アメリカは一体、どうなってしまうのだろうか。
ここのとこのニュースは、春先のコロナが始まったばかりの頃の騒動を彷彿とさせる話ばかり。
アメリカは広いからね、コロナが広がるのも時間差があるのだろうと言う風に考えるしか理解のしようがない。
アメリカ全体で、ここのところ、コロナ感染者数の日計が、過去最高を更新していると言う現実、(ここは収まってるけど)他州の事と高を括るわけにはいかない、被害は確実にここにも影響する。数日前に、この近郊の空港では、現在感染者数が増加傾向にある州からの旅行者に全員2週間の自宅待機を指示することになって、7月の頭にワシントン州から帰宅予定だった末の息子が、帰省を中止すると言って来たし…。
テキサスとフロリダが、ホットスポットであると言う話。各州とも一日の感染者数が数千人単位で出ている、1万人とか5千人とかです。特に、盛り場が問題になっているらしい。
そうかと思えば、マスクをつけないと言うデモをするあきれた大人たちもいると聞く。ニュースを見ながら首を横に振ることの多い毎日である。
そんな現状に、テキサスのガバナーは、自宅待機を早く繰り上げたことを、大変後悔していると言う話だ。結局、州の一部閉鎖に逆戻りなのだと。これから、自宅待機、バー、レストランの閉鎖をしても、まだ数日間は感染者数増加するだろうし、ますますもって、私の日本行は遠い話に……。ニュージャージーは大丈夫なんだけど、と言っても、誰も信じないよね。哀しいかな…。
このあたりは、ずいぶん落ち着いてきて、一日の死者数も2桁に落ち、感染者数も3桁を割る日もあるようで、今、2段階、3段階に分けて、経済をオープンするプランが立てられ、ビーチもオープンし、遊園地もそろそろ開くと言う話だ。
しかし、まだ、めったな移動や外出は避けたいところ、未だに家の中に籠り続ける日々。
次女が訳があって、今週末シカゴに飛行機で出かけたけど、飛行場はガラガラで、並ぶこともなくチェックインできたらしい。シカゴがあるイリノイ州は、2週間の自宅待機をする州には外れているが、娘はシカゴから帰宅後、コロナの検査を受ける事にしている。飛行機の旅をしているわけなので、用心するに越したことはないと言う判断からだ。
アメリカの南の州は、気候もここよりずっと暑い。そこでコロナが猛威を振るっていると言う事は、季節関係なしと言う事になる。なんてことだ。
夏には収まるかもと言う予想は全く外れたことになる。むしろ、気候が良くなり、人がビーチやバーや盛り場に繰り出し、パーティーやバーベキューやで、集まる機会が増えちゃって、コロナ感染も増えている始末。
やっと、どうにか先が見えてきたかなーと思っていたのに、振出しに戻った感じの最近のアメリカ、コロナの収拾がつく日はいつになる事やら……。