⚫ときど記(深夜)
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深夜と言いたいところですが...
早朝4時半、娘のiPhoneを初期化することに成功しました。
昨夜の記事にも書きましたが、もう少し詳しく詳細を書きたいと思います。
娘の話は、iPhoneにショートメールが届いたので見ると、ある宅急便業者の名前で、
宅配したけど不在だったため、荷物を持ち帰りました。
という連絡があって、書かれていたURLにアクセスをしたら、iPhoneが乗っ取られて、パスワードも変更されてしまった。
バックアップは取らなくていいから、出荷状態に戻して欲しい。
そこからの設定は自分で出来る。
というものでした。
しかし、本人には話していませんが、我が家のおバカは、更におバカなことをしたと思われます。
それは、Apple IDやパスワードをURLの先で疑いもせずに入力したことです。
だから、乗っ取った相手はパスワードの変更が出来たというわけです。
おバカ娘に話しました。
宅急便の業者はね...
留守で家に誰もいない時に、ショートメールは絶対に送らないよ。
不在連絡票って紙にいませんでしたと書いて、紙を置いていくの。
だから、ショートメールで宅急便の連絡は絶対に来ないの。
ショートメールは佐川急便と書いてあってもクロネコヤマトと書いてあっても詐欺だから、絶対に無視すること。
と教えてあげました。
目的は、iPhoneの出荷状態への初期化だったのですが...
まさかこんなに大変な思いをするとは...
娘のもう1台のスマホに届いたAppleからのメールには、
iPhoneをリカバリーモードにして、パソコンにつないで初期化する
と書かれていて、リカバリーモードの設定方法が書かれていました。
しかし、爺も娘もリカバリーモードのiPhoneを見たことがないので、どんな画面になるのかもさっぱり分からないし、パソコンにつないでどのように初期化するのかも分かりませんでした。
爺のスマホで調べると、iPhoneの初期化の方法はいくつかあることが分かりました。
1.本体の設定から初期化する
設定から初期化するためには、Apple IDとパスワードが普通は必要です。
今回はパスワードを変更されていたため、パスワードが分からない方という所から初期化してみようとしたのですが...
どうやってもうまくいきませんでした。
2.別のiPhoneから操作する
もう1台のiPhoneから、無くしたと同じ扱いで問題のiPhoneの場所を調べ、ついでに初期化する。
この方法も試しましたが、パスワードの壁があり、分からないことを前提に作業を続けたら、下2桁の番号が3つ書かれた画面が出て...
認証のためにこの下の2桁をヒントに、認証登録した時に設定した電話番号を入力しろ。
というメッセージが出ました。
おバカちゃんは全く覚えていません。
この方法も失敗しました。
3.パソコンのiCloudから初期化する
結論から言うと、失敗しました。
そもそも爺は、iCloudが何かも分からない所からのスタートでした。
これがうまく行かなかった理由は、パソコンでiCloudの環境がうまく作れなかったからです。
4.パソコンのiTunesから初期化する。
これでうまく初期化出来たのですが...
めちゃめちゃ大変でした。
爺にとって、iTunesというソフトはいらない迷惑なソフトでした。
パソコンを起動する度に、使わないのにiTunesの最新版があるからアップロードしませんか?と聞いてくる迷惑ソフトでした。
が、このiTunesというソフトは、Apple製品をコントロールしてくれる、iPhoneユーザーだけでなく、Appleユーザーにとって大切なソフトだったのです。
難航した最大の理由は、リカバリーモードの画面表示が一定時間なのか、途中で突然消えてなくなるという問題があったからです。
恐る恐るiPhoneを開くと初期化されていません。
パソコンにはUSBコードで接続していたので、コードを抜き、コンセントへ。
再度リカバリーモードにして、パソコンにつないだら...パソコンがiPhoneを認識しなくなりました。
途方にくれた爺は、妻のパソコンを起動し、妻のパソコンにiTunesをインストール。
妻のパソコンにつないだら、iPhoneが認識されました。
が、全く同じでリカバリーモードが消えたため、コードを抜いてコンセントへ。
再びリカバリーモードにして、パソコンにつないだら...
妻のパソコンもiPhoneを認識しなくなりました。
なんで( ˘•ω•˘ )?
スマホで色々調べて、あれこれ試しますが、うまく行きません。
清光したのは...
もはやパソコンの知識がある程度は人にも分からない方法でした。
もちろん、爺も知らない方法でしたが、ネット様が教えてくれました。
iTunesを終了すると共に、ケーブルの接続を解除。
Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き「services.msc」と入力して実行。
サービスコンソールが開くので「Apple Mobile Device Service」を見付けて右クリック。
スタートアップの種類を自動にします。
それから、サービスの状態を「停止」し、再度「開始」にしてからパソコンを再起動。
iTunesを起動して、iPhoneをつないだら、無事に認識されました。
再び「復元」作業を開始しましたが...
ここで娘が
「お腹すいた。夕飯食べていないんだ。」
と。
身重の娘に腹へりは敵です。
復元作業をしながら、娘を車に乗せてコンビニへ。
夜食を買い出し帰宅すると、再びリカバリーモードが消えていました。
ここで爺、気づきます。
パソコンからそのまま電源供給してるじゃん。
パソコンにつないだまま、リカバリーモードの設定をすると...
画面が変わりました。
Appleマークの下に、進行状況を表すゲージが出たのです。
パソコンにダウンロードしたデータの転送が始まりました。
ここまで来れば一安心。
転送が終わるのを待って様子を見たら、iPhoneが再起動して、iPhoneの中で設定が始まり...
無事に出荷状態に戻りました。
実に8時間半の格闘でした。
疲れ果てて、娘と一緒に眠ったのですが...
眠剤を飲んでいないので90分で目覚めました。
爺、潔癖症ではありませんが、毎日風呂に入って歯磨きをのんびりしないと気が済まない性格で...
水風呂に入りながらこの記事を書きました。
何故、こんなに面倒な話を記事にしたのか?
それは、同じ境遇の人が必ずいて、高いお金を払ってお店で直している人がいると思ったからです。
色々調べましたが、あちこちに情報がありましたが、情報は、それぞれ親切に書いてあっても、つまづきながら全てを網羅して記事にしたものが、全くなかったからです。
近い将来、同じことで悩んで、ネットで調べた人の猫の手になるために...
この記事を書きました。
眠いです!
妻もそろそろ帰る時間なので、風呂から出ようと思います。
追記
リカバリーモードの画面、どこにも出ていませんでした。
これがiPhoneのリカバリーモードの画面です。
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