Oさんから魅惑の清朝陶磁展の招待券と立派な図録をいただきました。
彼女から学芸員の説明のある日に行ったらよくわかると言われたけれど
バタバタ貧乏は忙しくて25日に義妹を誘って行きました。
江戸時代は鎖国と思っていましたが中国からは清朝陶磁器が入り、模倣して
伊万里・有田焼が始まりました。はじめは模倣だったが器用な日本人は
さらなる高みを目指して研鑽し、美しい陶磁ができあがっていました。
隠れキリシタンがマリア像として崇めていたと言われる白磁の観音像も
当時を思い出させるものでした。
藍色の深みが好きで今でも食器として使ってみたいと思うものも多く
きれいな色彩・ユーモアのある動物の描かれたもの・ウエッジウッドの
元となった水注など興味深いものもありました。
鍋島焼の色絵染付の文皿は鮮やかな色絵がきれい!!!
青木木米の白磁の急須も品がありきれいです!!
明治に入り十代今泉今右衛門の見事な瓶(図録左下のひょうたん型の瓶)
にも感動!
今展覧会の目玉と言われる宮廷用の陶磁器を専門に生産している
中で「琺瑯彩梅受樹文盤(ほうろうさいばいじゅもんばん)」は清朝
陶磁器の中で最高級品だそうです。
皇帝・皇后が何重にも不老長寿の吉祥に囲まれているという
「豆彩龍鳳文盤」は図録右下の大皿です。
心洗われたひと時でした。
帰りはコージーガーデンでイタリアン料理をいただき心もおなかも
満腹になりました!!
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