日本維新の会 神戸市会議員 大井としひろの活動報告「おーいブログ」です。

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障害者自立支援法

2005年12月21日 22時39分55秒 | おーいブログ
早朝の6時45分から神戸市営地下鉄妙法寺駅にて、日課の朝立ちを行いました。
議会の報告や地域の安全対策等を中心に訴えをさせていただきました。

お昼までは、地域の後援会の方がたのところに年末のご挨拶にお伺いしました。

昼からは、明日の本会議対策等についての議員総会が開催され出席しました。

その後、保健福祉局障害福祉部より障害者自立支援法について、概要をお聞きしました。

障害保健福祉施策の改革のポイントや給付利用手続き・支給決定について、利用者負担の見直し、新しい事業体系に向けた見直し、相談支援事業について、説明を受けました。

来年の4月1日から施行される法案ですが、不確定な要素も多く、まだ市当局もはっきりと断言できる段階でないと言うのが実情のようです。

措置制度であった障害者施策が平成15年から支援費制度に改められ、福祉サービスを提供し始めたことにより利用者が増加する一方で、精神障害者が対象外になるなど制度間に不均衡が存在していました。
これまでの障害者福祉は、身体障害者は身体障害者福祉法、知的障害者は知的障害者福祉法、精神障害者は精神保健福祉法と別の法体系で対応措置が取られてきました。
これを精神障害を含む障害の一元化で制度格差を解消し、市町村に実施主体が一元化され、障害者の自立と共生の社会をつくっていく、障害者が地域で暮らせるようにしていこうと言うのがこの法律のめざすところになっています。

国会審議で民主党は、障害者の定率利用者負担を求めずに従来の応能負担とすることを柱とする対案を出しましたが、否決され、先の特別国会で「障害者自立支援法」が成立しました。

障害者の負担増が大きく取り上げられていますが、大きな制度改正が行われ、市町村の障害者対策にも大きな影響を与えるものとなっていますので、今後議会の場で理事者の見解を質して、真に障害者の方々に資する法案となるようにしていかなければならないと考えます。

夕方からは、忘年会をかねた精神障害者方々の集まりがあり、私の弟と2人出席させていただきました。
神戸市の「障害者支援法」について、理解されているのか尋ねましたが、講演会等には参加されたようでしたが、ご家族を含め内容が難しく理解しがたいというのが、実態のようです。
わかりやすく、当事者の方々に制度改正の趣旨を十分に理解していただけるよう説明をする、不安感を取り除く事、新しい仕組みを十分にわかりやすくPRすることが、行政の対応の重要な事だと思います。
そのことを今後、議会の場などで機会あるごとに意見具申してまいります。


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