息子から父親への手紙

施設で暮らす夫が数日前から熱が下がらないので心配をしていました。
今回も職員さんから「入院」という言葉が出てしまいました。
私の見る限りでは、そんなに悪いとは思えないのです。
今日も朝一番で見舞いに出かけました。
職員さんが飛んできて「熱が下がりました」と報告が有りました。
お世話して下さるので丁寧にお礼をいいました。
そして看護師さんが、ドクターの指示を仰ぎ、病人に負担が少なくて済むように
お願いをしました。

壁に手紙が貼り付けて有りました。
長男が父親の誕生日に向けて書いて郵便で送った手紙でした。
珍しいな～と思い、読ませてもらいました。

息子として父親に何もしてあげていない詫びと、子供のころ家族で行ったキャンプ、
釣りを楽しんだ事、カブト虫の捕り方を教わったこと。
初めて家を離れて、会社の寮に入ると決まった時、二人だけで居酒屋へ行きお酒を飲んだ事など、
思い出をつづってありました。
現在、中学生の息子の反抗期に手を焼いていて、父親の気持ちが分かるのと同時に、
自分は子供のころ、どうだったのか？振り返るいいチャンスになったようです。

一通り読み終えて、私たち両親に育てられて極々平凡では有るが正しく生きている事に
親として、この上ない喜びを感じた一瞬でした。

牡丹苑にて

上野の牡丹苑・・・はる祭り


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

法隆寺・・・祈りとかたち

　　　　　　　　　　東日本大震災復興記念・新潟県中越地震復興１０年

昨日の事です。いつもの事で、朝になって今日は「上野の美術館へ行って来よう」
決めたら早いのが私の特技？チケットも手元にあるのです。
ただ今日は土曜日混むだろうな～そんな心配も頭をかすめただけで、もう決めていました。

上野駅を降りた人の波は「キトラ古墳」の会場へ向かう人が多く、
芸術大学のあと私も「キトラ古墳」も鑑賞しようと思っていました。

法隆寺の出品作品は、丁寧に鑑賞して周りました。
仏像の前に立つと心が安らぐのが不思議です。

外に出て国立博物館に向かいました。すごい人の塊。
キトラ古墳展は１８日で終了です。土・日は特に込み合います。
入館に１時間、作品まで３０分と入口でアナウンスしています。
私の考えが甘かったのです。
炎天下並ぶ元気は有りません、来週は予定も有り・・・諦めます。

久しぶりにぶらぶらと歩いて大道芸を観たり、お花の写真を撮ったり、いつも素通りしていた甘味処に寄り「三色だんご」を頂きました。
帰り際「牡丹苑」にも寄りました。お花は次回にアップしたいと思います。
こうして小さい一人旅が終わりました。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　阿弥陀三尊像

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

めがね

今年のGWは、息子や孫たちは一人も埼玉には帰省しなかった。

いつも忙しい数日を強いられていたが、今回は気が抜けるくらいのんびりと過ごした。

身体の疲れもさることながら、我が家の財布も安泰であった。

パソコン、テレビなど大きい買い物もしたがなんとかバランスはとれている。

今年は少しだけいい事が続いている。人生そんな甘いものではない事もわかってはいる。

こういう時こそ気を引き締めていかなくては。

そうは思いながら、欲しいものが有る。メガネが欲しいのだ。

日頃、目には気を附けている。思い切って作ることにした。

検眼の結果（白内障なし、緑内障なし、網膜剥離なし、老眼あり、乱視少々あり、視力０。７）

福沢諭吉が数枚で出来上がった。この世で作るメガネは今回が最後だと思っている。

脚と歯と目・・・容姿は無残に変わったが、よく歩き、よく噛んで、最小限物が見える

これぞ幸せと思える三原則ではないだろうか？

オダマキの花

今朝、関東に地震が有りました。
まだ布団の中にいて「止めて、止めて」と叫んでいました。
いずれ大きな地震が起こるのでは、と覚悟はしていてもやっぱり怖いです。
庭の花たちは何事もなかったように咲き誇っています。
オダマキの花が綺麗です。