今朝の新聞に原子力規制委員会は原発事故時の防災計画のモデルケースの提示
を断念とあった。それを受けて自治体は具体的な防災計画を今年の3月18日までに
作ることが法律で定められているのに、自治体は屋根に上がったら梯子を外された格
好になり大きな困惑を招いている。
断念の理由は地域間の格差があり参考にならないから、その代わり作成マニュアルを
提示するから、これを参考に自治体で勝手に作れというものだ。
『凄い、すご過ぎるぞ、規制委員会』
『国も凄い、原発事故の対応できないのに、ベトナムに原発を売り込む。すご過ぎるぞ
Japan』もっと凄いのは東電だ、誰も勝てないほど凄い。下の新聞記事のように、福島原
発の当事者であることを忘れたかのような、責任はないかのような、今後も自分たちだけ
の都合のいいようにしたいようだ。
仮に規制委員会がモデルケースを示したとしても、国や自治体に出来ることは一時凌ぎ
に原発近くから逃げ出す手立てをすることだけなのだ。事故の時に大混乱してもいいと
は言わないが、逃げ出す際の混乱は避けられないとしても一時的なことだから我慢に我
慢するにして、避難先での生活、元の居住地に戻れるかなどなど『課題』なんて生易しい
言葉で語れないことは、今の福島をみれば一目瞭然だ。
逃げる算段ばかりして逃げたら地獄が待っているのではないか。同じことを何度でも言う
が『福島を今もこれからも100%救済できないのに、次に起こった場所は本当に救済できる
のか、出来ないなら福島の二の舞になるから4649とでも言うのか』
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