感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

アメリカ中間選挙最終結果来月にもつれ込む。

2022-11-12 | 2022年アメリカ政治

赤い波はこなかったと言いたいメディアが多いようだが、

私が中間選挙の結果を見るからには、予想を反した結果とは言えないと思う。

連邦上院の共和党過半数奪還は、可能性があるが確実だとは誰も見てはいなかった。むしろ、下院は取っても上院は落とすだろうと言う見方が多かったと見る。トランプさんが推していた新人候補はその多くが、政治経験のない方が多く、その事に関しては身内からは、それを理由に共和党が苦戦するだろうと言う声が、春の予備選後から出ていた。つまり、問題は上院である。

しかし、赤い波、赤い波と、誰が言い出したのだろうか?選挙前に共和党の追い上げを必要以上に書き立てたメディアを、私としては、冷めた目で見ていたのだ。そう言えば言うほど、身の危険を感じる民主党をより不正に向けて急き立てる事になる。不正は必ず行われる。郵便投票、事前投票をするように有権者に呼びかける毎日の郵便物選挙前広告物の多かったことと言ったらない。すべて、民主党陣営が発行元である。

郵便投票の発送、収拾、カウントをするプロセスの中で、不正を行うチャンスが増える。監視の目が行き届かない過程には、必ず、不正の芽が生まれる。本人が記入し、投函した確証のない郵便投票こそ、不正の温床になる。それを推進する民主党が何を考えてそうしているのか、考えずともわかるのである。

相手候補を貶める民主党候補のユーチューブ広告を毎日のように目にした。グローバル企業やIT関連会社などのバックを持つ民主党の資金は、潤沢であったはずである。その資金をもってしても、共和党の新人候補に、実質、大差で勝てていない。

これが現実である。

ペンシルバニア州でドクターオズ氏が、物も十分に語れない相手方候補に負けた事で、赤い波が来なかったとおそらくは言いたいのだろう。しかし、元々、ドクターオズ氏の当選はかなり厳しめに見られていた。何よりも、フィラデルフィアと言う2020年の大統領選挙で、信じがたい票の集計数のどんでん返しが一夜にして起こり、トランプさんを負けに追いやった州である。どれだけの手段が講じられたのか想像に難しくない。選挙前には、オバマからバイデンから応援演説に押し寄せ、〆は、オプラ・ウィンフリーからの彼を推す推す言葉だ。

それがあっても、接戦で戦ったドクターオズ氏の善戦は、

赤い波と言いたければ、これこそ赤い波であったと私は思っている。

他所でも、政治キャリアのある相手候補の陣地に新人が挑み、相手を苦しめている。これこそ、トランプ効果だとメディアは書くべきである。

 

オハイオ州の連邦上院に出馬したJDバンス氏は、トランプさんが推した人だ。彼は作家で政治素人である。民主党の有力候補ティム・ライアンに勝てるのは彼しかいない、そう言って地元共和党が推す人物ではなく、このバンス氏を予備選前に推薦し、見事共和党候補に仕立てた。そして、その作戦通り、バンス氏は民主党相手候補を抑えて見事に当選している。これは、本当にすごい事だ。トランプさんの影響力をまざまざと見せつけられた最たる例である。

ノースカロライナ州の連邦上院候補、共和党テッド・バッド氏も、トランプさんが推した。相手方民主党候補は、州最高裁の元判事で黒人女性。彼女を州初の黒人連邦上院議員に仕立てようとした民主党と接戦の末、競い勝っている。

フロリダ州のマルコ・ルビオ議員にしてもそうである。優秀な連邦上院議員である彼の3選目を阻もうとしたのは、これまた黒人女性。フロリダ地元出身でオーランドで初の女性警察署長経験者の州下院議員。彼女も州初の黒人上院議員となるはずだった。ルビオ議員は当初かなりの苦戦を予想されていた。危ないとさえ見られていた。しかし、選挙直前のトランプラリーで、フロリダは彼を上院に再選すべきとトランプさんがルビオを推した。彼は、事前の予想を反して相手方民主党候補に大勝している。フロリダは、トランプさんのマーアラゴ別荘がある場所でもある。不法移民を大量に州外に移送することでメディアから批判も浴びている州知事ディサンティスさんも、今回の選挙で真っ先に当選を決め圧勝で再選している。過去にスイングステートであったとされるフロリダ州は、完全な共和党の州になったとメディアも称えていたようだ。

そして、もう一つの激戦州がジョージアである。トランプさんの推した元フットボールスターで実業家のワーカーさんが、相手方候補のワーノックさんと闘って、その結果、得票が過半数に達する人がなく、州の規則で再選挙となったとの発表があった。現職民主党候補にここまで苦戦を強いる新人候補、すごい事である。ややこしい規定がある州なのである。RUN OFFと言う規定により、上位二人の候補で12月6日に再度投票が行われる。3人目の候補が2.1%を得票し、これもあって民主党候補議員が過半数にわずかに及ばなかった。彼の存在も共和党に有利に働いたわけだ。

残すは選挙日当日に投票機が壊れたとか、印刷機がどうとかと訳の分からない理由が持ち上がり開票が馬鹿遅れしているネバダ州とアリゾナ州、共に民主党がわずかながらリードしている。そしてこのジョージアとなる。

新人でここまで民主党を苦戦に強いる共和党トランプさん推薦候補。トランプさんの存在に我々は感謝こそすれ、彼を貶める左翼メディアの報道、恥を知るべきだと言いたい。

ドクターオズ氏を落として、両腕入れ墨のフーディーとジーンズで公式の場に立つ、見るからに悪相のバイデンよりも話せないかもしれない民主党候補を選んだペンシルバニア州は、救いようがない。常軌を逸脱している。ペンシルバニア州の闇は相当深いようだ。わかっていたことではあるが、、、。

この期間、トランプ大統領が何をいかに選挙に投入したか、まとめておられた。

  • President Donald J. Trump has endorsed over 330 candidates this election cycle.
  • President Trump hosted 30 rallies across 17 states over the past 18 months.
  • President Trump hosted over 50 in-person fundraisers in support of candidates up for re-election.
  • President Trump delivered remarks on over 60 TeleRallies and automated calls in support of Republicans.
  • President Trump raised nearly $350 million this election cycle for Republican candidates and Party Committees.
  • Make America Great Again Inc., the main Super PAC for President Donald J. Trump, has spent $16.4 million in 5 weeks in support of U.S. Senate, Gubernational, and Attorney General races across the country.

https://cdn.nucleusfiles.com/95/9527dbf0-6d80-4793-b05b-098ec9c843f0/2022.pdf

 

 

トランプ大統領万歳。あなたの存在がアメリカの左傾化にブレーキをかけている。本当に感謝しています。

 

 

 



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