東洋医学では、春は「風」の季節です。
風の影響を受けやすいと考えられています。
例えば、風によって運ばれる花粉やホコリなどは風邪(ふうじゃ) の影響です。
これらは、鼻づまりや鼻水・くしゃみがとまらない、 皮膚や目がかゆくなる、
などカラダの上部に症状が起こりやすくなります。
前回お伝えしたように、春は五臓の「肝(かん)」 の負担が大きくなる季節でもあります。
肝の気が高ぶると、イライラ、不安、不眠などの症状がおこります 。
新年度に向けて心機一転がんばろう!と思っていたのに、
イライラしてうまく進まなかったり、 気分が落ちこんで何もやる気が起きなかったりするのは、
春の「肝」の影響を受けている可能性が高いのです。
春のせいだと考えると少し気が楽になるかもしれないですね。
例えば、風によって運ばれる花粉やホコリなどは風邪(ふうじゃ)
これらは、鼻づまりや鼻水・くしゃみがとまらない、
などカラダの上部に症状が起こりやすくなります。
前回お伝えしたように、春は五臓の「肝(かん)」
肝の気が高ぶると、イライラ、不安、不眠などの症状がおこります
新年度に向けて心機一転がんばろう!と思っていたのに、
イライラしてうまく進まなかったり、
春の「肝」の影響を受けている可能性が高いのです。
春のせいだと考えると少し気が楽になるかもしれないですね。
春は、 多くの人にとっては季節の変わり目に対応するのがむずかしく、
自律神経のバランスが乱れやすくなる季節でもあります。
春の症状を解消し、快適に過ごすための漢方薬
春を快適に過ごすための漢方薬には以下の3種がよく知られていま す。
春を快適に過ごすための漢方薬には以下の3種がよく知られていま
・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
この季節は緑内障患者さんで眼圧が上がりやすい方が多いです。
私は柴胡加竜骨牡蛎湯を処方することが多いのですが、
「 肝の負担」が眼圧と関連があると考えるためです。
次回はそれぞれの漢方薬について解説したいと思います。
次回はそれぞれの漢方薬について解説したいと思います。
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