文化の日で晴天の確立が高い日とされている。世間的にみると各分野で活躍、功労
の顕著な人に叙勲、受章の栄を授かる日となっている。私や一般の庶民には全く縁の
ないことだが、私の知人が叙勲されることになった。昨日も一緒に炭焼きをしお茶を飲
んだりしていたが、この事については何も話をしなかったから、人に教えられるまで知ら
なかった。
色々なことに長けている先輩で真剣に地方自治を考えておられるし、種々活動もしてこ
られたから、今回の叙勲は当然と言いつつも、おめでとうございますの連発だ。
実は、時々、このブログに出てくる糸さんは亡くなってから叙勲を受けた。地方議員を何
年だか勤めた人が亡くなった時の規定だった。家に行くと額に入れられた勲章と賞状?
がある。当時の総理は小泉純一郎でその名が書かれている。私は小泉純一郎総理の功
績は北朝鮮から拉致家族を連れ帰ったこと、ハンセン病訴訟を和解した、この2点しか評
価しない。私からみれば従来の総理は役人任せで放置していたことを、よく決断されたと
今でも、この点については敬服する。
しかし、これ以外は全く評価しない。あれだけ慣行や慣例を打破すると大口を叩いていな
がら、結局のところは倅が世襲という余りにも情けないではないか。
今回の総理は野田佳彦だ。叙勲、受章の方々の思いは如何に。
11/3は文化の日、そして私たち夫婦の結婚記念日でもある。1968年(昭和43年)の今日、鄙
びた神社で神前結婚式を挙げ、その神社で簡単な披露宴を開いた。今のように結婚式場で
至れり尽くせりの時代ではなく、多くは仲間たちの手作り感がたっぷりする結婚式で、会費制
というのも流行った。披露宴での余興は手拍子で歌ったり、ギターを持ち込み歌ったりしたも
のだ。今と比較すれば地味婚どころではなく極貧婚かな。
当時の思い出として写真が残っているのは勿論のことだが、義姉夫婦から頂いたボンボン時
計は私たちの結婚とともに動き始め、今でも動いている。1か月に1回ネジを巻く、日にちと曜
日は自動で変わるが月初に調整する必要のあるアナログ時計だ。
お祝いに頂いた家電品やら身の回りの品は時代と共に変わっていったが、ずーっと台所で同
じように時を刻んでいる。私たちの結婚生活は紆余曲折のリズム、しかしこの時計はアナログ
でありながら正確なリズム、見習いたいものだ。
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