コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

夏が来れば 思い出す~♪

2013年08月09日 | 日記
ある暑い夏の朝…

「吐いた」と 犬が連れてこられた…

もう 口の中が真っ赤になるほど高体温で

呼吸だって

ハッハッ ハッハッで 息絶え絶え スゴイ状態!

口も閉じられないほどで ヨダレだ~らだらで スゴイ!

もう 一見して 「熱中症!」

これ 見ただけでワカランなら

免許失格なほど 明らかな症状!



まずは血液検査!

ダメージは どのくらい?

確認が必要!

結果が出るまで20分が待ち遠しい…

その間 タダ待っていてもしょうがないので

犬に冷水 

そして 冷たい床に お腹をつけて ぺったんこ姿勢!



さーーーーーーーーーーーーーーて

結果が出た頃

犬の体も冷えてきて…

口の中も フツーの色に戻って

呼吸も落ち着いて

口も閉じて

ヨダレも当然止まった…

なーーーーーーーーーーんだ

連れて来るまでの間で 高体温になっただけか…

嘔吐は 無関係だったのね…

あーーーーーーーーーーーヨカッタ

と 思ったのはワタシだけ…

血液検査の費用を請求した途端

飼い主さん 「ちょっと吐いただけなのに 高い!」 を連発

もーーーーーー 連れてこない とまで…





熱中症で 死なずに済んでヨカッタと

いまでも ワタシは思っている





その飼い主さんは…

いまも 4階の介護関連に勤めて

犬は連れてこないが 毎朝 ワタシと顔を合わせる…

どんな気分なんだろ??




しつこいけど

ワタシは 今でも ヨカッタと思っている










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