KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

天神の里で見つけた昆虫④070301

2025年03月10日 | 昆虫
ホソヒラタアブ♀。
腹の黒帯は太帯と細帯が交互に並ぶ。
最もありふれたヒラタアブの一種。
♀は左右の複眼が離れる。

ビオトープ天神の里で見つけた昆虫④

ヒメフンバエ♀。
翅に斑紋がある。
♀の胸の横の毛は黄色くならない。

オオクロバエの♂。
胸の縦の筋は目立たない。
腹に金属光沢がある。

翅の端はボロボロで、越冬の厳しさを物語る。

ツチイナゴ
成虫で越冬する大型のバッタ。

ムネアカハラビロカマキリ(外来種)の卵鞘。
在来のハラビロカマキリの卵と比べると、全体に白い。
在来種は黒光りする。

ここ天神の里で卵鞘が見られるようになったのは、ここ二冬くらいですかね?
しかし、在来のハラビロカマキリの卵を、今シーズンは見つけられていません。
ホウキに乗ってやってきた中国産の大型新虫(※)に、在来種は負けてしまうのでしょうか?

さて、これで4回に分けてやってきた3/1の在庫整理は終了です。
登場した全てが越冬した昆虫達です。
本格的な春はまだこれから。
新たに羽化したり、孵化した昆虫たちの季節は、もうすぐそこです。

(※)ムネアカハラビロカマキリは、卵がホウキの原料の竹に付いて、中国から日本に入って来たのではないか、と言われています。
当初、分布が数㎞~10数㎞と離れていたのは、そのためと考えられます。
在来のハラビロカマキリと比べて、ムネアカハラビロカマキリは明らかに大型です。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天神の里で見つけた昆虫③0703... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2025-03-10 07:18:47
ホソヒラタアブ、細くて小さくて、もう出て来ても良いですよね。ホバリングが上手です。
返信する

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事