食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『一年間お世話になりました』

2012年12月31日 17時44分10秒 | その他

チラホラと小雪混じりの生憎の年の瀬となった。車庫を少し片付けてからブリと鯛を持参

して山小屋に出掛け捌く、これも大晦日の仕事になった。2匹捌いて片付けなどしてい

たら、あっという間に昼になり、昼食もソコソコに午後の部に取り掛かる。竹の刺身皿を作

りかけていたのを完成させ、今年一年お世話になった山小屋の掃除。

家に帰り、投げ込み部屋にしている部屋の片付けをして先ほど終了。妻はお節料理に

忙しい、私はそばでパソコン、ポチポチ。

 

ブログにアクセス頂いた方々に厚くお礼申し上げます。

        いい正月をお迎え下さい。

                     約10Kgのブリ

                鯛は5Kg

           刺身皿は2本だけど門松風の仕立、熊笹を敷いて盛り付ける


『餅つきと我が家の忘年会』

2012年12月30日 23時11分43秒 | 日記

小雨交じり天気の中、昼一番から餅つきを始めるための準備は、カマド代わりのメガ

ネストーブの組み立て、釜で大量の湯を沸かし臼を洗った後、臼を温めるためお湯を

張っておく。その間セイロでもち米を蒸す。もち米が蒸されて食べ頃になったら、餅つ

きの開始だから、ここまでの準備に手がかかる。始まってしまうと、餅つき、餅をこねる

仕事、臼の掃除などと細かい作業が続く。そうこうすると次の米が蒸されるので餅つき

と追いまくられる。そうした隙間をぬって、七輪に炭火を入れ用意していた焼き鳥を焼

く。直火で火に近いと焦げるから5cmほど高さのある網置きを使うが、鶏皮を焼く時は

脂気が多いため、それでも火の手により黒くなるから、もっと隙間を開けたり、団扇で

パタパタする。焼き鳥屋で見られるあの光景。

塩味派、タレ派と違うリクエストはしょうがないから受け付けることにして、爺の焼き鳥屋

さんは繁盛してしまう。焼きが始まると孫たちの次のリクエストはスルメを炙ること。何て

ことはないが、野趣味溢れる方法で焼きながら食べる、しかもワイルドにと言う点が、非

日常的で余計に面白さを醸し出すのかもしれない。

午前の準備を終え、これから本番を迎える。そして夕方からは忘年会の開催となる。

午後一番から餅つきを始める。一番手は高校3年になった孫、餅をつく音は以前のペ

タンからドスンに代わり、父親の音をも凌ぐもので、ここでも世代交代を囁かれる。次に

中学2年生の登場、力強さは兄に及ばないものの直ぐに立派なつき手になることは間

違いない。

真打は単身赴任で帰省した婿殿、つく音は風格があり誰もが認める我が家の第一人

者、この座は当分明け渡すことはなかろう。当然のこと、前座を務めた孫たちがついた

餅は平餅、真打は鏡餅と言うことになる。力はないが参加したい小さい孫たちも大きな

杵を手伝ってもらいながら、ぺったんとやる。平餅に加えて,取り餅と言ってついたば

かりの餅を臼の中で食べ頃の大きさにちぎり、黄粉をまぶして黄粉餅を作る。つきたて

で柔らかいし、ほんのりとした甘みがあるから子供たちには人気の一品だ。都合、約

10Kg(6~7升)をつき終えて、早々に片付けをして忘年会の開催になる。

餅つきで少しお神酒をもらい、忘年会で熱燗を少々、話している内に不甲斐なく轟沈し

うつらうつらと目を覚ましたら10時30分、急いで風呂に入りこの場に参加した次第。

明日はいよいよ大晦日。これまた恒例になったブリと鯛を捌き元旦のおせちに添える

準備をして、山小屋と家の最終片付けをすれば夜中の初詣が待つことになる。

                    よいしょと餅つき

                 焼き鳥屋の入門者


『優れもの2点』

2012年12月29日 19時02分20秒 | その他

以前から興味がありネットで調べていた『ソーラー・バッテリー・チャージャー』なる商品、

こうした少しハイテクめいて小回りの利く製品は日本の独壇場だった。そうした製品は改

良を加えられ、機能性を追加、つまり付加価値を上げ価格を上げていき利益確保をして

きた。しかし、そうしたものは不要な機能満載、価格は膨張のパターンでいつしか市場か

ら消えていく。

単機能だと価格が低く利益が出にくいから、類似の製品開発もされなくなる。しかし、そう

した製品を作ってもそれで十分に利益を出せるのが、今の中国だ。

ちょっとした機能でも便利な製品は沢山あるが、そうした製品の大半はMade in China。

アフリカの方にも沢山輸出しているが現地の評価は『安くて手頃な値段。スペックの変更

などもフレキシブル』とよろしい。製品の故障率は多少高くても低所得者でも手が出せる、

これが魅力だと言う。つまり故障は少なく、いい製品でも高価で手にできなければ何の意

味もない製品と同じ、それが今やMade in Japanということだ。欲しい測定器やちょっとした

電子機器を調べてみるとMade in Japanは見当たらない。全てMade in China。

今回、手にしたのはバッテリー・チャージャーで山小屋に置いているバッテリーを充電して

やろうと思ってのことだ。充電というより軽く補充する程度にしかならないだろうが。これにヤ

マハの電子ピアノ(ポータトーン)を接続して使っている。本当の効果がどれくらいあるのか評

価は今後にご期待といったところ。雨降りで薄暗かったのに測ってみると12V以上の発電

があったから、明かりなどに利用できないか検討してみる価値はありそう。

こんなものを使ってみるともう少し規模の大きいものに興味が出てきたりする。こうしたこと

に繋がるのも、製品を手にしたからである。

アフリカでこうした連鎖の結果はMade in Chinaで埋め尽くされ、大和の企業の出番は無

くなることを意味する。

さて、もう一品は赤外線式デジタル温度計(レーザー放射による測定機能もある)。同じく

Made in China。測定物に赤外線を発射すれば即座に温度測定をしてくれる。

しかも-50度から350度までと広いレンジでの測定が可能。

実は、炭窯の温度測定は重要なことで、棒温度計が備え付けられているが、薄暗い場所

で煙も混じる場所では見難いので、試験的に買ってみた。炭焼きでは煙突から出る煙の

温度を測定することにより、窯の内部の様子を推定する。例えば、70度前後だと炭木に火

が回っていないとか80度近くになると火が回り始めてきたなどと予測し、次の工程を準備

する。もし、この温度計が機能すれば、温度測定も即座に正しくできるはずだ。今後の評

価試験に期待したい。

いずれの製品がスペック通りとは思っていないし、誤差など日本の感覚とはかなりの開きは

ありそうだから、別のものと比較するとか、参考程度に使う、そしてすぐ故障するかもしれな

いリスクを承知した上でお勧め。

『年末準備で多忙な日』

今朝から明日の餅つきのための準備にかかり、コンロ代わりに使うメガネストーブを引っ張り

だし、煙突・薪の運び込みなど。その間に門松用の裏白採取のため山に入り、午後からの

門松飾りに使うものだ。ついでに我が家が使う鏡餅(12~3センチ)

の下に敷く小さな裏白と、杠を調達しておく。その足で畑に行き、正月用の野菜を採りにい

く。それで午前は終わり、午後から門松の飾り付け。

皆さんが夫々、持ち寄られた材料で,ワイワイ言いながら飾って出来上がりをみると、中々な

もので、この会館もいい正月を迎えられそうだ。

夕方から、年末恒例の松前漬けデラックスと勝手に付けた名前の漬物作り、これは昨年末の

ブログにレシピを載せているので、興味のある方はご覧あれ。

  

             温度計                      ソーラーバッテリーチャージャー

 


『携帯電話の充電器は別売り?』

2012年12月28日 17時38分35秒 | その他

以前、ACアダプターは統一性がないから家の中に、色々な種類が沢山あり、不経済、

不効率と噛みついた。ACアダプターと言うが電源の事だから、本来は装置の中に組み

込まれているものを外付けにしたものだから必須品に変わりない。

外付けにするメリットはあるから私は賛成だ。少し込み入った事を言うが、製品ごとに使

う電源容量は種類によって異なるからそれに合った電圧、電流のものが必要になる。

ACアダプターに表示されている電圧が同じで、電流はそれ以上のものであり接続ピン

が同じなら、他社のものでも問題なく使うことが出来る。更に細かい注意すべきことは接

続ピンの内側がプラス側で外側がアースは一般的なのだが、稀に逆のものがあるから、

機器の電極と同じであることを確認する必要がある。

接続ピンの形状、プラス・マイナス、型式表示などに統一規格を作り適用すればACア

プターの共通性は確保され、ACアダプターはユーザーの選択制、つまり別売りでもよ

くなる。先日、携帯電話を買い替えた。店員は何も説明しなかったし、電話機のことを長

と聞かされるのも迷惑だったので、そそくさと店を後にした。家に帰り、最初は充電してお

かないと思い、充電器を探すと電話機を乗せる台はあるが充電器らしいものない。このま

まだと今の電池が無くなったら、この電話機は使用不能となる。

充電しなければ使えないのに充電器は付いていない、どうもこれは新しい常識の一つの

ようで、非常識の常識。取説には別売りと堂々と書いてある。このような様子の分からない

お年寄りは、疑問にも思わず、不満を覚えず、店員の言うがままに充電器を買わされる。

充電器を買わないと使えない製品って、詐欺と同じじゃないか?。以前のauの充電器はそ

のまま使えるとすれば不要だから、そういう点ではエコにつながる。

ここでは充電器と言っているが機能的にはACアダプターと変わりない。

こういうことには強い爺だから、家にゴロゴロしている不要のACアダプター見つけ出し、

電話機を載せる台の裏蓋を開け、プラス、マイナスを間違えないようにつなぎ、充電でき

るようにした。だから私の場合は店員の説明を聞かなかったから、不要な充電器を買わ

くて済みエコだったと言える。だけど、やっぱり変だなー。

『門松つくり、魂は明日』

門松の土台と中に立てる3本の竹を作り終えた。設計図がないから作りながらバランスを

見ながら寸法を決めていかざるを得ない、材料は一杯々だから失敗は許されない。万が

一失敗すれば、この雨の中、竹取物語を演じなければならなくなるから、それだけは避

けたい。組み立ててみてバランスが悪いとか、竹と竹の間のスペースが広すぎるとかで何

度も組み立てたりばらしたりして、やっと最終形にたどり着いた。

明日、現地で土を入れ組み立てた後に、松・梅・熊笹、南天などで飾り付けをすれば、仏

を作り魂を入れるとなる。

門松の切れ端が出たので、お遊びで門松もどきの花器を作ってみた。


『今年の物故者』

2012年12月27日 18時09分16秒 | 日記

毎年この時期になると新聞に今年、亡くなった有名人が掲載される。TVニュースや新

聞で見ているのだが、改めて掲載されると『ああ、あの人も、この人も』と、その多さに驚

かされる。ここ3か月ほどの間だけでも、藤本義一、森光子、桜井センリ、中村勘三郎、

小沢昭一など昭和を代表する人たちが永久の旅立ちをされた。それぞれの分野で一流

と言われた方々ばかり、私の心中にもに沢山の思入れや、感動などが摺り込まれている。

私の身の回りでも4月のシンガポールママ、11月、12月と悲しい別れがあった。人の別れ

がどのように決められるのか知る術はないが、年の順ではないからどんなに若くても惜し

まれながらであっても避けることはできない。病気療養で死を覚悟しなければならないケ

ース、事故とかで突然に亡くなってしまうケース、いずれであっても残された人の悲しみに

は変わりはない。人は生まれながらにして平等である。と言いながらも貧富の差、生まれ

国家体制の差など生きていく上では不平等との戦いになる。しかし、死だけは本当に

平等だ。生も死もそれ自体、その人の宿命なれど、誰も己のそれを知らされていない。

分からないから、生を受けた者は一生懸命に生きよというのが本当の意味ではなかろう

か。

『多忙はgoo』

今朝は冷えた。屋根は霜で真っ白、昨日溶けた雪は道路を濡らしていたが、それも凍らせ

質の悪いアイスバーン状態。北向きの道路や日陰の多い所はつんツルテン。見た目には

凍っているように見えないから安心しているととんでもない目に遭う。急ブレーキを掛け、

の悪い時には浅田真央さんばりの氷上スケーターになる。

真央さんは自分でコントロールできるが、車は氷とタイヤ、ブレーキの掛け具合のバランス

により、ドライバーに代わり運転してくれる。必死にブレーキを踏み込んでも、ハンドルをど

のように操作しようが言うことを聞いてくれない。こんな日は、ゆっくりと運転、急は避けると

いう基本に立ち帰ること。昨日から始めた門松づくりは、材料の見立てをし直すと足らない

事が分かり、朝から調達で動く。水で濡れたように見える道路に注意しながら、指定された

所でゲット。お茶を頂いたりしていたら直ぐに昼、急いで昼食。食べて30分ほどしてから、

乗用車のタイヤ交換、餅つき会場となる車庫の片付け、掃除、再び山小屋に戻り門松づく

りの続き。針金、ショロナワが必要になりホームセンターへ。

細々した忙しさは兎に角、身体を動かし色々なことをしなければならないから、私の性分に

ぴったり。『ああああ、忙しくて』と怒るようなことはなく、むしろ生き生きとしている。小さなこと

でも、一つし終えると終了マークを押して貰ったような気分になり『よし、次やるぞ』となる。

まあ、単純でよろしいこと。


『作り物二題』

2012年12月26日 17時40分37秒 | 日記

先日来の祝賀会の中で検討事項として、いつも利用させて貰っている会館に何かお礼

をしてはというものがあった。具体的なことは皆さんからも知恵を出して、とお願いされて

いたが、代表や幹事さんにお任せのムード。

今日、会館に門松を作ったらと打診があり、時期限定の縁起物になってしまうが、いいア

イデアに賛同、材料が集まれば正規の仕来りを抜きにすれば可能だ。以前にもミニサイ

ズのものを作ったから、それのサイズアップを考えればいい。

早めに材料の竹を調達して貰うようにお願いし、次のひと仕事と思ったら、丁度いい竹が

揃っていたと小屋に持ってきて貰うことができた。調子のいいことを言ってしまったものの、

ここで思い出しながら具体的な工程を組み立ててみると・・・・・・思い出したのが槍のように

切ってある3本の竹の太さを上手く揃えること、その切り口を同じようにすること、3本を立て

る時、細工をしていないと向きがバラバラになってしまう等、結構面倒なことが多い。

『プロじゃないから竹が上手く揃わなくてもいいのでは・・』との声に背中をドーンと押され、

『それじゃ大丈夫、任せて下さい』・・・・・あああ、また調子のいいことを言ってしまった。悔

ることではなく、作る楽しみができ、また年末に忙しさが増すから、山小屋でただストー

の番つきをしている爺さんから変身だ。丸い底板を作り周囲は割った竹でぐるりと囲み

バケツ状にして、中に土を入れて竹を立てるのだが、今日はそれの準備作業で終えた。

 

『焼き鳥つくり』

今年も餅つきをする予定でいる。どうも天候は雨降りらしいが車庫の中でつくので天気の

し悪しには左右。昔、糸さんが元気だった頃は糸さんの家の庭にブルーシートで屋根

を張り、餅つきをしていた。その頃は二斗近くと量も多く、屈強の男たちがついても昼過ぎ

までかかった。

それに比べれば今はたったの5升~7升くらいだから、直ぐに終わってしまう。火を焚いて

もち米を蒸したりするから、それが珍しく孫たちが周りに寄って来たりする。

今年は沢山の焼き鳥を作ってあるから七輪で焼きながら餅つきをする。餅つきには景気

つけのお神酒も飲むので、丁度いいつまみもなる。

こうして焼くと孫たちも自分で串を持って焼きながら食べる。普段はあり得ない形の事だか

ら、余計に興が湧くのだろう。今年のメニューは鶏のモモ肉と皮の焼き鳥、豚のリブ串焼き

の3コースを用意している。焼き鳥は作られたものを買うと高い。しかし自分で作れば、非

常に安い。おまけに串も自作の特製品だから、なお美味しいと自画自賛。


『失敗しない山葵の葉』

2012年12月25日 18時14分52秒 | 日記

一般的には山葵の葉は春先に出て来る新芽を摘み取り、味は別として熱湯をかけた後

に、うまく仕上げると鼻にツーンとくる辛い、山葵漬けを作ることができる。その辛さの点

から言うと、今の時期の方が辛いと思う。夏の暑い時期に哀れな姿になってしまうが、寒

くなると春ほどではないが新芽が出て来る。日照時間も少ないから小さな葉でしかない

、春の様にわんさかとはならない。

だから贅沢品だと思う。

ところが、山葵の葉の調理は失敗することが多く、折角の収穫品も少し苦味のある『ひた

し』になってしまう。これは冬に限ったことではなく、春先の葉でも同じ。

熱湯をかけてタッパーにいれて、強く振るといいとか、強く揉むといいとか、人の意見を

参考に色々とやってみるが、これと言う確定した方法に出会うことなく、確率の低い、辛

い山葵の葉漬けを楽しんできた。

私の作る山葵は清水の中ではなく、畑わさびと言われるものだが、山葵そのものに違い

はないはず。たまにしか辛くならない山葵だから畑特有の事?と思ったこともある。しか

し、私の山葵を人が作ったものでも辛く作られていたから、山葵の良し悪しの問題では

ないと思っていた。

嘘のような『葉わさびの料理方法』に出会い、ダメ元でやってみたら、これが本当に辛く

出来上がり、しかも日持ちも抜群だった。妻が作ってきたものは成功したと喜んでいる内

に辛みがなくなり、おひたし状態になっていた。

師、曰く

1.山葵の葉を5cm位に切る。

2.塩に砂糖を少々加える(これがポイント)

3.葉を手もみして、しんなりとさせる。

4.熱湯をかけた後、手早く絞りビンに詰める。

5.適当な味付けした出汁を入れ、冷蔵庫で冷やす

 直ぐだと味が沁みないので1日くらいしてから食す

葉の量にもよるが砂糖は大さじ1~2杯くらい、塩は葉の繊維を壊して灰汁のようなもの

を出すのだから全体にパラパラとかかる程度。以前は、作る前に1日くらい日陰干しをし

てシンナリさせてから作っていたが,そのような事は不要で、収穫したものを即調理。

春になったら、お試しあれ。私は、正月料理の一品に。


『ブログ開設1年』

2012年12月24日 18時07分08秒 | 日記

やはり『光陰矢の如し』は正しいようだ。このブログを始める前、ヤフーのブログを登録し

てみたものの面倒臭そうだっし、登録されていたブログを覗いて見たら余り興の湧かな

い感じがした。結局、ヤフーのブログはそのまま放置したままになっている。

このブログを知り、見様見真似で始めてみたら、あっという間に一年の歳月が過ぎ、私も

要らない年を一つ貰ってしまった。癌になり経験したことを思い出しながら載せたことが、

どなたかの参考になったり、やる気が出たりしていれば、これ以上嬉しいことはない。しか

し以前から言い訳しているように、思い出したことを綴ってきたから話が飛び飛びになった

り、前後したりしてしまっている。

自分自身の戒めのために、最初からまとめ直した『顛末記にならない顛末記』は手術を終

え退院まで辿り着いた。本体は未だ書き綴らないといけないが、ブログにアップしながら続

けることにしたいと考え、その準備を進めている。

『ホワイト・クリスマス』

私たち老夫婦には縁のなくなったクリスマスだが、世間や孫たちには大切なプレゼント掻き

いれ時になる。ここで爺婆の出番はないと安心してはおられない。直ぐに正月と言う『借金

取り』にも似たお方がやって来られ、お年玉とやらを没収される。

冗談はさておき、八雲町の今朝は道路も真っ白でまさにホワイト・クリスマス。昼間のお天気

で溶けたものの夕方からまた降り始め、サンタさんを迎える準備は万端整ってきた。

クリスマスはクリスチャンの祝い事。総本山バチカンのあるイタリアに行ったのは15年前くらい

のクリスマス前だった。日本と違ってクリスマスの飾りは質素で、町のネオンも明るさに規制が

あるので全体的に暗い。其の頃でも日本はクリスチャンでもないのに、ツリーはギンギン、飲

屋街ではサンタさんの帽子を被った酔っぱらいがウヨウヨしていた。外国のクリスマスは家族

と共に祝うものなのに、日本のクリスマスはスナックや居酒屋で祝うものだった。片や宗教的な

大切な行事、片や季節行事だからその過ごし方も違うようだ。

我が家にホームステーしたスロバキアの友人へはメールで”Merry Christmas”のメッセージ

を送っておいた。本当に便利な世の中になったものだ。

                      朝一の山小屋

 


『酒の酔い方』

2012年12月23日 17時57分36秒 | 日記

晩酌をしていた頃は酒を呑んでほろ酔いになり、眠くなったら寝てしまい、明け方にト

イレに行くか、そのまま朝を迎えるか、そんなパターンだった。手術後の酒解禁となっ

てからは当分の間、恐る恐る飲んでいたから以前のような酔い方とは違い、少し酔って

サッと覚める感じになった。

酒を呑む回数は不定期だけど1週間~10日に1度くらいの頻度になると思う。会合後の

懇親などがないと2週間以上、空くことも珍しくない。晩酌はしなくなったから家では一人

でチビリチビリやることもない寂しい日々を過ごしている。最初はビールをコップ一杯でア

ップアップだったが、最近はビールを少しにして日本酒を飲んでいる。量にすれば今は

変身したから焼酎を飲みたいとは全く思わなくなった。味のないアルコールを薄めた物で

しかないのだ。さて、ここ数回の酒の酔い方は、飲んで家に帰って暫くは、大して飲

しないくせに『もう一寸だけ飲むかな』なんて思ったりする。また、目が覚めたように元

のだ。

そうこうしながら寝床に付き寝てしまう。しかし1~2時間ほどしてから酔いが戻ってきたよう

になり頭はズッズッと血行のサイクル音。それで眠れない訳ではないが、若い時の酒に酔

った状態と似ている。あれだけ鍛錬してアルコールに対する強い免疫を作ってきたのに、

何処へ去ったのか。そして幼稚になってしまったのかお主は?。

どうも酒の飲み方の修行をし直して、自分の身体に合った正しい飲み方を見つける必要

ありそうだ。酒の席上でしか出来ないから難しいが、飲むペースや今の量が適量かどう

テストをしてみようと思っている。あまり飲めないけど人と酒を交わしながらの戯言は楽

ものだ。

『酒は百薬の長』楽しくて、こうであれば文句なしなのだが・・・・

 『みぞれ混じりの一日』

朝一で昨晩の会場の後片付けに出掛ける。大方のことは済ませてあったので借り物の返

却や、ホールなどの掃除、ゴミなどの始末。担当された方々が早くから来ておられたので、

私は楽をさせて貰う。朝食をとり山小屋に出勤。

これから天気が悪いと家内工業中心になるから、今後の策を練ってみたところ、先日判明し

た、あるお目出度たい結婚のお祝いに茶箪笥を思いついた。急ぐものではないから、じっく

りと作ればいいと言いながら、材料調べを始めたり少しだけ製材をしてみたりする。

年末の最大行事、餅つきは30日の予定で、餅つきをしながら焼き鳥や豚肉の串焼きをして

やろうと思っているから、その準備もある。まだ余裕ありなんて思っていると時に追い越され

てしまうぞ。


『叙勲祝賀会』

2012年12月22日 20時43分56秒 | 日記

先日来よりチラチラとブログの中に載せてきた、その祝賀会の準備,列席と二役を終

え、先ほど帰宅。楽しく昔を懐かしむ、これからを出来る限り力を尽くし地域の活性化

に取り組もうと、共に誓い合う意味を持った会でもあった。

このイベントを終えて、明日から正月を迎えるための準備にかかることになった。

酒をご馳走になり、今宵はこれにて失礼。

 


『風邪のようだ』

2012年12月21日 17時56分57秒 | 日記

先般、会合後の酒の席で一緒になった人が風邪気味でマスクをしていた。飲み始め

るとマスクを外し、酒を酌み交わすから風邪をまき散らす配慮は無くなってしまう。呑

兵衛の話はあちらこちらに飛び火しながら、時には顔を近くにしたりするから、風邪の

ウィールスはバンバン放出されていたろう。

翌日、炭焼きに出掛けた際、温度は下がっており、休憩時などは少々寒気がしていた

から、もっと厚着をしておけばよかったのかもしれない。それでも顕著な風邪の兆候は

なく、夜に少しだけ喉が痛いような感じだけだった。

昨晩は寝ていて喉の痛みが増し風邪を頂戴しましたサインのようだった。今朝から水鼻

になり、時々くしゃみもでるが頭が重いとか熱っぽいなどのサインはなく、風邪当確では

なさそうな微妙な状態にいる。

明日は先輩の叙勲祝賀会があるので万全の体調で参加したいから、今日は早めにおや

すみをと思っている。明日は朝から準備、午後3時から祝賀会、その後片付けの予定で

一日仕事になる。これを終えると、いよいよ年末モードになるが、家のことは妻が担当す

るから、山小屋の片付けが私の年末仕事のメイン。

昨年12月24日からこのブログを始め1年を迎える。ブログに認めた1年を繰り返しながら自

分の歴史を積み上げていく。そうした流れにイレギュラーなことがなく、平凡に暮らしていく

ことの有難さを、兎角忘れがちになる。

福島原発はその周辺に住む人たちから、平凡な暮らしさえも奪ってしまった。家や故郷を

一方的に追い出された方々のことを思えば、こうしていることだけでも、どんなに幸せなこ

とか、よくよく考えなければならない。

年の瀬は置かれた状況に関係なく等しく訪れる。


『正月準備の始まり』

2012年12月20日 18時02分11秒 | 日記

少々、世間づれした爺さんも他人様の行状を見ると、心の中では未だ早いからも

 

う一寸してから・・・なんて思っていても背中を押されてしまう。今朝からドピーカン

 

の天気、その引き換えに霜が降り屋根や畑は真っ白になっていた。

 

炭窯に薪を追加しに出かけ、その足で山小屋に行きストーブを焚き、やっと一息を

 

く。中断していた干し大根つくりの続きを開始、あと6本だ。背中はストーブで温か

 

いものの大根は水分をたっぷり含んでいるから、指先は冷たくなり我慢大会の様。

 

私の手の親指と人差し指の先は特に冷え易いから、こんな仕事や水洗いなどは

 

辛い。切った大根を紐に挟み込み吊るして乾燥させるが、ストーブの横にぶら下げ

 

ておくと、乾燥機さながらの効果があり半日ほどでシンナリとなってしまう。

 

そうこうしていると『こんにちわー』と大きな声、近くの奥さんのお出ましで、正月用の

 

裏白を取りに来たとの挨拶がてらの声がけ。

 

この辺りの人は自分の山を持っておられても、入りやすい、収穫しやすい他人の山

 

に出掛けられる。入られた方も逆のケースがあるから、『勝手に人の山に・・・』なんて

 

ことはなさそうだ。相身互いの典型的な例だと思う。

 

この近辺には良質の裏白が困るほど生えており、毎年この時期になるとよく知って

 

る人たちが『もろもき(裏白)』を採りに来られる。私が小屋を建てる前、道はないし、

 

木林だったから、この辺で裏白を採る人などいなかったと思う。

 

小屋まで約70mの進入路ができ、両側の裾野を綺麗に下刈りしたから、こうして裏

 

でも採れるようになった。それだけでも環境整備に貢献していると言っていい。

 

午後から雑用を済ませ小屋でお茶を飲んでいると、今日ふたり目のお客様。炭焼き

 

一緒にしている人で裏白採取を頼まれていた人の登場。25日くらいに来るかも知

 

れないと言っておられたが『採った裏白はビニール袋に入れておくと色があせない』

 

そんな理由から早めに採ってみることにされたそうだ。

 

特段、急ぎの用はないから一緒になって裏白採りをする。葉に欠けたところがないこ

 

と、葉の形は左右対称がいい、色は緑色、大きさは幅30cm以下。こんな条件で探す

 

と中々見つからない。日当たりのいい場所のものは色が薄緑、日当たりが悪いと葉

 

欠け、日当たりだけでもこんな極端な差が出る。

 

業者さんは選別しながら探すから大変だと思う。30分ほどで大量に集まり取り敢え

 

ず、裏白集めは終了した。今日は20日、あと10日ほどで正月になるから、準備を始

 

ても早すぎることはないようだ。個人的には先輩の叙勲祝賀会22日を終えない

 

と、ンジン始動の気分になれそうもない。


『役に立つ携帯』

2012年12月19日 17時43分21秒 | 日記

懸案だった携帯電話の変更に出掛ける決心をして某家電店に向かう。直接、電話会

社に行くと、話がその会社のことだけになり、客観的な評価がし難いと思ったから。

今加入しているソフトバンクのホワイトプランを解約して、どこでもいいから、こ

れに匹敵するプランに切り替えたいと申し出た。

店の人もSBは飛びが悪いと言う。色々と説明を受けた結果、電話だけの契約だと月

毎の経費が安いauがよさそうで、ここに決めた。確かSBはつながらない場所で

も、知人の携帯は通話できていたから問題はなさそうだ。

店の人がSBの契約解除のことを調べたら、SBの契約店で解約をする必要があるとの

こと。元々、携帯のことで動くこと自体が面倒なのに・・・自分の事だから仕方な

しにSBへ行き、その間にauの手続きをしておいて貰う。

バタバタと行き来して目出度く、新しい携帯電話に変更できた。機種なんか何でも

いいから、店員に選んでくれと言ったが、見て自分で決めてと言われた。

さて、山小屋に行って見るとアンテナ3本で問題なし、今までSBで我慢していたの

が嘘みたい。夕方から、少し奥で今まで圏外だった所でも通話可能になり、6年間た

って初めて町内の行動範囲で携帯電話が機能することになった。

携帯を持ちだすことは稀な使用頻度で、本当に使いたい場所では圏外だったから、

何のために携帯を持ち、契約していたのか分からない馬鹿みたいな話。

もっと、早く決心していれば便利さを享受できていたのに。

 

『今年最後の炭焼き』

目が覚めてみると屋根の上には雪が白く溜まり冷え冷えとしているではないか。今

年最後の釜出しと次の窯立ての予定になっているのに、出足をそがれるような天気。

いつものように焚火をしながら今日の仕事の段取りを話し合い仕事に取り掛かる。

幸い、支障の出るような天候ではなかったから、室内外の仕事は順調に進み、4時半

には火入れも終わり、作業終了となった。

炭木に点火する21日頃までは薪を追加し続けることが必要だから何度か出かけなけ

ればならない。こうして今年の炭焼きも無事に終えることができそうだ。

仕事納めの一杯は6時からと誘いがあったが、22日に同じメンバーを含んで祝賀会

があるので失礼することにした。

                  午後になっても山の上は白い


『居候の狸』

2012年12月17日 17時57分08秒 | 日記

夕方、用があって知人宅に出掛けると『急ぎの用がなければ、隣の風呂の下にいる

物が何物か確かめて』と頼まれる。昔、狩猟をしていたから闖入者の素性くらいは

かるのではとのこと。

ユニットバスのバスタブ横に取り外し可能の改め口のようなものがあり、それを取り外

し下の方を覗いて見ると幅40cm、奥行50cm位の黒い物が見える。薄暗いから電池で

よく照らして見ると、たまごを並べたように二つの物体が並んでおり、動物の背中だと

分かった。声を出しても素知らぬ顔で動かないから、大声で騒ぐと、やわら目を覚まし

起きてゆっくりと、その場を離れた。

その時にはっきりと顔が見え、つがいの狸だと判明。声を出しても起きないから、てっ

きりアナグマが冬眠しているのか思った。バスタブの下だから温かく快適に過ごせそう

な場所でもある。そこは2匹の狸が入れるくらいの穴が掘られており、壁の間に入れて

あった断熱材で敷き詰められたデラックスな寝室に作り上げられていた。家の人の話

は、夜に壁の間でガサゴソと大きな音をたてることもあり、猫が爪を研ぐような様だっ

たと言われる。恐らく、断熱材を集めていたのだろう。

狸は野生動物の中でも珍しく夫婦で暮らしている。イノシシは母子暮らし、野ウサギは

単身、アナグマは一家で穴の中で冬眠、この辺りで見かける動物の暮らしぶりだ。こう

して、狸などが棲家にした場所にはダニがいるものだ。野生の動物につくダニの体調

は1mm位の小さいものだが獲物に食いつくと、血を吸えるだけ吸い4~5mmの濃い紫

色の球体のようになる。そうなるとポトリと動物から離れ落ちてしまい、消化後は元のサ

イズに戻り、次の獲物を辛抱強く待つ。縁の下などから床上に上がり今度は人間を標

的にするから始末が悪い。

家の人には、断熱材をきれいに始末しておかないと、こんなことがありますよと知らせて

おいた。町内のもっと奥の方では、床下にイノシシの瓜坊が住み着き、人にすっかりと

慣れてしまったなどの例もあり、野生動物と人との垣根は崩れつつあるようだ。この間の

利害関係はシビアだから、単に慣れているとか可愛いだけでは済まされない。山や田か

ら人が去り、奥地の荒廃は野生動物を里に誘い込む結果となっている。


『国民の審判』

2012年12月16日 18時03分01秒 | その他

衆議院議員選挙の投票日、こんなくだらない選挙に似合わない晴天。前回の選挙期間

中『国民の僕です』なんてぬかしていたのに、『僕ども』は国民様が師走で忙しいのに、

国民様の意向を聞きもせず勝手に選挙などと騒ぎ、本当にやってしまった。

マニフェストとやらに書かれていないことに熱心になった政党、不要不急な公共事業で国

家財政収支を泥沼に落とし、それが悪うございましたと一気に減らしてしまった。しかし景

気対策に効くらしいと過去の過ちを繰り返そうとしている政党。

ヤマタノオロチのように一つの頭は『原発廃止』もう一つの頭は『原発存続』と言う、本当は

どれが正しいのか分からない政党。その他大勢政党。

あーあ、馬鹿らしい。それでも国民の義務だから寸暇を惜しんで投票所へ。

結果には無関心だからサッカーを観て、BSで何かを観ようっと。

 『干し大根つくり第一弾』

大根は昔からの定番料理で使われるレパートリーは広いし、沢庵漬けや干し大根などの保

存もできるから野菜の優等生。例年だと春先に大きくなり過ぎたものや、花がつきそうで硬く

なる寸前で干し大根を作っている。つまり横着をしていて、後が無くなってきたから仕方なし

にやっているだけだ。だが今年は違う。最初からやる気満々で、わざわざ干し大根用に種を

撒きその準備を進めてきた。今日はとてもいい天気だったので10本ほど抜いて、きれいに洗

い干しておいた。明日以降に、短冊に切って干し柿のように吊るして冷たい風に当てて、よく

乾燥させる。10本くらいだと吊るしても、あまり目立たないが大量に干すと白いカーテンのよう

になる。

昔、宮崎に出掛けた際、列車の中から外の風景を眺めていたら、畑の中に何やら白いものが

大量に干してあり、それがあちこちに見えた。列車が近くを通った時に干し大根だと分かった。

その風景は延々とまではいかないにしても、すごい量だった。

この地が干し大根を特産品にしているのかどうかは知らないが、初めて見た風景はとても印象

的だったから今でも、よく覚えている。さて、干し大根は油揚げと一緒に煮て食べると美味し

い。妻と二人で食べるだけの干し大根つくりは簡単なものだが、作るなら折角だからお裾わけ

と作る量の方が多くなってしまうといいつつ、作るのも楽しいこと。


リンク