ここずっと、ニュースがヤイノヤイノと煩くて、まったくファローしてなかった眞子さんたちの事。
アメリカに来ると言う事がどうやら現実味を帯びてきて、ニュースをチラリと読んだりしている。
眞子さんたちの結婚に対して、まったくの部外者の私ごときが色々と言う筋合いではない。意見を求められるなら、言いたいことは山ほどある。でも、もういいではないかと思っている。こうなってしまった以上は、今後の二人の平穏無事な生活を願ってあげるしかない、と言う思いでいる。
圭さんのNY州弁護士資格試験合格、不合格にしても、眞子さんが国際免許取得する、しないにしても、そんな細かい事を逐一ファローしては色々と意見を述べたてて、視聴者の気持ちをあらぬ方向に煽るがごとくなメディアは、相手にしないが一番だと思うわけだ。もう、彼らは一般人なのだと、私達が思ってあげなければならない。
苦しんだ末に、人はあらぬことを考えたりするものである。彼らはもう、十分苦しんだのではないだろうか…。
NYは、アメリカの弁護士資格を取るのが難しい州と言うのが一般的な捉え方で、NYで試験が受かればNJでも弁護士ができる様に、NY州とNJ州は、連携をとっている州でもある。アメリカの経済の中心と言われるNYと、NYのベッドタウンのようなNJで弁護士ができれば仕事にあぶれる事はあまりないかもしれないわけで（もちろん本人の技量が問われるが）。
学びの先にフォーダムを選んだのも、そもそもがNYで仕事をしようと言う思いからであったことには間違いないだろうし。地元の卒業生を優先的に雇用するケースはあるらしく、知人の娘さんがおつきあいしている男性も、この春フォーダムを卒業して、弁護士試験結果を待っていると言っていたが、彼もすでにNYの弁護士事務所への就職が決まっていると言う話で、初任給は2万ドル（年間）で、これが法学院新卒の大体の平均給与らしく、日本で報道されている通りである。
弁護士資格を取るのに、落ちる事はもちろんある。日本から留学して法学院で学んだ学生が、他の現地の学生を押しのけてパスすると言う事の方が、私的には？と思えてしまう。一度くらい落ちておく方がいいのかも、なんてね。また、受ければいいわけだから。日本では弁護士になるのは、すごーく難しいと言う感覚があるけれど、アメリカはそれに比べればかなり簡単で、その気持ちさえあれば、弁護士になれる、と言うように聞き知っている。はいて捨てるほど？法学院もたくさんあって（ピンからキリではあるけれど）州によって資格試験の難易度がまちまちで、NYで難しければ、他の州で弁護士をする手もある。
眞子さんの国際免許にしても、一応はとっておこうと言う頭からだろうし、まさか、マンハッタンで運転しようなんてことは、考えていないはずだ。こっち暮らしの人間でも、マンハッタンに車で行くと言う事は、ふつうあまり考えない。バスや電車を使ってマンハッタンまで行けば、後は地下鉄やイエローキャブ、ウーバーで移動するのが良策だからだ。
そう言う私自身は過去に数回、マンハッタンまで乗り入れた経験があるけれど、一方通行の道路に、右折禁止の交差点、信号無視して車を恐れない歩行者に、突然現れる工事中の通行止めやらで、グルグルと迷った挙句、目的地にたどり着くのに、歩いたほうが早かったかと思うような事にすらなる。朝と夕方のラッシュアワーになると、マンハッタンからNJ州にアクセスするブリッジやトンネルに向かう道が素晴らしい混みようで、マンハッタンに行って帰ってきたあかつきには、疲れ方が尋常ではない。ましてや、路上に車を止めてどこかになんてことは、最初から思わない方がいい。駐車場を探すのは至難の業で、有料駐車場に高い料金を払うしかないことになる。なので、マンハッタンに車で行くとは考えないのが普通なのだ。
もし、彼女たちが、マンハッタンでは暮らさず、クイーンズやブロンクス、こちらNJで落ち着くなら、車は運転できる方がいいけど、こっちの運転免許の取得はすごく簡単で、練習もほどほどにとる事ができるから、あまり難しく考えなくてもいい。
アメリカに来て身辺の警備はどうするのかってことは、真っ先に私も考えた事ではあるが、そんなことであきらめるような結婚では最初からなかっただろうから、周りが反対すればするほどに、なかば意地になって一緒になったような二人なら、その意地で最後まで添い遂げて頂きたいと、思うばかり。
皇室に迷惑をかける事のないように、日々、慎ましく過ごされるでしょうけれど、友達も作って、好きな事をして、一般人として、ごく普通の暮らしができますように。そうする事が、これだけ世間を騒がせた彼らができる事、幸せになって、騒動の火種を作らない努力、メディアも彼らをそっとする努力、そうできる事を願っています。
日本の選挙結果も気になり、11月2日のこちらの選挙も気になる、ハロウィーンを明日に控えた雨の土曜日の朝に。
