消費税増税！

首相が来年４月からの消費税増税を発表した。
まぁ、大体予想はしていたのだが。

相変わらず、社会保障の財源の確保を、理由の一つに挙げていた。
しかし、そもそも、財政をここまで疲弊させたのは、社会保障費の増大が原因ではない。
それを国民の将来不安をあおって、増税の言い訳にするのは、いかがなものか。
大体、消費税の導入以来、社会保障は削られる一方ではないか。
いい加減にしろと言いたい！

企業減税をやって、賃金上昇につなげたいとも、言っていた。
私は、効果はないと思っている。
これまでも、儲かっている大企業は、賃金を上げることなく、せっせと内部留保を積み立ててきたからだ。
彼らが今さら悔い改めるとも思えない。

ボクは、大企業が、賃金を削ってでも、内部留保を溜め込みたがるのは、結局、株価を吊り上げるためではないか、思っている。
資金調達の方法が、金融機関からの融資から、投機マネーに変わったことにあるのではないか、と思うのだ。
だから、賃金を上げて、儲けが減るようなマネを、自分からすることはないと思う。
乱暴な話かも知れないが、儲けに見合った賃上げを行わない企業には、ペナルティを科す位じゃないと、実効性がないと思う。