源宗于(みなもとのむねゆき)(?-939)
「ときはなる松のみどりも春来ればいまひとしほの色まさりけり」 和漢朗詠集427
写真は、奈良県新公会堂の庭(2013年1月)
「追ひつきて 夫に手袋 渡し得し」 山本敏子
写真提供 山本公弘氏
「あたらしき年の始にかくしこそちとせをかねてたのしきをつめ」 古今集1069
(年の始めにこのように、千年の将来栄えるさまをあらかじめ思いえがいて、楽しさを積み重ねよ)
古来から伝誦された大直毘(おほなほび)の神を祭るときの歌。
大直毘の神は、悪を吉に転じる霊力を持つといわれる。
南天は「難を転じて福となす」の意味でおめでたい縁起物。
* 主な参考資料
新潮日本古典集成「和漢朗詠集」
角川ソフィア文庫「古今和歌集」
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