『ドリアンに挑戦』
お寺を出ると少し先の方の道端に簡単な椅子とテーブルが置かれたフルーツ
スタンド?勿論のこと屋根などない。小路を挟んだ向かい側では山のように積
まれたドリアンをナタで割り中の実を取り出していた。横で見ているだけでも強
烈な臭いがプンプンする。
取り出した果肉は発泡スチロールのトレーに3~4個入ったものが3$くらいで
丸ごとは大きさにもよるが同じくらいだ。Eさんが買ってきた。私は体調不良で
要らないと言い代理に妻を指名した。妻は経験者なので要領は知っており、
難なく食べる。矛先が再び私に。
観念して一口味見をするも、先入観とあのむせるような臭いで『オエッ』、皆さ
んの期待通りの結果に大笑い。とても、これを飲み込むなど至難の技でござ
る。さすがに簡易フルーツ・スタンド・トリアン編だ、すぐ傍にドリアンのカス捨て
のゴミ箱が用意されており臭いも満載。現地の人は美味しそうにかぶりつい
ている。老いも若きも。
食後の散歩は市場の散策。私には至極の時間だ。果物はとても安い。日本へ
は運賃がかかるから日本では馬鹿みたいな値段になる。大きさによるが3個で
10$、20ドルだから1個当たり230円くらい、好きな人は1個ペロリかも。
私たちは後述するがホテルで1個食べ堪能した。カンボジアやタイの市場では
1個最低50円くらいから買うことができる。
ここまでの過程で、ずっとEさんが案内してくれたし明日もボタニック・ガーデン
と蘭園を案内する予定にしていた。
ここはホテルからの散歩コースで案内不要といったのに、日本人のイケメンを
通訳代わりに連れてくるという。夕食を一緒にと誘われたが『私の招待なら行く』
と伝えるも頑固娘はいうことを聞かないので、疲れたと断りホテルに 帰ることに
した。後から、考えたらこの時メイドのAdaも一緒だったから・・・・・揃って食べた
かったかも。
ホテルに帰り、近くのあまり繁盛していないTanglin Mal(それでもガイドブックに紹
介されている)のフードコートに行きあっさりとしたものを探す。こうした所でも日
本食は若者に人気があり幕の内弁当、かつ丼,天ぷら、茶わん蒸しなど 種類
も豊富・メインは特になく中華、韓国、インド系、欧米、ニョニャ料理の店が並
ぶ。結局『Fish ball mee』、魚団子入り麺、スープありを頼む。現地の人は麺を
頼むときにスープなしが多いらしい。ハンペンみたいな魚団子が入っているだ
けなのに『シンガポールの美味しいメニュー』なんて紹介されている。
たしか3~4$くらいだったからフードコートは安い。
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