食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、水上市場』

2014年03月03日 17時44分37秒 | 旅行

ダムヌン サドゥアック水上マーケットはバンコクから80kmほど離れた所にあり、以前は何処でも見られた光景

らしいが、廃れてきたことから保存の意味合いもあり観光客向けに整備された。

だから早朝は現地の人たち向けの市場であり、以降は観光客相手と住み分けされているようだ。

運河の中に造られた水上市場へはバンコクから車で対岸まで自動車で行き、そこからエンジンボートで市場入口ま

で乗せて貰う。市場に着くと、今度は手漕ぎのボートに乗り換え水路の両側にある店屋を通りながらゆっくりと進

む。店屋は水上に突き出たようなもので土産物を中心にした品揃えがされている。そうした店が軒先を並べて何軒

もあり、店先をゆっくりと進むが所謂、品定めも何か良さそうなものはないか物色も船頭任せになる。

ガイドも欲しいものがあったら合図してくれとは言わないから、多分自発的に言わないとそのまま進行して行きそ

うだった。地方の土産物屋だから小さい民芸品のようなものが多く、値段はそんなに高いと思わなかった。一番奥

の方に行くと逆戻りし反対側の店先を進む。やがて、とある店先で船は停止した。どうも、この店と提携していて

カモを連れてきたという筋書きのようだ。どうせ、こんなことだろうと思っていたから、カモになり土産になりそ

うなものを探し出し、値切りもせずに支払う。

出発地点には大きなスーパーのような土産店が鎮座しており、周辺は沢山の小舟が生活用品、食料品などを売って

いた。朝一番はこのような船で溢れていたのではないだろうか。中には屋台よろしく簡単な料理を作り船上から売

っている。横にはフルーツ船が香り高きドリアンを売っている。現代はこうした地方都市でも車の普及やスーパー

により物の調達は簡単かつ便利になり、水上で売らなければならない事情は薄れているだろうから、観光客なくし

ては成り立たないと思われる。

 


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