「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

城下町のおひなさん 2

2016年02月21日 | 町のイベント
伊賀上野では昨日から城下町のおひなさんがスタートしました。
市内の各所でおひなさんが陳列されています。

旧沖森邸では古雛の展示が。



そして珍しい「雛萬歳」が芭蕉の句とともに飾られていました。

「やまざとは まんざい遅し 梅の花」

伊賀地方では、正月に出発した三河万歳師が、立春も過ぎ梅の花が咲くころにやってくるという意味です。
万歳師が訪れて、伊賀地方にもようやく春が来るということでしょうか。

<私の子供の頃には、まだ万歳師が家に来てくれました。>



そして右横の花器は手筒花火の竹筒が利用されていました。



宮崎屋さんのお店には御簾に隠れたおひなさまが。



赤井家住宅では、
「こどもなりきりおひなさま 家族で写真を写そう」が開催されていました。



地場産業の伊賀くみひものおひなさんの展示も。




入交家住宅では、手づくりアートのひな人形展が。





旧武家屋敷の雰囲気とマッチした幻想的な展示です。





焼き物のおひなさん。





建具細工と型紙のコラボ。



今風の顔をしたおひなさん。



たくさんの料理を前にしたおひなさん。



バルーンのおひなさん。



毛糸のおひなさん。



本日紹介したのは、ほんの一部です。

興味を持たれた方は、是非とも伊賀上野まで見に来てだ~こ。
3月3日迄です。