権利、2008年までに到達すべきゴール、さらには、ゴールを達成するための診療・研究・教育・事務・評価システムといった院長の考え方がパンフレットにも明記されていた。市民病院においては、こういった考え方が、患者や医療スタッフに徹底されているか。
5 ホスピス・緩和ケアについて
癌研有明病院や横浜市立みなと赤十字病院には、すばらしいホスピスがあった。
昨年度の委員会で質問した際に、「急性期病院の役割と矛盾しないかという問題が一方であるが、新中央市民病院では癒しと安らぎの環境整備を一つのコンセプトに掲げており、視野に入れながら検討していく」との答弁があった。また、「全国の緩和ケア病棟の3%が市内にあり、比較的整備が進んでいる。」とのことであったが、これらは、民間病院であり、市民病院にあっても良いのではないかと思うがどうか。
6 人材について
昨年度の委員会で、「研修医の受験者が大幅に増え、優秀な人材が確保できた。医師についても厳しい選考を行い、全国公募も行っている。」との答弁があったが、以前ほど市民病院の評判がよくないとの声も聞く。
特に、西市民病院においては、医師の退職が相次ぎ、医師不足となっているのは何故なのか。
また、医師がどうというよりも、看護師なども含めた医療スタッフが、チームとして機能できていないのではないか。
さらに、西神戸医療センターも含めた市民病院群の人材の確保・育成についても再度伺いたい。
7 新中央市民病院について
(1)癌研有明病院では、コミュニケーションを深めるため医局の壁を全て取払い、また、患者を動かさず、患者を中心に専門家が裏の通路を通って移動し、スタッフのコミュニケーションがとれるという構造面における院長の工夫が随所に見られ、まさにチームになっていると感じた。
また、1階の大フロアには、ピアノや図書館、憩いの場があり、特に、災害時には仮設ベッドをおけるようなスペースの工夫がなされていた。
病院でもこういった構造面での工夫をしてほしいと思うがどうか。
(2)来年2月には、神戸空港の開港が予定されており、これだけ空港が近くにある病院は他にはないのではないかと思う。この立地の良さを生かしていってもらいたいと思うがどうか。
(例えば、①ドクタージェット、②海外からの京都観光帰りに病院に寄るなど。)
8.医療事故の防止について
市民病院では、先般、医療事故の公表基準を定め、これに基づく医療事故の公表を行っていくことになった。情報の開示は確かに大切なことではあるが、何よりも医療事故を起こさないよう防止の取り組みを行っていくことが重要である。
特に小児科をはじめ、医師や看護師の仕事は大変ハードであるとは思うが、市民病院では、医療事故防止のため、どのように取り組んでいくのか。
ご意見等ございましたらお聞かせください。
おって、議事録については、大井としひろ公式ホームページ「議会活動」欄にて、ご報告をさせていただきます。