2024年の画像から。
イチジクキンウワバ。
紫褐色の翅に、赤い金属光沢、銀紋。
①紫褐色
②内横線
③外横線:銀色紋に向かって曲がるが、鋭角にならない
④金色を帯びた褐色
⑤銀色紋:肥大する傾向
胸の毛は逆立っています。
⑥冠毛:V字に逆立つ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科キンウワバ亜科
翅を広げた長さ:
32~38mm
分布:
北海道(中南部)、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見ら . . . 本文を読む
2024年の画像から。
コオニヤンマの♂。
6年前は一枚撮った所で逃げられたので、リベンジです。
「ヤンマ」と付きますが、サナエトンボの仲間。
両方の複眼が完全に離れるのが、サナエトンボ科の特徴。
コオニヤンマは、日本のサナエトンボ科の中で最大種です。
サナエトンボ科の♂は、後翅の付け根、肛角が内側にえぐれます。
♀はえぐれず、弧を描きます。
体の割に、頭が小さいのが特徴。
小顔なのです(笑 . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ヒロヘリアオイラガの幼虫。
頭は、画像の下方です。
これまで、クロシタアオイラガは観察していたのですが。
191023 170817 150804
ヒロヘリアオイラガは初めて観察しましたねぇ。
本種は、1920年代に侵入した外来種で、原産はインド、中国などだそうです。
笠間市内では見たことなかったんだけど、いよいよ来ましたか。
それもビオトープ天神の里内というのは、いささ . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ツマテンハネナガウンカ(仮)。
どこぞのご当地アイドルじゃありません(笑)
まだ和名が確定していないとのこと。
発見した時、
「これは久しぶりに、同定に骨が折れそう」と思ったものだ。
まず目が分からない。
チョウ目ならヒトリガ科コケガ亜科辺り?
カメムシ目ならハゴロモ科とかウンカの仲間辺り?
まぁ、「虫ナビ」さんに載っていたので、割とあっさり見つかったのだが。
まだ図鑑 . . . 本文を読む
2024年に撮影した画像から。
カトリヤンマの成熟した♂。
体長7㎝程のやや小ぶりのヤンマです。
実は捕まえた時、ちょっと弱ってた。
早朝に活動するトンボを狙って、朝5時頃、ビオトープ天神の里に来たのだったが。
飛んでいた中型のトンボに狙いを定めたが、暗くて老眼で、目測を誤り。
捕虫網で撃墜! してしまったのだった。
_| ̄|○
( TДT)ゴメンヨー
水面にプカプカ浮いてた彼を、網で手繰り . . . 本文を読む
これもホームセンターからの帰り道で見つけたクビキリギス。
よく人工物の陰で冬越ししてるけど。
この時居たのは石垣とアスファルトの境目。
どう見ても越冬場所にふさわしいとは思えません。
前回のフクラスズメも、このクビキリギスも、暖かい日には活動して、越冬場所を移動するのかも知れません。
要は「冬眠」しているワケではない、ってことなんでしょうね。
分類:
バッタ目キリギリス科クサキリ亜科
体長: . . . 本文を読む
夕方、ホームセンターからの帰り、石垣にフクラスズメを発見!
をいをい、君は今、冬越し中のハズではないかね?
普通は物置のすみっことかにいるぢゃん。
何を間違えて、こんな風の吹きすさぶ日に出てきてしまったのか?
ともあれ、これはチャンス!
相手の動きがにぶいのをいいことに、スカートめくりです(笑)
青白い後翅の模様をおがませていただきました。
ピントが合っていないあたり、KONASUKEのためらい . . . 本文を読む
ホソオビアシブトクチバ。
水戸市内のコンビニの壁にて撮影。
①前翅中央の白色帯は細く、幅はほぼ平行
(アシブトクチバでは前縁寄りが太く、真ん中で細くなる。)
②前翅外横線
③外横線前縁寄り:白色影に縁取られ、明瞭な白色帯となる
(アシブトクチバでは明瞭な白色帯にならない。)
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
38~44mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
平地 . . . 本文を読む
シダ類に固めの泡。
10月ですから、アワフキムシの幼虫ではありません。
アワフキムシの幼虫の泡は、もっと緩いですしね。
中から出てきたのは、ウジ状の幼虫。
幼虫の画像の上の方に肉の突起のような物が見えます。
実はこっちはお尻(笑)
頭は画像の下の方の、オレンジ色の部分。
1cm未満の小さな幼虫ですから、肉眼では何が何だか。
KONASUKE、老眼で乱視なもので。
暗いとこで細かい物とか、マ . . . 本文を読む
ヘリオビヒメハマキ?
翅が痛んでいるのか、ちょっと分かりづらいです。
同定には自信ありません。
頭部と胸部の前半は暗色の毛が密生しているようです。
前脚の転節・腿節、中脚の腿節は頑強そうです。
前脚・中脚の脛節には、不明瞭なまだら模様があるようですね。
このアングルからだとハッキリしませんが、前翅後縁付近に、濃色の三角紋があります。
前翅の外縁付近にも濃色部がありますね。
上からのアングル。
. . . 本文を読む
キゴシハナアブ。
産卵のため、泥の上にいたと思われます。
ちょっと距離があり、かつ、角度が選べなかったので、明確に産卵の瞬間を狙うことはできませんでした。
でも、幼虫は水中に棲み、♀は泥の中の枯れた植物などに産卵するようですから、産卵に向く枯れた植物を物色していたのかも。
撮影場所はビオトープ天神の里。
分類:
ハエ目短角亜目ハナアブ上科ハナアブ科ナガハナアブ亜科シマハナアブ族
体長:
9~1 . . . 本文を読む
オオウラギンスジヒョウモンの♀。
秋はヒョウモンチョウ類が多いですが、翅はボロボロのことが多いです。
多くのヒョウモンチョウ類は6月ごろ羽化して、盛夏は低地から姿を消し、秋に再び現れます。
高標高地では盛夏にのみ成虫が見られます。
盛夏に低地から姿を消す理由については、一般的に、夏眠をしているからとされています。
しかし、私は今のところ、確実な証拠と言えるものを見たことがありません。
一方で . . . 本文を読む
ヨモギハムシの交尾。
これから産卵するのかな?
分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目ハムシ上科ハムシ科ハムシ亜科
体長:
7~10mm
分布:
全国
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~11月
成虫と卵で冬越し
エサ:
幼虫・成虫・・・ヨモギ類、ヤマシロギク、ヨメナ類、フキ、ゴボウ、ハハコグサ類など
その他:
体は黒色で、背面は青藍色から黒藍色、あるいは金銅色。
個体差があり、例えば神奈川県では . . . 本文を読む
ヒメジュウジナガカメムシ。
24年10月17日から11月28日にかけて、群れている姿が見られました。
今年は例年になく、見る機会が多かったですね。
241017①
幼虫も含めて群れています。
幼虫の段階で群れて、その後、羽化していったものと思われます。
241017②
しかし、これは何の葉だろう?
食草のガガイモではなく、クワ科のような?
241017③
こちらは開花前のアメリカセンダングサ . . . 本文を読む
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ありがとうございます!
皆様のお陰です。
なかなか毎日更新とはいきませんが、精進して参りますので、これからもお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。
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