KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ヒメアシナガコガネ220524

2022年11月16日 | コウチュウ目
ヒメアシナガコガネ。

背中の模様は変化に富みます。

後脚は長い。

ガマズミ?の花に群れていました。

黒っぽい個体も。

オ♡シ♡リ♡

分類:
コウチュウ目コガネムシ上科コガネムシ科コフキコガネ亜科
体長:
6.5~11mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:
5~8月(年1化、東北地方山間部では2年1化も)
幼虫で冬越し(非休眠)
エサ:
成虫・・・花の蜜、花粉
(ニワトコ、ハルジオン、ヒメジョオン、ウツギ、イボタノキ、クリ、ガマズミ、コバノガマズミ、ノリウツギ、シシウド、セリ等、特に白い花を好む)
幼虫・・・牧草やシバなど草本の根
その他:
薄黄色や褐色の鱗片に覆われ、黒色の細い縦筋模様(鱗片の剥げた部分)が入る。
背面の色彩には変異があり、全身が黒っぽい個体も現れる。
後脚は長い。
後脚の爪は一個で大きく、先端は切れ込む。
頭の前縁が弧を描き、中央で凹まない。
上翅会合部先端に刺毛の束を持ち、前尾節はほとんど上翅に覆われない。
(ヒメアシナガコガネ属の特徴。
アシナガコガネ属では、刺毛の束は無く、前尾節はほとんど上翅に覆われる。)
♂は触角の片状部が長い。
♀は一般に♂より大型。
林縁、草原など日当たりの良い環境で見られる。
日中、クリなどの花に多数集まる。
普通種で個体数も多い。
灯火には飛来しないらしい。
幼虫は地中性。
最大で17mm程で、腹端の下面にカギ状の刺毛がまばらに出る。
非常に小食であり、芝の害虫とされるが、被害はほとんど問題にならない。
ヒメハラナガツチバチ、マメコガネツチバチ、ハルクロツチバチ、チョウセンツチバチ、オオモンツチバチ、シオヤムシヒキなどに寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)(保育社)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
株式会社ニチノー緑化
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
昆虫写真図鑑
自然観察雑記帳
東洋グリーン株式会社
千葉県環境生活部自然保護課生物多様性センター
スモールズー
しこちゅーまっぷ
昆虫写真館
GreenBreeze
こぎつねさんぽに出かけよう
海野和男のデジタル昆虫記
ほか


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