東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

擬態を見破る!

2025年01月08日 | トンボ
上京中のK君とオツネントンボとホソミオツネントンボを探しに多摩の生息地へGO〜先ずはオツネントンボを捜索。12月上旬に観察した周辺を丹念に捜索したが...ん〜発見には至らず。寒冷地の越冬例のように何処かに潜り込んでいるのか?東京は温暖なので潜り込むまでには至らない気がするけれど、真相解明にはまだ時間が必要。オツネントンボは次回にしてホソミオツネントンボ探しにチェンジ。
この日の東京は久しぶりの曇り空で現地は時々小雨。放射冷却現象は無く、それでも気温は低く低コントラストなので、ホソミオツネントンボを探すにはグッドコンディション。

早速、K君が撮影している最中にある越冬環境の風景。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

ホソミオツネントンボに魅了され止まないのはトンボと言う概念を遥かに超えた越冬スタイルにある。

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

上下左右自在な体勢になり完全に植物の一部に成り切ろうとする越冬スタイルはトンボの芸術作品。
越冬三種の中でも随一を誇る素晴らしさだ。そしてこの擬態を見破るのがまた最高に楽しい。

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

越冬場所は産卵、発生水域に隣接した林。植物が密生して薄暗い場所よりも、樹間が広く確保され陽当たりが良い林内と、それに隣接するブッシュをより好んでいるようだ。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

越冬位置は地面付近から目線よりも上までに至る。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
低木の枝先、ツル植物、枯れたオオブタクサ等、柔らかく風で揺れる様な植物を選択しているのは、
捕食者である天敵の野鳥が止まりずらい場所をあえて選択している様にも感じられる。

手前と奥にもオス


Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

この日に発見できたのは撮影をパスした個体も含めてトータルで3オス13メス。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
何故かオスの割合が低いけれど幸先の良い成果。またオツネントンボも含め極寒の週末に探したい。

ホソミオツネントンボの生態を更に知りたい方は下の記事をご参考にして下さい。
ホソミオツネントンボ(越冬の魅力に迫る)
ホソミオツネントンボ(越冬明けから秋までの魅力に迫る)

撮影日:1月3日


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