コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

新鮮な驚きとともに…

2012年11月23日 | 日記
水曜日の夜

今までに降り立ったことのない駅まで

出かけた

就職活動で工場/研究所へ行くため以外に

乗ったことがないJR西京線…

都心を結ぶ大動脈にて

乗り換え一回

都合 大凡30分ほどの乗車時間

しばらくすると

JRなのに地上を走ることに!

ワタシは三鷹以東のJR中央線に暮らしたので

JRといえば高架線(荻窪と東中野以外) という感覚が

躰に染みついている

高架でない鉄道は

菜の花電車の私鉄新宿線(春には沿線が黄色くなった)

とか

私鉄井の頭線といった 私鉄が頭に浮かんでしまう…

沿線の方には申し訳ないけれど

JRが地上を走るとなると

JR中央線沿線で比較するなら 

キャンプ場やBBQのできる青梅線なんかと同じ

相当な 「田舎臭さ」を感じてしまう…



列車を降りて その足で10歩ほど

なにせ地上だから 階段なんかない

そのままテクテクと歩けば改札を通って駅前ロータリー…

ぐるっと回って すぐ踏み切り というロケーションは

火の玉電車(冷房がない時代は赤い色だった)の新宿線そっくり

車が走れないほどの幅しかない商店街には



演芸場



まさに 二代目「恋川 純」公演中!!

コレには さすがに腰が砕けるほどビックリした…

山手線に踏切があるのを見たときくらい ビックリした…

知らないというのは 凄いことで

地元の方には日常なんだろうけど

訪問者には 

小屋へ入らずとも

コレは外から見るだけで もう 非日常の世界だった

そのまま歩いて



ぽつんと灯り

見ると ジイちゃんが孫と店番していた

文房具屋と思ったら 本屋でもあった

同時に 煙草屋でも

もう 歩いているだけで 非日常になってきた


猫しか通れないほどの細道を

そろりそろりと歩いて

どうにか目的地に近づいたらしいけど

まだ 到着できずにいた

そしたら



真っ暗で急な階段

都道? 区道? 私道?

石神井公園も 井の頭公園も 玉川上水も

みーーーーーーーーーーーーーーんな 真っ平ら 



武蔵野台地には こんな坂や階段はない!




昼間なら なんて事なく通り過ぎちゃうのかもしれないけど

ものすごく 新鮮で驚きの連続する街だった

本来の目的としては あまり満足した結果は得られなかったけど

歩いたことで そりゃ大満足




いやいや…

ありがとうございました









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