食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『イストラ半島、オパティア』

2013年12月25日 17時43分55秒 | 旅行

今回の旅行も移動する時のためにグーグルマップを印刷してきた。尺度は10kmくらいだ

からかなり詳細なものだと思うが、それにしては書かれている地名は少ない。春先の旅で

は道路標識の道路番号、地名が地図と余り合わずアバウトな結果だった。スロベニアでは

高速道路の番号や地名は分かり易い方だが、地図には地名の記入が少なく大まかな場所

を知るのに役立った。道路標識と地図の確認をしながらバスの旅をする。これは私の旅の

しみ方の一つに定着している。

これが自分で計画し移動する旅ならこんな悠長なことはしておられないと思うが、添乗員付

きのお気楽旅行ならではだ。ポストイナ鍾乳洞の観光を終え外に出ると直ぐに日が暮れ、車

窓の景色を楽しむことはできなくなる。こちらに来てから感じるのは、日の出が遅く日の入りが

早いこと。天気のいい朝でも太陽が上がったと分かるのは大体7時半ごろ、天気が悪い日だと

まだ薄暗い感じがする。そして夕方4時30分頃から日が暮れてしまう。

暗くなったスロベニアからクロアチアのオパティアまで約60km、途中のドライブインでトイレ休憩

をとる際に一寸したお土産を物色する。晩酌はしなくなったが旅先の食事ではワインを頂いて

いる。ひょっとして夜に一口、飲みたくなることがあるかもと思い、果実酒のミニボトルを買ってみ

たが、最後まで飲むことはなくお土産の仲間入りをしてしまった。ホテルに到着すると前の通りは

少しだけクリスマスの飾りが施されているが、ここも全体的に暗い、日本が明る過ぎるのか。

ホテルの部屋は海側に面していて、洒落た言い方をすればオーシャンビュー、しかも小さなテラ

スがついておりテーブルと椅子も置かれている。夏の夜ならばここから遠くに見える灯りと海を見

ながら冷えたビールをキューっと・・・・なんて想像。

今は寒くて一刻も早く部屋に戻りたくなるから、テラスなんて無用の長物だ。

このホテルは大きいホテルらしく棟が幾つかに分かれており、レストランは別の棟にあり長い階段を

下り3~4分の所にある。いつものように白ワインを頼み、そんなに不味くはない夕食を頂きレストラン

を出た。すると、どうも1号車のグループの人とみられる方が

ホテルとは逆の方向に歩いて行こうとしていた。変だと思い声を掛けると、やはり勘違いをしていて

大事に至らなかった。多分、間違いに気付くだろうがあんな所で迷子にでもなったら大変だ。

                       ホテル前の通り、クリスマスの飾りで明るい方

           昼間はオープンカフェになるのだろうか


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