食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『宿命となった逆流』

2013年02月28日 17時40分13秒 | 日記

ここ暫くは温かい日が続き、以前は敬遠していた外仕事にも出かけることもある。昨日,

今日といつもよりは1枚軽くして畑で草取りをしたり、山裾の小木を切ったりの仕事も可

能になった。これからの注意としては昼食後、直ぐに畑の草取り作業など下を向いての

仕事はご法度ということだ。胃の吻門部は食後に消化のため口を閉じて逆戻りしないよ

う制御している。手術でそうした機能は失われているから、嘘のような話だが食べてから

余り時間が立っていない内に、下を向いた姿勢でいると食べた物が戻りかける。

そうなると困るから立ち上がったり、顔を正面にしたりの姿勢をとるから戻ることはないが、

そのまま仕事をしていると多分、戻ってくる。

どれくらいの時間を過ぎればいいのか今でも分からないが食べた直後、横になるなんて

ことは以ての外だ。こうしたことは、いつ起こるのか、はっきりしているし防御方法もはっき

りしているから対処は可能だ。最悪は寝ている時の逆流で突発的で本格的に起きるもの

は、以前にも紹介したように強烈でひどい目に遭う。私の場合、幸いにも割と早目に気付

くので軽いものだと思っているが、それでも胃酸の恐怖を十分過ぎるほど教えてくれる。

そうした症状が現れなくても逆流の余波は毎日のように現れている。朝、歯磨きをし、うが

いをすると黄土色の痰のようなものが出て来る。

先述のように食べた後に胃の口を閉鎖する機能がないから、理屈では横になると胃の高

さと同じ位置まで食べた物は移動することになる。寝た後の寝相は不明だから夕食に食

べた物が、何処の辺りでうろついているのか予想できない。

恐らく、そうしたことで喉に痰のようなものとなり、うがいをすると排出されるのだと思う。極、

当たり前だと思っているから先生に聞いたことはないが、私の推察は正しいと思う。明確な

流はなくても、こうしたものもあり、生涯の伴侶と思い付き合うしかなさそうだ。


『原発、賛否記事に思う』

2013年02月27日 18時34分24秒 | 日記

2月26日付、ご当地のローカル・ニュースペーパー「山陰中央新報」に、新基準作

りが拙速とするニュースと、再稼働を求めるニュースが仲良く並んで掲載されてい

た。原発の事を自分の問題として捉えていないと、相反する意見を読み終え、新聞

社がどちらかに誘導しているのではないことは確かなのだろうが自分の生活が困ら

ない方の意見に傾くのではないかと思った。

原発事故から丸2年が経過しようとしているが、原因はおろか後始末でさえ満足に進

捗しかねている。おまけに核燃料棒を外部から冷却し続けなければならず、核に汚

染された水から濾過した核物質は、廃炉の技術的な進歩がなければ永久に増え続

ける。つまり、それの引き取り手は青森県六ケ所村でもなく、東電福島原発の敷地内

で保管しなくてはならないのである。

多くの人は福島の原発でこうしたことが毎日、繰り返され核に汚染された物質の行き

先がないことに無関心ではなかろうか。それとも事故から2年も経ち解決されたと思っ

ているのではなかろうか。

これと同じ問題は周辺町村の除染作業、これにしても家の除染をして貰うと壁や屋根

を洗浄して核物質を流す、土壌の表面を取り除き、『家とは別の場所に保管』

本来の「除染=施設や機器・着衣などが放射性物質や有害化学物質などによって汚

染された際に、薬品などを使ってそれを取り除くこと」となっているが、汚れた場所を

別の場所に移し替えるだけで、除染となっていないのである。

ここでも汚れた土の行き先はないのである。極論を言えば汚したのは東京電力なの

だから汚された全ての物質は東京電力が引き取るべきだと思う。それが企業責任と

いうものだ。責任をとれない企業が、こうした危険性の高いプラントを扱う資格など無

いのである。さて、金儲けのためには原発を動かさないと具合が悪い、これにも一理

はあり全否定できない。しかし、私はどうしても得心できないこととして、『福島の現状

回復すらできないのに安全と言えるのか』、この一点に尽きる。

背に腹は代えられないと、なし崩し的に『再稼働』に傾いていくだろうと予測している。

そして不幸にして事故があったら、数年して熱が冷めてまた再稼働するだろう。自分

の生活さえ守られれば、それでいい・・・これが日本流か。


『ブログタイトルとジャンル分けNo.4』

2013年02月26日 18時06分25秒 | その他
<colgroup> <col width="352" /> <col width="106" /></colgroup>
2012年11月  
11.19 最近の食、量について 食事のこと
11.20 炭焼きの一日 日記
11.21 Windows8の感想 日記
11.22 絵空ごと、原発事故時避難 日記
11.23 秋のレクリエーション 日記
11.24 上棟式 日記
11.25 二日続きのアルコール 日記
11.26 山小屋の電気 日記
11.27 山小屋の補修 日記
11.28 山小屋の水 日記
11.29 越冬かまきり?、ザーサイの成長具合 日記
11.30 バブルと忘年会、術後の吸入器 回顧、入院
201年12月  
12. 1 竹の器つくり、山の電気トラブル編 日記
12. 2 ゼネリック薬品の勧め 日記
12. 3 野菜も大霜に 日記
12. 4 竹細工三昧、大根漬け 日記
12. 5 日本は虚偽だらけの国か 日記
12. 6 レム睡眠 睡眠のこと
12. 7 中村勘三郎さんのこと 日記
12. 8 本日は失礼 日記
12. 9 日中の事故処理 日記
12.10 顛末記について 日記
12.11 ソフトバンク、力尽きる、どうなる政治 日記
12.12 便利は喜び、有難さを奪う 日記
12.13 肉食 食事のこと
12.14 軽トラック、力尽きる 日記
12.15 虚偽の国 JAPANⅡ 日記
12.16 国民の審判、干し大根つくり第一弾 日記
12.17 居候狸 日記
12.19 役に立つ携帯 日記
12.20 正月準備の始まり 日記
12.21 風邪のようだ 日記
12.22 叙勲祝賀会 日記
12.23 酒の酔い方、みぞれ混じり一日 術後の酒
12.24 ブログ開設1年、ホワイトクリスマス 日記
12.25 失敗しない山葵の葉 日記
12.26 作り物二題、焼き鳥つくり 日記
12.27 今年の物故者、多忙はgoo 日記
12.28 携帯電話の充電器は別売り? 日記
12.29 優れもの2点、年末準備で多忙な日 日記
12.30 餅つきと我が家の忘年会 日記
12.31 一年間お世話になりました 日記

 

<colgroup> <col width="33" /> <col width="4" /> <col width="350" /> <col width="81" /></colgroup>
    2013年1月  
01.01   明けましておめでとうございます 日記
01.02   静かな1月2日 日記
01.03   回顧録、癌の背景  回顧録
01.04   回想録、癌の背景Ⅱ 回顧録
    雪の一日 日記
01.05   回顧録、癌の背景Ⅲ 回顧録
    凍みた道  日記
01.06   回顧録、最初の自覚症状 回顧録
    木々  日記
01.07   回顧録、食道がんの自己告知 回顧録
    キング・オブ・ホビー 趣味
01.08   『回顧録、初診にして癌告知』 回顧録
01.09   『回顧録、初診にして癌告知Ⅱ』 回顧録
01.10   『回顧録、閻魔様の声』 回顧録
    『蕗の薹』 PC
01.11   『回顧録、治療方針の説明』 回想録
    『蕗の薹Ⅱ』 日記
01.12   『回顧録、透視造影TV』 回顧録
    『ハンディー・スキャナーの使用感』 PC
01.13   『回顧録、心臓エコー』 回顧録
    『その後のザーサイ』 日記
01.14   『回顧録、下部消化管検査』 回顧録
    『小型太陽光発電』 太陽光発電
01.15   『回顧録、心臓カテーテル』 術後検診
    『雪のせいにするな』 日記
01.16   『回顧録、術前抗がん剤治療』 回顧録
    『景気回復はあるのか』 省エネ
01.17   『回顧録、術前抗がん剤治療Ⅱ』 回顧録
    『毒見ザーサイ・サラダ』 日記
01.18   『回顧録、術前抗がん剤治療Ⅲ』 回顧録
01.19   『回想録、抗がん剤治療Ⅳ、手術の説明』 回顧録
    『試行、小型太陽光発電Ⅱ』 太陽光発電
01.20   『回想録、入院前の歯医者』 日記
    『炭窯初仕事』 日記
01.21   『回顧録、手術前日』 日記
    『ソーラーパネルの設置』 太陽光発電
01.22   『回顧録、手術』 日記
    『ソーラー発電用バッテリー』 太陽光発電
01.23   『回顧録、手術Ⅱ』 回顧録
    『時代遅れは情報不足』 日記
01.24   『回想録、手術は終わった?』 回顧録
    『SCC=1.5ng高止まり』 通院
01.25   『回顧録、手術Ⅲ』 回顧録
    『祝、一次ソーラー発電完成』 太陽光発電
01.26   『回顧録、手術Ⅳ』 回顧録
    『どうなる原発防災計画』 日記
01.27   『回顧録、煙草との決別』 回顧録
    Windows 8再インストール PC
01.28   『回顧録、術後初めての水』 回顧録
    『ブログ本の作り方』 日記
01.29   『回顧録、あれも食べたい、これも食べたい』 回顧録
    『暑すぎる山小屋』  
01.30   『回顧録、術後の説明』 回顧録
    『ザーサイの収穫』 日記
01.31   『回顧録、面会拒否』 回顧録
    『春の一日、果樹の剪定』 日記

***** 過去のブログ、タイトル一覧 ************************

*  2012年11月25日のブログに記載 2011.12.24~2012.04.31  *

*  2012年11月26日のブログに記載 2012.05.01~2012.08.31  *

*  2012年11月27日のブログに記載 2012.09.01~2012.11.18  *

************************************************


『DCライフの完成形?』

2013年02月26日 18時03分47秒 | 日記

ソーラー発電でバッテリーに充電し、それを使っているが長時間、容量の大きいも

のを使うことはないので十分のようだ。細々としたものを使えるようにして、更なる利

用拡大で便利になればと探してみるが、大方出尽くした感がする。

バッテリーに繋がっているものは次の通り。

  1. LED照明 (1200ルーメン、600ルーメンに切り替え可能)

  2.LEDスタンド

  3.カークリーナー

  4.ワンセグTV(USB端子付きシガーライターを利用)

   5.手洗い用ポンプ

      山では地下水を井戸ポンプで汲み上げているがその都度、発電機を運転。

      一寸した水量でも発電が必要で面倒、20㍑タンクに貯めておき風呂水利用

      の洗濯ンプで利用できるようにしてある。

  6.ヤマハ、ポータトーン

以前、紹介したように壁にシガーライター用のソケットを3か所に取り付け、そこから

各機器に電源を供給できるようにしてある。線の長さが足らない場合には、延長用

のケーブルも作ってあるので、部屋中はどこでも給電できる。山小屋で使う電気は

電動工具や井戸ポンプのような、容量の大きなものをソーラーで作るには、コスト的

に採算が合わない。使っている電動工具は同時に2台の利用で2.7KVAくらいがmax

だから今、一般家庭に普及している3Kタイプのものが必要になる。価格低下とはい

え安いものでも100万円以上の投資をする考えはあり得ない。これらを除いた必要

な電気は、今使っているバッテリー容量で十分に賄えるから、きちんと住み分けがで

き、すっきりとしている。

設備に余裕がありもったいないから、それを使うために情報収集をしているのも、エ

コに反する気もする。ソーラーパネルで電気が作られバッテリーに充電しようとする

が、満充電だから充電し続けることなく間歇的にchargeランプが点滅している。使う

のと、使わないのとどちらがエコになるのか。


『旅行虫の疼き』

2013年02月25日 18時27分18秒 | 日記

毎季送られてくる旅行のパンフレットに目を通しながら、行き先と費用の合致しそう

なものを探し、もし出掛けたらと想像する。これだけで終われば、時間もコストも掛か

らないから最高なんだけど。

こうして募集されるツアーの添乗員付きは、便利で全てをお任せすればいいから安

心もついてくる。その反面、個人的な希望は全く考慮されないから、行き先によって

は興味もなし、見る気はゼロの所へも連れ回される。

だから行き先の詳細な地図や情報についても、ガイドブックの上っ面のことしか調べ

ないから、現地で目をかっぼじって、自分の目でしっかり見て来るしかない。

また、こうしたツアーの多くは同一場所での滞在は少なく、毎日ホテルが異なること

が多いから、ホテル周辺をブラリと散策なんてことも出来ない。

昨年3月に行ったトルコは毎日、泊まるホテルが変わり、おまけに到着すると直ぐに

食、朝は早くから移動だから、ホテルは食事と泊まるだけの場所だった。

またホテルは郊外の寂しい場所で散策するような雰囲気もなかった。

飛び飛びになっている有名な観光地を効率的に回ることができるし、説明は確か

個人で行く旅行ではできないことを実現してくれるから、割り切って参加するこ

とも了としている。一方、シンガポールなどではツアーと言っても、宿と飛行機の手配

だけで、後の日程は全て自分で作るから、乗り物や地図の調査は必須だ。そして一

番、楽しくまた心配なのは食事だ。こうしたことを自分でやらなければならないから、事

前調査にも熱を入れないと、旅自体が楽しくならないのだ。

ここはEさんが居るから、どうにでもなるが、大好きなアンコールワットは自分で作る予定

と、自分ではどうにもならないと思われるものは、オプショナルツアー専門の会社のツア

ーを申し込み出掛けることにしている。私などは小心者だから、色々なことを事前に調

べておかない、安心できないので微に入り細に入り、納得できるまで調べるが、それで

も安心できない。

ところが旅のブログ、若い女性たちは初めての旅行をバックパッカーよろしく、全てを自

分で・・・・私には、そんな度胸がないから羨ましくて仕方がない。

移動するのにバスだとかローカル鉄道でも平気で『言葉はわからないが、どうにかなる』

と平気で語っておられるから、どちらが男で女か分からない。

『男は度胸、女は愛嬌』これは昔の人のことらしい。

さてさて、今年の虫は『お任せ定食』スタイルの中欧旅行でも行ってみたらと、騒ぎ始め

ている。昨年3月、トルコ旅行の時、円高でドルは83円だったしユーロは105円くらいだ

った。今年、出掛けることが分かっていたら、あの時に替えておけば・・・今日は124円・・・

うーーーん。


『祝事』

2013年02月24日 16時20分02秒 | 日記

新築祝いの宴にお呼ばれし、昼間から少々なれどアルコールもご馳走になった。昼間に酒を呑

むことは昔からあまりないことだが病後のそれは結構、効き目が強い。

以前にアップした酒を呑んだら蕁麻疹(じんましん)は、どうも一過性だったらしく、その後は影を

潜めてしまった。アルコールの影響とも言い切れず、因果関係は不明のまま。祝い酒でほろ酔い、

これが至極なら目出度し、めでたし。

新築祝いの宴にお呼ばれし、昼間から少々なれどアルコールもご馳走になった。

昼間に酒を呑むことは昔からあまりないことだが病後のそれは結構、効き目が強い。

以前にアップした酒を呑んだら蕁麻疹(じんましん)は、どうも一過性だったらしく、そ

の後は影を潜めてしまった。アルコールの影響とも言い切れず、因果関係は不明の

まま。祝い酒でほろ酔い、これが至極なら目出度し、めでたし。


『環境保全と言うけれど・・・』

2013年02月23日 18時25分15秒 | 日記

一級河川は国土交通省、二級は県や市町村などと法で定められた管理者が管理す

ることになっている。大雨などによる増水で護岸が崩れたとか、危ないと管轄の管理者

の元、修復作業が行われる。しかし昨今の公共事業費の圧縮により、こうした修復工

事ですら順番が回ってこないから、近くの川の護岸は崩れそうになってから1年も経っ

てやっと、その時が来た。

作業が始まってしまうと、工事関係者の尽力により短期間の内に、頑強な護岸が出来

上がった。しかしこうした川は年に一度の住民が実施する『河川愛護活動』しか、美化

作業はない。管理者である行政はこうした行為に対して、自治会などに作業の対価を

払うが、予算不足のしわ寄せはこうした所にもやってきて、支払われる額は以前の半分

近くに減ってきた。

作業量は昔から同じ、住民感情から言えば年々年を取るから、作業はきつくなり踏んだ

り蹴ったりと文句を言いたくもなる。大変だから自分たちでするのを止めたら、その分を

行政がやってくれるのではなく、そのまま放置となる。ここでも踏んだり蹴ったり。

と、愚痴を言うとこんな形になるのだが、予算の有無とは別の問題として、住環境に無

沈着な人と熱心な人では考え方も行動も異なって来る。

夏前に河川浄化作業をしてから河川には手を加えられていないから、その後に伸びた

葦は背丈ほどになり、こともあろうか川の中州に「セイタカアワダチソウ」が黄色い花をつ

けていた。今はすっかり枯れ果てているから、まるで河原ならぬ中州の枯れすすきのよ

うに見える。

川の水は元々綺麗だったから川の中にも魚や蛍の幼虫なども沢山住んでいる。だから

自然までも失われている訳ではないが、こうして写真にしてみると情けない川の姿でしか

ない。刈り払い機で刈ってしまえば、そんなに大きな作業ではないから空元気を出して、

と思えど、また『下手な考え休むに似たり』

 

                ルガモも保養するいい環境下にある

****TVからの息抜き話****

  田田田  この9つの漢字の塊は1つの漢字で『モモンガ』

  田田鳥  と読む。

  田田田  飛ぶ時のバサバサ音が五月蝿いから。

 

  龍龍   「てつ」と読む。言葉が多い、多言つまりおしゃべり

  龍龍

こうした珍しい漢字を沢山紹介していた。


『♪まあるい地球はだれのもの♪』ブルーハーツ

2013年02月22日 18時29分48秒 | 日記

ここのところ島の領有権を巡って穏やかなはずの海峡は波浪警報の連続だ。国土の

四方を海に囲まれている日本、小さな島国なのに北に北方4島、中間の竹島、南に下

がれば尖閣諸島と3か所も問題を抱えている。問題化した背景や、今までにとられてき

た措置(実質的な支配権)はいずれも大きく異なり、どこの言い分も『自国のもので1cm

たりとも譲れない』と言い続けてきたし、今後も言い続けるに違いない。

問題が発覚してから50年も60年も経過しても、解決の兆しは一切見ることは出来ず、

それよりも緊張感の方が増している。人類は太古の昔から陣地合戦を繰り返してきた。

血を血で洗う悲惨なものばかりだった。霊長類の頂上に立っていると自負する人間は、

歴史や過去を振り返り『こんな悲劇は御免だから、話し合いで解決』

こんな知恵すら浮かばなかったのだ。時が経ち文明や文化がいくら飛躍的に向上して

も、地球上のどこかで同じような過ちを繰り返している。

私は外国であれ日本であれ『国家』なるものが大嫌いだ。外国であれ日本であれ、そこ

で暮らしている人たちの殆どの人はいい人たちだ。だが『国家』を背中に背負った途端

に『日本と外国のいい人たちが感情をむき出しにしていがみ合い、時には諍いを起こす』

いい人たち同士なのに何故だろうと単純に疑問を持つ。

  ♪まあるい地球は誰のもの

   砕け散る波は誰のもの

   吹き付ける風は誰のもの

   美しい朝は誰もの ♪

アフリカの国境は直線が多くなった。人が陣地合戦を繰り返し勝手に国境を作った結果

だ。地球上の土地を自分のものだと言う。元は誰のもので、誰が譲り受けたのだ。日本周

辺のちっぽけな島の取り合いは序の口で、人間の強欲は留まるところを知らない。南極や

北極も自分のものだと平然と言い出す国も出てきそうだし、あの美しい星空の向こうも自

のものだと言いかねない。

黙ると負けになるから主張し続ける。それでも解決はしない。いつまでも真の仲直りはで

きない。プーチン大統領の『引き分け』これにしても『損得』を天秤にかけて判定を先送り

にする。これらが無限ループを繰り返す、嗚呼馬鹿らしや。


『ザーサイ漬けレポート』

2013年02月21日 18時17分05秒 | 日記

*** 塩水漬けのもの ***

  20日が漬け始めてから10日目、教科書に指定されたように目分量5%の塩を追加す

  る。少し干してから塩水に漬け込んであるので、他の漬物のように本体から水分が出

  たものやら、出ないものやら、それが正しいのか否かも全く不明。  ただ、ひたすら

  に教科書の教えに従ってみる。

  これをつまみ食いではなく、どんな感じになっているのか試食してみた。まず臭いは完

  璧に高菜の臭いで、高菜よりもきつい感じがする。コブのような塊を薄く切って食する、

  シャリシャリ感のある塩辛い高菜の漬物。だがザーサイ漬けコクのようなものは一切感じ

  られず、青臭くはないが若いから、美味しいとは言い難い。これを豚肉と炒めて食べれ

  ばきっと美味しいと思うが、単品でのデビューは未だ未だ修行が足りない。

*** 塩漬けのもの ***

    これも少し干して、しんなりした感じになったものを、大根漬けのようにいきなり塩漬け、

  塩の分量はうっすらとかかるくらい。昨日から水が上がり始めた。こちらは最初からの

  塩 漬けだから、ザーサイ本体から出た水分でヒタヒタになっている。大根漬けと同じ

  手法だ からということだけで、何の根拠もないのに妙に安心感を持っている。

両方ともに本漬けは塩水に唐辛子や八角などの香辛料を入れ多分、常温で1年近く漬

ばコクが出て来るハズ。大根漬けと同じ理屈だろうから、塩分が少ないと夏前からカ

やられ放棄となる。購入する缶詰のザーサイの塩分は強烈だから、食べる前は塩抜

を前提にれば、塩分は多めでもいいと思われる。

      市販品                        塩水の漬物

                 塩漬けのもの、水が上がってきた


『株、円、Made in Japan』

2013年02月20日 18時10分19秒 | 日記

景気は気、実体はなくても気だから、それにつられて勘違いして上昇機運に乗ればい

い。株取引で『気配』という言葉ある。『売り気配』『買い気配』投資家が買いそうだとか、

売りそうだとかの表現でれっきとした業界用語のようだ。

ここのところ株価が上昇、円安との絡みでこれもコロンブスの卵?

本来ならば企業業績が改善していくと投資家が株を買い、株価が上昇していく。海外

への影響のある輸出企業が好調で、日本が世界から羨ましがられるほどになると円高

になり、市場において外貨との調整が為される。ところが日本は貿易収支でも赤字に

陥るほどの二流国になりかかっているのに、市場とやらは、超一流並みの円の評価だ

った。日本経済は何ら変わっていないのに外国為替は円安方向に向かっている。企

業は輸出に有利と歓迎、輸入価格が原価を圧迫するからと憂慮、私たちの損得はど

っちに転ぶのだろうか。原発に反対、燃料費アップで電気料金値上げ・・・・原発賛成、

これも円高、円安の一コマ。一方の株価も上昇を続けており、どの辺りまで回復するの

か専門家でも意見が分かれている。株が上がっても社員には直接的な恩恵はない。

また最近の企業の姿勢として業績が上がれば株主優先のようにも見える。

昔からよく言われてきた『会社は従業員のものか、株主のものか』のフレーズは『企業は

日本のものか外国のものか』に変わってしまったのではないかと思っている。

人件費が安いからと国内の工場を閉鎖し、中国を始めとする近隣諸国に移転し、日本

企業の製品の中からMade in Japanを探すのは難しい。

私は出来る限り日本企業の製品を使いたいと思っているが、日本企業の製品を買った

ところで儲けたお金が日本国内に還元されない形になっているから、日本企業の製品

を使う理由などないことになった。極論を言えば大手企業は本社の管理部門と国内向

けの販売部門の人間を養うだけの企業になり、雇用の大きな製造部門は排除してしま

った。つまり私に言わせれば、日本企業とは名前ばかりで社会的な責務を持たない無

国籍企業と同じだ。悲しいことではあるが、日本企業の製品を優先的に使うための理由

を模索しなければならないではないか。国内で雇用を生まない大企業の存在意義を、一人の

日本人として見た時、どのような想いが浮かぶのだろうか。


『ハウスの水撒き、ソーラー計画』

2013年02月19日 18時09分24秒 | 日記

借地の畑に5.5畳の小さなビニールハウスを建てている。上手の方に農業用水路が作

られており水路はあるが、肝心の水は流れて来ない。ここの団地造成時に、団地の中

央付近を横断する立派な地下水路が作られ畑に供給されていたらしい。

いつの頃からか分からないが、地下の水路に異変が生じたのを、何らかの理由で修復

されないままになっている。それに農地の所有者はこの水路の水を必要としなかったの

か、水路は下手の方で泥に埋まっている。

私たちが畑を借りた時に、水路には水は流れないままだった。ただ一時だけこの水路が

復活し水が流れ出したものの、下手は流れないから私たちの畑は洪水になったことがあ

る。農地なれど水のない畑を借りている。

従って、ここでの水の確保は自己責任ということになるから、近くの川から汲んできて水撒

きをするか、貯水しておいて水やりをするかしかない。畑だから水汲み・・・は焼け石に水だ

から、貯水するがこれも畑の広さからすると数百リットルの水でもそれに近い。畑は雨が降

ればいいからお天気さんにお願いできるが、ハウス内ばかりはカラカラになるから散水は

不可欠になる。我が家はリユースのバスタブを2基設置し、雨水貯水をしたり、山の地下水

を運搬して貯水したりしている。バスタブの水はジョーロで散水したり、自動車にDCACコン

バーターを積み込み、ここから100VACをとり水中ポンプで散水する。ポンプは便利だが使

用するまでの準備がその都度で、結構面倒な作業になる。

そこで思いついたのが、昨今のソーラー計画第2弾。ハウス内でソーラー発電させDCACコ

ンバーターを常設しておけばハウス内の散水は楽勝になる。ウンウン、これは素晴らしいと

一人で悦に入っている。ハウス内の散水が必要になる夏前頃までに設置すればいいから、

慌てず、騒がず。

じっくりと構えていきたい。


『中国の公害騒動』

2013年02月18日 18時09分12秒 | 日記

 

ここのところ俄かに中国の公害、PM2.5報道が過熱している。お隣の国、遠くの事だから

と高を括(くく)っていたら、風向きによっては日本基準超えるPM2.5が飛来している。各地

で測定しているらしいが、ここでも間抜けなJAPANが顔を覗かして、30か所測定し6か所

は測定値に誤りがあるという。

ことは国内だけの問題ではなくなる。こうしたことで国が国民に『中国はけしからん』とけし

かけている・・・・こう言われかねないからだ。 

それでなくとも自国内の国民に隠しきれなくなり、仕方なしに発表している等と日本では

報道されていることを苦々しく思っているに違いない。日本の測定に誤りがあったことは

公表され、是正されているから今後は正確な数値が発表されると思われる。報道されて

いる北京の街は数十メートル先が見えない、家の中の空調フィルターでさえ真っ黒にな

るというから、マスクは必需品になる。

ところがMade in Chinaには粗悪品も多く、折角の国産品でも効果が薄く高価なものに人

気があるものの、これは品不足で入手困難。

昔、日本でも公害には随分と悩まされた。煙、光化学スモッグ、工業用水の垂れ流し等

々、何でもあれの日本列島だったが、風向きの関係かこうしたものを外国に無料輸出は

していなかった。こんな小さな国でも列島中に公害が広がり大きなダメージを受けるような

ことはなく、一部地域の公害ではあったが被害者の苦悩は今でも続いている。

日本の環境省のようなお役人が記者会見で『春節に花火をして目先を楽しむのか、自粛

して健康を守った方がいいのか・・・』薄笑いしながらこんなことを言っていた。私がとやか

く言うことではないし、心配することではないがテレビで見る限り、誰が考えても尋常では

ない、つまり異常事態だと思うだろう。

身体への影響は直ぐに現れないだろうから、根本的な解決までに時間がかかればかかる

ほど、後へのツケは大きくなっていくだろう。

2010年、タイへの旅行は上海経由で半日旅行がパックでついていた。空港に着いたら曇

りのような天候。本当の曇りなのか光化学スモッグなのか区別はつかなかった。

バスに乗り中心地に出掛けると街全体が曇っていた。今から思えば上海は軽微なれどそ

うした兆候はあったのではないかと思う。

高層ビルや有名な観光地の風景を見るが明らかに曇天によるものではなく、多分Km

単位だろうが先は霞んで見難い。だから私が撮った上海の写真は対岸のタワーでさえ霞

がかったものになっていた。

海外旅行は韓国経由から中国経由へと様変わりし、特に上海経由は避けられないツアー

が多い。待ち時間の都合で上海市内に出掛けることあるので、前回と違いがあるのか視点

の一つになった。


『木質バイオエネの活用』

2013年02月17日 18時44分35秒 | 日記

昨今の新エネルギーの開発や活用は化石燃料に頼らないことが第一義になっている。

しかし技術的にも未熟な分野であるため、具体的に取り組もうにも、どこから手を付けて

いいのか分からないから、普及には程遠い状況にある。

先進的に取り組もうとしても専門知識やノウハウを持った人がいても、人と人のチャンネ

ル不足でそうした人からのサポートを受けることができない。何もこの分野だけに限った

ことではないが今日、参加した先進地の『木質チップボイラ設備』の見学で、そのことを

つくづく感じた。今日は大学の先生や研究している生徒さんに一緒させて貰った形だ

った。出掛けた施設で、現状報告を聞かせて貰い、いい話ばかりではない所のことも忌

憚なく聞かせて貰った。こうした施設の抱える問題は個々の事情が多いだろうが、私が強

く感じたのは『サービス提供業者やこうした事業を支援する**法人』などは設置しようとし

ている顧客のニーズに合ったものを納入することに力点を置かず、納入ありきの姿勢で

やっているとしか思えなかった。

事業を計画したのは自治体が先なのか、業者のプレゼンによるものなのか、納入の目的

が『経費の節減』なのか『環境保全に資するため』なのか等々、分かりかねるから、明確に

その背景を言い当てられないが????は拭えなかった。使用者は種々の悩みを抱え

ながら運用しておられるが、先生の意見としてある課題には、『こうした設備にはXXXXを

設置すれば改善が可能。それにかかる費用も数十万円もあればいい。納入時にこうした

提案がないのは信じられない』と斬られた。また別のケースでも具体的な改善提案をされ

ていた。

今日の見学は先進地と言うことで出掛けたが、もし導入するならばいいことばかりではない

し、こうしたことも含めてよく研究して導入された方がいいとのアドバイスを頂いた。こういう

内容で書くと『木質バイオエネの活用』は惨々な結果のように見えるが、荒廃する山林に眠

る、化石燃料に代わる燃料素材がこんなに沢山あるから、もっと研究開発を進め普及させる

べきとの意を強くした。先進地は技術的に未熟なことを人の労力や不効率で補いながら運

せざるを得ない。パイロットの宿命かもしれないが、そうしたことを参考にさせて貰いなが

ら、産官学でこの分野の『Excellent Japan』を育てて頂きたい。

日本のエネルギー政策は完全に失敗している。原発に傾き過ぎるがため、別のエネルギー

発は進まず、おまけに原発は絶対安全などと世界では通用しない恥ずかしい理論で安

対策も怠ってきた。原発の安全性追求と対策は研究し続け、確たる技術を開発すべきだ

と思う。そうしたことが為されず万が一も考えない愚か者が利用するから神の逆鱗に触れる

のだ。外国には絶対的な神が信仰として存在する。日本にはあっても非常に希薄なものだ

から『平気で神の教えを破る』


『隕石報道に見る東欧の今昔』

2013年02月16日 17時49分25秒 | 日記

それにしても次から次へと人災やら天才やら降りかかって来るものだ。南の方では

若者が狂ったのか無差別殺傷事件かと思えば、北のロシアでは天から招かざる客、

隕石が落っこちてきた。南も北も駄目なら日本がいいとも言えない。2年前には東日

本大震災があったではないか。ロシアの隕石は直ぐyoutubeに投稿され、その状況

が全世界に流された。今の時代アメリカであろうがロシアであろうが事件があれば動

画投稿という形で事実が伝えられる。ベルリンの壁が崩壊する以前には考えられな

かったことだ。私たちの年代の人間はベルリンの壁が如何に高く頑丈だったのかよ

く知らされている。壁を越えようとしただけで殺戮される、それほど東のことが西に流

れるのを恐れたものだ。西側はCOCOMなる条約で西の技術が東に流出しないよう

輸出品目の規制をしていた。

今はこうした縛りによる影響は皆無に等しいが、私の知る限りではパソコン関係をモ

ンゴルに輸出、これもCOCOMにひっかかり四苦八苦という話がある。モンゴルから

は沢山の力士が活躍し、大相撲はモンゴル勢で持っているようなものだが、そうした

過去の歴史的背景からは想像もできないことだ。

また、アマチュア無線をしている頃、東欧の無線局と交信すると『バラン(アンテナの調

整用部品)を送ってほしい』とか『Z80(マイコンチップ)を持っていないか』などとおねだ

りされたものだ。彼らは初対面の人でも平気でこうしたことをする。そうでもしないと部

品が手に入らないから下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式の常套手段のようだった。日本

では手に入れるのに何てことのない物ばかりだから、当時の東欧では如何にもの不足

だったのかが分かる。

こうしたことは電子部品のようものものだけではなく、外貨とりわけドルは魅力的だったら

しい。つまり自国の通貨は外国で役に立たないのか、価値が低いのかは分からなかっ

たが、多分今は廃止?のIRC(国際郵便交換券)は1ドル相当の価値があるとされたれっ

きとした外貨だ。

日本では郵便局で買えるが、難しい国もあり、ポーランドの局の人からはしょっちゅう、

IRCを送ってほしいとリクエストされていた。当時の外国送金のルールは知らないが

『個人間の少額であってもドル紙幣だと罪になるがIRCなら罪にならない』庶民の

知恵だったのかもしれない。東欧は劇的な変化を遂げ過去のイデオロギー戦争の名残

は、経済が復活したソ連にあろう。ポーランド、チェコ、ハンガリーなどの国は今を見ただ

けでは西東の影を引きずる姿はない。

庶民が自由に情報に接する、扱える環境にいることの有難さをもっと大切にしなければ

ならないと思う。


為替について

2013年02月15日 17時51分26秒 | 日記

 

昨年3月トルコに出掛けた際、またどこかに出掛けることがあろうからと円安に乗じて、

予備の円をドルに換えておいた。交換の際に手数料を取られるからボードなんかに

表示してあるものより少なくなるが、悪くて2~3円の差が生じる。

先日、その時のことを調べてみると1ドル83円で交換している。本日のレートは93円だ

ったから10円近くも円高になっている。ドルを多く買っておれば多いだけ為替差益が

生じるから、あの時にもっと変えておけば良かったと嘆いても、もう遅い。

為替は1ドル360円の時代から色々な外圧に耐え兼ねプラザ合意以降、レートは市場

にまかされることになった。世界一の貿易国になった中国は固定相場を取り続け、外

圧にも知らん顔、『未だ発展途上国』だとさ。

初めて行った海外(1991年)のアメリカ、当時のレートは1ドル140円ほどだった。海外へ

の輸出も絶好調の時代だったから、この額からしていかに貿易収支がよかったか分か

る。私なんぞでも83円だったものが92円と驚くのに、大企業は1円でン億円の損得がで

るというから、想像もつかない世界だ。

『訳の分からない季節』

季節は節分を過ぎたとはいえ、今は2月の半ば、れっきとした厳寒な時期であるはずだ。

それなのに暖房がないと少し寒い程度、本格的に暖房すると暑くなる。天気がいいから

外仕事に出てみても厚着する必要はなく、身体を動かせば来ているものを1枚脱いでも

いいくらいだ。蕗の薹はすっかり開いてしまい彼らの世界は春爛漫の状態。余所の畑で

は早生の大根だろうか、蕾をつけようと背伸びしている。花が咲かれては困ると先端の葉

っぱを切ってあるものも混在。こうした風景はもっと春めいてからの風物詩なのに・・・

一体全体、今の季節をどう表現していいものだろうか。小春日和は晩秋頃の状態をいう

のだが、今の時期こんなにポカポカの陽に当たったりするとついつい『小春日和だなー』

と言ってしまいそうになる。今日と言う日は晴、時々曇り、時々雪交じり、これの繰り返しの

中、残り物のザーサイ、ブロッコリーを収穫、山の果樹に肥料をやったり、小屋で一休み、

バタバタした割には何の達成感もない一日だった。


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