食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ヨーロッパ3か国の旅、パスポート盗難事件』

2013年04月16日 18時14分49秒 | 旅行

こうした珍しいものを頂いている間に『海外で最悪の経験』をする不幸な人が隣の

グループにいた。岡山空港に集合した時から『パスポートは絶対に無くさないよう、

常に身に付けて。海外ではバッグなど椅子の上などに置くと盗難に遭うから置か

ないように』と耳にタコが出来るほど言われ続けてきたし、旅行中も毎朝『パスポー

トがあるか手で確認して,カバンから出して失くすといけないから・・・』とガイドさん

の注意。私が言うまでもなく、ここは外国でパスポートを持っていれば日本人であ

ることを証明できるが、なければ不法入国者と同じで逮捕されても仕方のない身分

と言うことに他ならない。だからお金や貴重品を失くしてもパスポートだけは守らな

ければならないのだ。(現実にはお金は絶対的に必要だが)

そんなこと誰でも知っている。車を運転する人が運転中、赤丸の中に50と表示され

ている標識を見たら、車は50Km以下で運転しなければならないという意味、それと

同じくらいに知っているはずだ。

そんなことよーく知っているはずなのに50Km以上で走り、スピード違反でお巡りさ

んに捕まる人が一杯いる。それと同じで、ガイドさんや旅行のガイドブックで何度注

意してもパスポートや財布など貴重品の盗難に遭う人は後を絶たないのである。出

発地は違うが同じツアー会社で旅行中の人で、私たちのすぐ横でエスカルゴを食

べていた。だからそのグループのガイドさんと私たちのガイドさんは知り合い同士だ

から、その神妙さはよく伝わってきた。その報告によると、年配の奥さんが旦那さんと

食事中、椅子にカバンを掛けてトイレに行った。旦那さんにカバンの事を頼んで行っ

たのか否かは不明だが、トイレから帰るとバッグが無くなっていることに気付く。バッ

グにはパスポートと現金など貴重品も。奥さんはパスポート盗難で警察、パスポート

発行、または帰国のための渡航書入手のため大使館(領事館)に出掛け現在参加

中のツアーは放棄し、諸手続きが完了するまでパリに滞在しなければならない。奥さ

んが一人残り、旦那さんは旅を続けられるが、これから奥さんが帰国までにかかる費

用は50万円くらい必要。ネットでも対処方法や知恵を授けて頂けるから、万が一に備

えて調べておくことも必要だ。

その一例が http://tt110.net/20kaigai/Q-gaikoku-funsitu.htm

 

私たちが食事をしていた店は日本人ばかりみたいな客で、怪しそうな外国人がウヨウ

ヨしているような所ではなかった。すぐ横か前で旦那さんは奥さんのバッグが盗られる

のに注意していなかったのか、注意していなくても判りそうなものだとか、巷雀たちは

想像を膨らますが,いずれにしても盗難に遭ってしまったのは事実だから、何も気付

く暇もなく盗られてしまったのだ。

相手はプロだから気付かれないように盗る、だから・だから、カバンから常に目を離し

てはい・け・な・いのだ。犯人が日本人ならより警戒心は薄れ安心してしまい案外?

んて推理もあった。

こうした恐ろしい事件が生々しくあったから、以後のパスポートチェックは念には念を入

れ過ぎるほど気を遣った。しかし世の中には強者がいるもので過去に何度かパスポー

トや現金などの盗難に遭ったことのある人の話『パスポートを無くしたくらいであせらな

い。再発行すれば済むのだから、冷静になって対処すればいい』

この御仁、私たちとは桁が違う程の海外旅行を、しかもバックパッカーよろしく移動の大

半は安い乗り合いバスだから危険が一杯のものだ。言われてみれば、そうかもしれない

のは『再発行を待つ』この姿勢で余り自分を責めつけないことが大切かも知れない。自

分の不注意でしでかしたことだから、きっちりと反省しながら。

ただ現地の警察で盗難届を出し証明書を貰う必要があり、手続きをしなければならない

が、その時だけは覚悟が要ることもあるそうだ。つまりパスポートの盗難に遭う人なんて

『間抜け扱い』・・・・踏んだり蹴ったり・・・シュン↓

以前から購入しなければと思いつつ、そのままにしていたもの、今回のことを機会に買う

ことにした。面倒でも、被害に遭うことを考えれば納得できるのではないかと思う。


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