台湾人は占いが大好きで人生と共にあるとまで言われている。また信仰心も強く平日でも寺やxx宮(廟)などへのお
参りも欠かさずされるらしく、そんな場所はどこも混雑している。お供え物を捧げる台には蓮の花、献花用の花束、
線香、供物などが次々と持ち込まれ、線香に至っては香の途絶える間はない。
そうした場所の近くには線香、花、供物などのお参りグッズを売る行商人がおり、私たちもそうした所の叔母さん
から買って寺院に持ち込む。供物としてお供えするものは何でもいいらしく、近くのスーパーやコンビニで買った
ものを一旦お供えすれば持ち帰ってもいいとされている。だから供えるものは自分の好きなスナック菓子を買って
いく人も多いそうだ。行天宮に行くと近くにある占い横丁に行くことを勧められる。私たちは占いに全く興味がな
いので出かけることはなかったが、日本語で占いをしてくれる店もある。
学問の神様を祀っている廟で見学していると、100人を越える中学生くらいの学生がやって来た。中央の広場に正
座ではないが座って先生の指示を待っていた。ガイドの説明では受験生はこうして学校単位で合格祈願にやって来
るのだと言う。信仰深い事、占いとお国柄を表しており、学問も神頼みをする。公立か私立か知らないが、日本で
こんな行事があったなら、嘴鋭いモンスターたちが黙っていないのだろう。
ホテルの近くにあったxx宮
お供え物が沢山
合格祈願の学生たち
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