午後一で出発して最終観光地、ザグレブに120kmほど移動するから、時間的には楽勝だ
からホテル着後には周辺の散策も出来るだろうと考えていた。当初、夕食はホテルで食
べることになっていたから散策が頭の中にあった。ところが変更になっておりレストランで
食べてからホテルにチェックインするから、時間調整してレストランの予約時間に合わせ
た行動になる。
事実、ザグレブ近郊に来た時、時間調整のためドライブインで多めの休憩時間がとられ、
私たちもコーヒーを頂くことにした。この時点でお土産は完了していたからただ眺めるだけ
のショッピング。今までトイレ休憩で何度もドライブインを利用してきた。ドライブインは私た
ちのような観光客が多いから、観光客目当ての土産品は数多く置かれていた。それに日
本のコンビニのような役割をしていた。余り大きくない店頭には子供向けの玩具なども置
かれている。玩具を見てビックリ、大半がMade in Chinaだった。
世界中、物は回り回っているから幾ら外国だからといって買うものが、何処の国か確認し
ないと、とんでもない国のものを買ってしまうこともある。
クロアチアのチョコはブルガリア産だったり、スイス産のものが大半で、ヨーロッパでは珍し
くない。地域を大きく括ってしまえばヨーロッパということにして納得しよう。だがクロアチア
で中国産の玩具を買ってしまったら、どんな理由で説明されても納得はできない。
だから、私たちは土産を買う時は必ずどこの国で作られたものか確認することにしている。
私の記録ではザグレブ市内に入ったのが15時20分頃、それから時間調整した後にレスト
ラン向かっている。レストランには18時頃に到着。
前回の旅でフランスのレストランで頂いたホットワインがあり、美味しかったのでそれをイメ
ージしてホットワインを頼んだ。同席の人は訝(いぶか)しそうな顔をしていたので自信たっぷ
りにフランスの経験を披露した。
やがてウェイターがホットの赤ワインを運んできた。何の疑いもなくフランスで飲んだ味と重
ねた。『違う、不味い。飲むに堪えない』
ワインに中華料理使う八角のようなものが入れられており、ワインの味ではなく養命酒に別
の味付けをしたようなワインに変身していた。興味津々で見ていた人たちの興に応えるよう
な私の反応に同席の人は喜んだ。半分くらい飲んだ後、もう飲みたくないから普通のワイン
を注文、今回は大損失であった。今宵はクロアチア最後の夜、明日は機内の人となる。
食後、ホテルに着くとロビーに韓国の若い女性が集まり何やら話をしていた。
聞くところによるとキム・ヨナ選手がすぐ傍にあるスケートリンクで試合に出るので、その応援
に来ていると言う。私たちに『安藤美姫も出る。その応援に来たの?』と流暢な日本語で質
問してきた。勿論、そんなこと露知らずだから、観光で来ただけと説明する。私は分からなか
ったがエレベーター乗り場でキム・ヨナ選手を見かけた人が沢山いた。
ホテルに入って来た時から妙にカメラマンがビデオを持ってウロウロしていると思っていたら、
こんな経緯がったのだ。翌朝、部屋を出てロビーへのエレベーターにまたしても大きなビデ
オカメラを持った人が乘って来た。1Fに着きその人はホテルから出て行った。私たちがバス
に乗るためホテルの外に出ると韓国の若い女性たちがスケート会場の方から帰って来る。
バスに乗り込み暫くその人日たちをビデオで撮ってみたが、面白くないので止めて片つけて
しまった。その直ぐ後だれかが『キム・ヨナが来た』と声を出す。慌ててビデオを用意したがほ
んの一寸だけ撮影できた。再生してみるとスケート時のようなメークをしていないから私には
よく分からないがキム・ヨナと言うからそうなのだろうと思っている。私の寸評は『韓国焼肉店
のお姉ちゃんみたい』だった。TVで観る本人との違いはそれくらいあった。
プリビッツェを後にして・・・・
ザグレブ市内へ
キムヨナ、韓国の追っかけ
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