食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『国で違う労働能力の考え方』

2013年05月05日 18時31分40秒 | 日記

先日、TVで耳を疑うような報道があり、この国の将来像とはどんなものなのだろうか

と思った。何十年単位のきちんとした施策があり、それに基づいて人材育成、労働

力の確保などの対策が進められているのだろうか。

国民生活の基本部分だから重要であるにも関わらず、教育分野では『ゆとり教育を

やったら学力が低下した』、今更言っても仕方ないが文科省は馬鹿か、そんなことも

考えないで『ゆとり教育』をしていのか。こんなのだから先述のようなことを思ったのだ。

TVによると『専門性の高い優秀な外国人に各分野の門戸を開く』こんな意味合いの

ものだった。詳しくは観なかったがニュアンスとしては正しい。

私がよくブログで書くシンガポールのEさんとの話で出てきた『シンガポールでの外国

人労働について』シンガポールには外国人労働者が沢山働きに来ている。食料、水

どはマレーシアから毎日、国境の橋をわたりトラックで運ばれている。国は小さく松

江市の1.2倍くらいの面積に520万人の人口だからひしめき合う、そんな感じだろう。

ここでは大まかに言えば『肉体的な労働は外国人』『インテリジェンスな仕事はシンガポ

ール人』という風に住み分けをしている。Eさんの家は一般家庭でセレブでも裕福な家

庭でもないが、インドネシア人のメイドさんがいる。一般人が払える給金で正月以外は、

年がら年中メイドさんが家事をしてくれる。

街中で工事現場に出くわすと、そうした労働者は明らかにインド系だったり、この国の周

辺国の労働者だという。日本は優秀な人材を受け入れる、シンガポールは優秀な人材

は自国で確保、私にはどちらに理があるのかは分からないが、どう考えても優秀な日本

人を育て確保することの方が目指すべき道だと思う。日本は看護師の人材不足で東南

アジアからの人を受け入れ『期限内合格なら門戸を開く』としたものの、現実と構想の

ップは大きく、一部の方がその道に進めるものの本来の労働力確保は遥か彼方に

ある。優秀な人材育成のために必要なもの、不必要なものが混在する日本。本当に優

秀な科学者やビジネスマンたちが日本に愛想をつかし離れていく、そうした蔭に不必

なものとして一部の人たちで構成される閉鎖された社会が優秀な人たちの活躍を阻

害しているのではなかろうか。

折角、日本で育った優秀な人材は海外流出、外国から代用何てことは成り立たないは

ず、そうなれば当然のこと外国の優秀な人材からもソッポを向かれてしまう。

そして将来、一般国民が生業をどのようにしていくのか(個人々が考え決めるこではあ

るが)、国として考えているのだろうか。

多分、考えていないだろうな。暴走したら止めようもない原発を平気で外国に売ろうとし

いるくらいだから・・・・・


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