3年前、私が手術のため荷物を準備していた頃マル子ちゃんは体調を崩していた。
生まれて21年と5か月の間、私との生活が長かった。私が入院をする前日にマル子ちゃんに言つて聞かせた「私が帰って来るまで死んではだめよ」そして3か月の入院後無事に退院して来た。数日後朝の6時に外へ行きたいとガラス戸の前で開くのを待つている。開けてあげるとよろよろと歩いてお散歩?に出て行った。
その日を最後に戻って来ない。息子と二人で探したけれど見つからない。猫は命尽きる時は姿を隠すとか言う。帰つて来てほしかつた。今でも逢いたくて思い出す。