2月5日のマージョリー・グリーン議員のスピーチの映像を見て、
「いいスピーチだ…。」とつぶやいた私に、
長男は、突然怒るんですね。
「彼女は、過去にどんなことを言ってたのか知ってるの?昨日の議会の場では、そりゃあ、うまく話しただろうけど、それまでは自分の非を認めなかったんだ。」自分は、彼女が嫌いだと言うではないか。
また始まった…。
今時の若い世代が、SNSで蔓延しているキャンセル文化を、いかにもと言う態度で受けとめている事を、見過ごすことができないと思い、今回ばかりは面と向かって話をしました。
人は間違いを犯す、失言もする、彼女が民間人であったころ、何を言った、何を信じたと言って、その言葉を切り取り、それを持って彼女の今を審判するのは、私は間違っていると考える。
過去の間違いを認め、改めようとする人を、同じように間違いを犯してきた同じ人間がどう裁くことができようか。
アメリカ建国の父ワシントンや、奴隷解放の為に闘ったリンカーンが、人種差別家と言われて、現在の世の中で責めを負う、これらが正しいことだとあなたは思うの?
過ちを犯した人が、社会復帰の道を与えられなかったらどうする、彼女は犯罪を犯したわけではないが、同じこと。
あなたが過去に何を言ったからと、あなたの現在、そして未来がキャンセルされたら、どうするの。人は言葉で失敗する。しかし、その言葉がその人の人格の全てではないと私は思ってるよ。
人の言葉尻をとらえて、「あの人がこういった」と、その言葉に固執する人は、とかく人間関係を悪くする。その言葉の背後にあるその人の感情や気持ちを読む努力をすることが大切。
どうして、あなたと私がこう何度もぶつかるのか、その理由がわかる?
グリーン議員のせいで、母親と自分が分裂してしまったとは言わせない。私がトランプを支持すると言ってから今まで、いつも貴方が私を否定してきた。一方的に怒った。私の意見を認めようとしないあなた自身に問題があるのではないかと、考えてみる必要があるのではないか…。
いつか私に、トランプのせいでアメリカが分裂すると言ったよね、それは違うと思う、トランプを認めたくない(あなたの様な)人達が分断を作り出している事を知らないといけない。
あなたの様な態度をとる事が、今のアメリカから言論の自由を奪う事になっている。あなたが怒るから私があなたの前では何も言えなくなるとしたら、それは恐怖による支配と同じ、キャンセル文化は共産主義を根源にする、
「許しのない文化なんだよ。」
赦すこと。
赦しのない世界は分裂と恐怖を生むだけ。
人を赦す心は美しいが、人を責めてキャンセルする心は醜い。
私は、あなたに
「そんな人間になって欲しくないと思っている。」と伝えたのでした。
心で向き合って、真剣に話せば、通じ合える、そう信じたいです。
その様な会話を色々した後は、しおらしく
「自分が100%間違っていた」と言ってきたので、私も、それならと、仲直りをし、午後には、地元の日系スーパーで彼が好きなゴマのせんべいを買って来てあげたのでした。
子育ては、いつになっても気力、使いますね。
日本のゴマのおせんべい。
日本のお菓子。
左端の米づくしと言うお菓子は、名古屋の若鳩製菓の製品とあります。日系スーパーは、ミツワと言いますが、ここで売ってる日本のお菓子の中で、私が一番好んで買うのが、この米づくし。飾らない昔ながらのパッケージに、素朴な味がたまりません。