『イストラ半島、プーラⅡ』
思い思いに写真やビデオを撮りながら円形劇場を後にし、石畳が敷かれた路地を歩き
大聖堂を通りアウグストゥス神殿にやってくる。私たちに馴染のないアウグストゥス皇帝に
捧げられ紀元前2世紀から14世紀にかけて建てられてきた。時代とともにその役割は変
化していき、教会になったり倉庫に使われたりしてきたが1944年爆撃で完全に破壊され
てしまったものを再建した。
神殿と併設されているのが市庁舎、ヨーロッパの公共施設の中にはこうした歴史的に古
い建物を上手く活用している。それに付き物は広場である。
入り組んだ路地を行くと急に開けた場所に出くわすことがある。そうした場所には必ずテ
ーブルと椅子が置かれた屋外カフェもつきもので、少々冷たくても日差しがさす中でコーヒ
ーを飲み寛ぐ姿がよく見られる。見学を終え再び、円形劇場に戻って来るとトイレタイム。
ドライブイン、レストランなどのトイレは無料だが観光地などにあるトイレは有料が相場で
5Kn(約90円)くらいが必要。場所によっては、女性は有料、男性は無料なんて所もある。
今回のグループも女性が2/3以上占めているから、女性トイレはいつも混雑しているのに
男性陣は余裕綽々。
何処かのトイレで女性陣は列で溢れているのに、男性用は空いていたら係りの叔母さん
曰く『No men come here』と女性陣を男性トイレに誘導していた。
年寄りの婆さんが大半だからNo menは私の理解としてNo womenともとれ一人でほくそ笑
んでいた。
大聖堂
ひっそりとミニスーパー
アウグストゥス神殿
市庁舎
Pula 円形劇場
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