甲府市観光課スタッフBLOG

甲府市観光課スタッフが市内の観光スポットやイベント情報など、甲府の魅力を発信します!

謀反騒動の小山田信茂、甲斐善光寺を逃亡!!

2016-01-26 15:53:45 | イベント情報

武田勝頼を裏切った、小山田信茂 が 織田 軍に処刑されることになった【甲斐善光寺】に行ってきました


NHK大河ドラマ真田丸の第二話では、小山田信茂(温水洋一)が、

織田信忠(玉置梨央)と滝川一益(段田安則)に処刑を言い渡される、というシーン、あの場所です


温水さんの名演もあって、

「裏切り者!」「許せない!」との声が多かった小山田信茂・・・


じつはあの後


夜半警備のすきをみて逃亡していたのだそうです


甲斐善光寺の住職のお話によると

「逃げ出した小山田信茂は、善光寺のお寺の縁の下に隠れこみ、ひそんでいたところを、警備にまわっていた、大泉坊(だいぜんぼう)という強力の山伏にみつかって、ついに討ち取られる・・・」という最期となったのだそう

住職にこのお話を聞いて、思わずクスッと笑ってしまいました
こういう人間味のあふれるエピソードを聞くと、一気に親近感がわいてきます。

甲斐善光寺の裏手(善光寺町北原)にあるぶどう畑の一角に、小山田信茂の首塚(墓)があります。


武田24将の一人として武田家を支え、最期は武田を滅ぼすことになる。


小山田信茂・・・なにか惹きつけられるものがありました。


甲斐善光寺
http://www.kai-zenkoji.or.jp/


武田勝頼の最期、そして、そのあとは・・・

2016-01-20 11:41:19 | イベント情報

NHK大河ドラマで真田丸、第2話目で武田勝頼は甲州市大和町の山中で自害されました・・・

そして・・・その首級は・・・滝川一益・織田信忠の手により甲斐善光寺で小山田信茂の前に・・・と、描かれていました

その後は京都六条河原で、さらし首にされた後、京都妙心寺で供養されたと伝えられています。武田家当主、甲斐の国守が・・・あまりに惨い最期です。


当時、このことを伝え聞き、私たちがいま感じている勝頼様ロス(真田丸にもう平岳大さんの出番はないのか・・・という哀しみ)より、

もっとずっと辛く、悔しい、やり切れない思いをして、ある行動に至った禅師の話が先日ご紹介した【法泉寺】に伝えられています


法泉寺ばなし「首級牛蒡(しゅきゅうごぼう)」

勝頼公の最後を知った法泉寺の快岳禅師は、首級を甲斐の地に持ち帰ろうと決心します


そこで、武田信玄とかかわりが深かった、妙心寺の南化和尚に相談して、ひそかに首級を奪い、甲府の法泉寺に向かうのですが・・・

やっと着いた法泉寺は、織田勢の陣所にとなっていて、警戒がきびしく、首級を持ったまま中に入ることは、とてもとてもできません

 

しかたがないので、快岳禅師は寺の北、山奥(上帯那)にある、三上家を頼って、身を寄せます


ところが・・・

快岳禅師の動きを怪しく思っていた織田の家来は、彼の行動に目を光らせてあとを追っていたのです


ようやく持ち帰った勝頼公の首級を、織田方に見つかりそうになった快岳禅師は、

とっさに三上家の縁の下にあった、ゴボウの俵の中に隠して、あやうく難を逃れたのだそうです


織田の家来が去ったあとに、快岳禅師はもっと山の奥深くへ向かい、首級を守り続けます


・・・やがて時がたち、この年の6月、機が訪れました


織田信長が本能寺の変で明智光秀滅ぼされ、織田勢が法泉寺を引き払ったことをたしかめて


快岳禅師は急いで寺に首級を移して、境内に勝頼公を葬りしたという、法泉寺に伝わるお話です。

※通称「けこみ牛蒡」ともいわれています。

このいわれをもとに、いまでも正月2日、三上家は法泉寺本堂の縁の下にゴボウの束を投げ込んでから、新年のあいさつをするそうです


法泉寺、甲斐善光寺など、
武田三代の盛衰体感する歴史モデルコース
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/tokushu/documents/13kf_hst-0506.pdf

 

勝頼様ロス&勝頼様スピンオフ放送期待!の声がネット上でも、巷の話題でも高まっています!

また、勝頼様に会えることを期待したいですね



#勝頼様ロス #真田丸 #武田信玄 #武田勝頼 #NHK #善光寺 #法泉寺 #滝川一益 #小山田信茂 #平岳大


【法泉寺】勝頼公のお墓参りに行ったら、想像以上の歴史スポットだった!

2016-01-15 15:06:57 | イベント情報

NHK大河ドラマ #‎真田丸 の #‎勝頼公 人気にアヤカロウと、まずは菩提寺【法泉寺】にお墓参りに行ってきました!本堂脇の道を上っていくと、正面に勝頼公は眠っています。

田野の地で自刃した勝頼公の首級は、織田の手で京都の妙心寺(法泉寺本山)に葬られます。それを法泉寺の快岳禅師が「当主のお墓が京ではあまりに遠すぎる」と、苦労してこの地に移したとお寺には伝えられているそうです。

 

この快岳禅師のお話は、また後日!

法泉寺を訪れたとき、運がよければ、お寺の方に話を聞くことができます。そのときは、ぜひ、ぜひ、ぜひ、本堂を見せてもらってください!!

なんと、本堂には、よく目にする"勝頼公の画像"や”勝頼公の古文書”など歴史好きにはタマラナイお宝があるのです!!

 

方丈さんやお寺の方がいらっしゃったら、お願いしてみてください!きっと、興味深いお話が伺えますよ!

【法泉寺】
http://www4.nns.ne.jp/pri/hosenji/
住所:甲府市和田町2595
緑ヶ丘スポーツ公園の近くに位置します。
アクセスは、甲府駅南口(9番乗りば)からバスで15分
北中入り口下車して、徒歩20分です。

武田勝頼
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/we…/rekishi/katsuyori.html

※ちなみに法泉寺は #‎徳川家康 !!によって勝頼公の菩提寺となりました。


日本一の気品・風格「甲州だるま」

2016-01-14 11:09:49 | イベント情報

みなさんのお家にはだるまがありますか??山梨のだるまは甲州だるまと呼ばれ、毎年二月初旬に行われる「大神宮祭」「厄除地蔵尊祭」などの縁日で売られる招福物・厄除けの縁起物です。約400年の歴史が刻まれた甲州だるまは、武田信玄公をモチーフにしたともいわれ、気品・風格は日本一と称されています。今回は、一昨々年亡くなった甲州だるま職人の乙黒さんのあと引き継いだ大沼さんのもとを訪ねました。

 

甲州だるまができるまで

まず原型をつくります

木型に短冊状の張子紙を湿らして貼り、型を取る


彫りが深い、鼻が高い、目が横長の楕(だ)円形であるといった甲州だるまの特徴は、この木型が要ですね。

張子紙を短冊にして張り合わせることも、甲州だるま特有だそうです。

乾かす

ふのりで張子紙の継ぎ目を抑える

乾かす

背割り(切り開いて木型を出す)

膠(にかわ)で張り合わせる

乾かす

粘土で形成した丸い土台に固定して原型が完成

 


ここから色をつけていきます

 

白い粉と膠を調合したものを塗り、強度を高める

乾かす

固まったら全て朱色を塗る

隈取を重ねて絵付け

黒墨で顔を書く

眉毛・顔髭が鶴亀の格好を表し、だるまの大きさに関わらず同じお顔であるということも甲州だるまの特徴なのだそう。

最後に金を入れて、やっと、完成です。

 


なんとも骨の折れる工程です

大沼さんはどの工程も大変丁寧に、慎重に作業を続けていらっしゃいました。


「木型や筆などの道具や、紙や糊などの材料も、

作り続ける職人さんいなければ耐えてしまういわば伝統工芸品。

そのどれか一つが欠けても甲州だるまは作れません。」

大沼さんは、先代から引き継いだ木型を修繕や、市川三郷町からの張子紙仕入れ、などだるま作りを通して、伝統を守るとはということを感じているとおっしゃっていました。

いまは、石井さん、中田さん、織田さんが大沼さんと一緒に甲州だるま作りをされています。だるまを愛するみなさんの手で山梨の伝統が継がれていくようです。

 

一つ一つに願いを込めて、守り続ける「甲州だるま」

ぜひ手にとってみてください。

 

今年の大神宮祭は、2月3日(水)夕方から、塩澤寺厄除地蔵尊祭は2月13日(土)正午から14日(日)正午までの開催です。


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【景品交換再開】戦国宝探しゲーム1月31日まで開催中!

2016-01-04 09:54:47 | イベント情報

明けましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願いします

本日より、甲府市観光案内所・観光課(市役所8階)ともに新年の業務初日を迎えました。

昨年よりひきつづき開催中の「KOFU×戦国BASARA戦国宝探しゲーム」の景品交換も再開しております!

奮ってご参加ください

http://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/index.html

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