甲府市観光課スタッフBLOG

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歴史と自然と文化が楽しめる要害山に登ってきました。

2013-08-12 10:49:12 | イベント情報
7月22日のブログでもお伝えしましたが、要害山に登ってきまして
歴史あり、自然あり、文化ありのフルコース。要害山登山コースを皆様にもご紹介します。
深草園地を出発し深草観音 → 岩堂峠 → 要害山山頂 → 積翠寺というルートです。

9:20 深草園地を出発し、深草観音方面を目指します。1本道なので迷うことはありません。


9:35 要害山山頂と深草観音方面への分岐点。看板と一緒にハイキングマップもあります。

 

要害山山頂方面と深草観音方面の分岐点から、深草観音までの登山道は幻想的で、心癒される感じがします。そして、何かの映画のワンシーンに似ている様にも感じました。



10:10 深草観音到着。ここでワンポイント 「深草観音について」
 高い岩壁を穿ってつっくられた観音堂で、甲斐国観音霊場六番札所として、別名、岩堂観音とも呼ばれています。創建は746年。以前は観音堂の中に本尊が安置されていましたが、現在では、瑞岩寺に保管されています。本尊の高さは1寸8分(5.4cm)と小さいものですが、33年に一度開帳される秘仏となっています。また、毎年4月17日には当地で大祭が開かれ、県内外の信徒祈願者の参詣でにぎわいます。

 

10:20 深草観音を出発。岩堂峠を目指します。岩堂峠は甲府市と笛吹市春日居町の境界となっていて、標高912mです。

 

右上の写真は蚕種石室跡です。この相川地域では養蚕が盛んでした。当時は冷蔵庫がなかったため、この山かげの石室で蚕の種を保存していました。

10:40 岩堂峠到着です。



10:50 岩堂峠を出発し、要害山の山頂を目指します。

 

12:10 要害山山頂に到着。標高780m。要害山は山全体が「要害城」という山城となっています。山頂の主郭には規模の大きな建物が存在したものと推定されています。また、要害城は保存状態がきわめて良く、記録が豊富に残されているなど、戦国期の山城の様相を今日に伝える貴重なもので、平成3年には文化財保護法に基づく国の史跡として指定されています。当日も、山城を歩くのが趣味と言う方に出会いました。

 

13:00 要害山山頂を出発し、積翠寺温泉「要害」を目指します。要害山の中腹には、武田不動尊が有ります。



13:30 積翠寺温泉「要害」に到着。

  

13:40 積翠寺到着。積翠寺の庭園と信玄公ゆかりの井戸を拝見させていただき全行程終了。

  

このコースは本当にオススメします。深い緑の中に、幻想的な光景が視界に入り、深草観音への信仰者のためだろうと思われる、石に彫った案内塔がいたるところに立っている。その石塔も苔に覆われ、歴史を感じます。一度行ってみてください。そこには感動がまってます。編集者Iでした。次は、「滝戸山」に登ってきます。報告をお待ちください。