おっぱいとわたし 2016.12.3右乳癌告知 HER2(3+)ホルモン陰性浸潤径1.5cmステージ1

告知時、37歳独身 卵子凍結済
時々糖質制限、栄養療法ネタあり😸

乳がん治療にあたり妊娠出産を希望する方へ

2018年01月30日 20時54分02秒 | 妊よう性
検索してたら、こんな情報を発見。

乳がん治療にあたり妊娠出産を希望される方へ
告知後、私もこういうパンフをもらいたかったな。採卵できる施設も案内されていて。
自分で電話かけて断られ続けて不安で仕方なかったあの日。。

運よく県内では有名な浅田レディスに巡り合えたけれど
情報が足りなかった。つらかった。

癌患者の妊よう性ガイドライン

2017年06月28日 20時28分34秒 | 妊よう性
少し前に、若年性癌患者の妊よう性についてのガイドラインが制定されたというニュースが
ありましたね。

その内容は、ともかく、やっと進み始めたんだなぁとおもいました。



知ってて選択できた

ことと

知らされずに、何も知らないまま、選択できなかったこと

同じ選択をしたとしても

両者には

大きな大きな差があります。

埋められない差です。




私は、元々医療関係の仕事に携わっていたので
知識のベースはあったかもしれない
(事務職なので、知識を得やすい土壌と言うだけの話ですが)

けれど

癌ということを受け止めるだけでも精いっぱいの中で

主治医は卵子凍結についての知識提供はなく
(というか、門外漢なので、主治医も知らない)
もちろん、卵子を凍結してはどうか?などという提案はなく、
独身癌患者が卵子凍結することについて
その方法・施設・お金・自治体への問合せなど

※さらには、私の場合は、母が凍結に反対だったので、その対応など(+o+)

独りですべてやりきらねばなりませんでした。

今でも、思い出すと、胸の鼓動が早まります。

つらかったです。

病気になったこと
不妊になりえること
不妊治療についての知識は、当然なく
卵子採取方法もわからず

地方では、対応できる施設は限られていて
よく考えたら、卵子さえ凍結できればいいわけじゃなくて
その後のことを考えたら立地も大事なわけで

でも、そんなこと冷静に考える余裕はなくて

私の癌は、どれだけの猶予を私にくれるのかも見当もつかず
それは、賭けでしかなく

ひとりで、クリニックにかようこと
相談できるパートナーがいないこと
卵子を採取する際に、独りでいたこと(物理的な話だけではなく)

抗がん剤云々という前に
既にAMI値が低かったこと・・・

ほんとうにつらかった。

せめて大学病院・総合病院で、治療と卵子凍結ができたらどんなにいいでしょうか。

ガイドラインは、まだまだそんなことには言及していませんが。

せめて

癌患者が一人で立ちすくまないように、そんな社会であってほしいのです。

治療が大事だし
主治医ひとりで、すべて完ぺきにフォローしてほしい、なんて思いません。

でもチーム医療のリーダーは間違いなく主治医であり
チームと患者をつないでくれるのも主治医であると思います。

医師には、今後ますます重責がかかるのかもしれません。
医師が本来の治療に専念できるチーム体制が必要であると思います。

それが患者の負担を軽くすることなんです。

知識のない患者が、独りで奮闘するのは、あまりにツライ。
そして
そんな場面が、あまりに多い。多すぎる。
チームが機能していない。
形骸化している。

そんなのは、もう沢山です。

話が、横道にそれちゃった。


私の場合は

採卵・卵子凍結を選択したけれど

あの時は、本当に切羽詰まった気持ちでそれを行ったけれど

冷静に考えたら

手術を先にやって、病理診断結果を待ってから、採卵して(それも2回トライしないで、1回にしておけばよかったな)。もしくは採卵しないでおいてもよかったなぁと思う。

それは、採卵したからこそ今考えられるのであって

タラレバをいっても仕方ないか。

私は、しることができて、採卵できて、手術もできて、抗がん剤もできて。

私は、ちゃんと選んだんだから。ベストを尽くしたんだから。


今私が困ってることはね

抗がん剤閉経で膣委縮とかそういうことも事前に知りたかったなぁ。
そして、それをオープンに相談できる場所と有資格者に相談できるところがあればいい。
あるのかもしれないけれど、どこに誰に言えばいいのか、職員ですら知らない。

だって、性行為がスムーズにいかないんだから
結婚だって気後れするし
子供を作るとか、それ以前の問題でしょ。

愛とか話し合いとか、正直きれいごとじゃないっての。

ゼリーを使えば全部解決するのだろうか?

パートナーがいれば、いつでも助走をとりつつ
身体をならしていけるのかもしれないけど

そうじゃない場合、どうすりゃいいのかわかんないぜ。

話し、横道それまくりだね~(笑)


卵巣を保護する方法

2017年01月21日 16時56分52秒 | 妊よう性
抗がん剤治療を始めると、不妊になる可能性が高まります。
特に37歳の私は、おそらく治療後閉経になるだろうと。

だから私は、初めから卵子凍結を希望していました。でも、私の通院している大学病院では卵子凍結を行っていません。

病気を診てくれるところと、卵子凍結をすること、おなじ病院でできたら、患者の負担も少なく、病気の情報も連携できるので、これはなんとかどこでもできるようにしてほしい。
現在名古屋の浅田レディースクリニックで凍結しています。
癌の告知をうけたばかりで、気持ちも混乱のなか、
いくつかの病院に電話をかけ、断られました。

不妊治療の知識もなく、あるクリニックの看護師長さんに
「毎日注射を打ちに、通院が必要であること」「自然周期指導をしている病院なので、Dr判断で断られるかもしれないこと」「排卵誘発剤が癌を進行させるかもしれないこと」

等聞いたときは、途方にくれました。

このことは、ちゃんとまとめて記事にしたい。
私のように、困っている人がいるかもしれないから。

卵子凍結は融解する際の技術が確立されていないこと。(受精卵はその点、いいのです。受精すると、受精卵は膜を作って強固になるらしい)

卵巣を摘出して、凍結→治療後移植。することもあるそうです。
(私は、選択股に入れなかった。それをやってる病院を探す時間がなかったこと。年齢を考えて、そこまでして結果が伴うか不明と判断)

私の場合は、ホルモン受容体がほとんどない乳がんだったので、採卵のOKが主治医から出ました。

そして、本日。

本で読んだ知識を主治医に相談した。

「抗がん剤開始前に卵巣機能を止めると、卵巣が守られると聞いたのですが・・・」主治医曰く「それが効果があるというデータと効果が無い。というデータが両方ある」
「37歳という年齢を考えると、どちらにせよ(健康でも)出産のラストチャンス。」
「更年期障害になる→うつ病になることも。→元々うつ病だからどうかな?」
「今まで排卵誘発剤を使用してホルモン値が上がっているので、リュープリンを注射しても(その効果は、注射後2週間たって現れるので)25日から抗がん剤を始めるあなたにとって
効果的かわからない。」
「ただし、卵巣保護する方法としては、これしかない」
※抗がん剤が効かないようにするわけなので、卵巣に癌が転移しないか?
→乳がんが卵巣に転移する可能性は低い。

ということで、リュープリンを毎月注射することに決定。
ほんとは1度注射すれば6カ月効果がある方法もあったけど、身体の様子を見て継続か中断できる方法を選択。

でも、これも私が知らなければ、自分から言わなければ、しらないまま選択することもできないまま治療に入ったんだろうなぁ。

でも、リュープリンで、閉経後、月経が回復しない場合もある。と、もらった冊子に書いてある。。。。どうゆこと?


癌患者、不勉強ではいけません。
自分で動かないといけませぬなぁ。


覚書
骨密度の低下に気をつける
適度な運動
メンタルクリニックの主治医にリュープリン使用を報告すること