昨日は
先週末から バタバタして
そんなつもり では なかったけれど
って 言い訳っすね･･･
昨日が最終日の 新宿伊勢丹 京都物産展･･･
最初 念頭にあったのは
コッチ だったのですが
朝起きて 何も食べたくなく
こんなもん 喰うてしもたら
夕方になっても 腹がもたれ 酒が旨くなくなる･･･？
等々
考えてたら 焼きめし との セットへ 行き着いてしまった･･･
焼きめし 食べた事あったかなぁ･･･
と 待っていると
ふっと 無関係な事が 浮かんできた･･･
学生時代のこと
先代の教授は 「木脇」と書いて「きわき」と発音していた
ある日
「家財を色々 調べておりましたらですなぁ
(こんなしゃべり方をする方だった)
古文書が 出て参りましてですなぁ
ソレを 読み解くと ですなぁ
ご先祖は 「きわき」 ではなく 「きのわき」 っと
呼んでいた ということが 判りましてですなぁ
今日より ワタシは 「きのわき」 でありますなぁ」
ってコトになった
四階から牛乳瓶を投げちゃう方ですから
ワタシらは 「はー そーでございますかー」 という
また 面倒を言い始めたくらいの反応だった
師事した教授は 当時は助教授の Dｒ.牧田･･･
キレの鋭い方でしたので 味方も敵も どちらも多く
但し こういうタイプの方にしては 珍しく
不思議な事に 「自慢話」 を 聞かされた記憶は
ほとんどあまりません
(人生を考える上での 薫陶は 大いに受けましたが･･･)
覚えているのは ２つだけ
１つは カナダ・モントリオール大学留学中
生き物の 「形」 (細胞レベルから 骨格等々 まで) を
専門にする 解剖学 を学びに留学したのですが
ソコの 一つ下の階に 世界に冠たる ストレス学説を説いた
Dｒ.セリエ が おられたそうで
しばしば ソコへ 顔を出していたところ
「Dｒ.牧田よ 期間が終わったら ウチの部屋に来ないか」 っと
盛んに勧誘を受けた っと言うハナシ･･･
まあ わかりやすく言うなら
京都大学の Dｒ.山中 から 来いよ と 誘われた ってこと･･･
２つめは
ご本人が まだ 駒場寮で学生生活をしていた頃のハナシ
当然 寮本体は「完全自治」で運営されていたはずですが
「寮長がな 飯代の蓄えが減ってきたから
銀シャリを諦め 麦飯にしようと思う」っと
そう 言い出したらしい･･･
研究室で 酒飲みながらの ヨタ話だったけど
「馬鹿やろめ！ 将来 国を背負って立つであろう 東大生が
麦飯なんぞ 喰えるか！」っと
(当時は 銀シャリ伝説がまかり通り
「貧乏人は麦を食え」と言った政治家がえらい目に遭った時代
それと 「みてくれが悪い」 ことには 敏感な方だったから)
どちらかというと 話の中身は
伝説がらみの 武勇伝ではなく 明らかに方法論で
「東大ＯＢが どこの省庁に どんだけいるか
考えんでも わかろうが！」
その ＯＢに 片っ端から会って
膝詰め談判で
かくかくしかじか 次代を担うであろう後輩たちに
麦飯ではなく
銀シャリを 食べさせてやってくれろ と 言って回れば
誰か 何とかしてくれるだろうが！
ソレも判らんヤツは 寮長なんぞ するな！ っと
すぐさま 話が通り １０日もせぬうちに
トラック横付けで 白米が届いたと･･･
酒も入ってましたから
「してやったり」 (今風には「どや顔」) の顔が
目に浮かんだので ありました･･･
教授が ちょうど 今のワタシくらいの年齢の頃のハナシ
出来ないと 思うヒマがあるならば 出来る方法を 考えよ
っと 天からワタシに言ってくれたのだと そう 思う
独立開業した時も
「いやぁもう 借金返すだけでイッパイいっぱい っす」 っと言ったら
「返せるなら十分じゃねぇか 返せねえヤツだって ゴマンといるぜ！」
っと 返されたし
卒業時の色紙に 「木を見るな 森を見よ」 っと
書いてくた 教授ですから･･･
さて はっきりしない天気が続きそうで
毎日 折りたたみ傘 を 持ち歩け っと･･･
どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように！
そして 毎日笑顔がありますように！
本日のＢＧＭ
ちょっと渋め･･･
