本日の河北新報（朝刊）5面の「持論時論」に、松島湾防潮堤計画についての飴屋先生の記事が掲載されました！
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仙台街中に声掛け確認に行ってみました。
その中で感じた一会話を記載します。
『松島って島がイッパイあってキレイだよナ～。
でも防潮堤って云われてもよくワカンナイな～。
だけどさ、遊覧船に乗って島を見たとき
コンクリートの堤防が、あっちこっちにあると
なんかさァ～、刑務所の塀を見ているみたいに
なるんじゃね～？』
『そういわれれば、そうそう・・なんか軍艦島か
刑務所の中庭に居るみたいになったりして・・(爆笑)』
『観光客が囚人みたいに見えたりして・・(クス)』
『じゃあ～、オマエ行けよ！ピッタリだ！』
『ざけんな・・オレぜったい行かね！
そんななったら、みっともねぇ～ぞ』
＊こんなやり取りでした。
興味範囲で最初は見物に行くのかもしれませんが
リピーターは望めませんでしょう。
名勝たる景勝地松島は影を潜めるのか・・。
単なる土産物屋の観光地と化してしまうのか。
土産物といっても、誇れる特産は？・・。
声です。
昨日、近所の方・・そして、街中の方
の声を総じた意見？です。
＊今の松島の景観が防潮堤によって
失われるのなら、今のうちに行って
失われる前の景観を、写真なり絵なり
自分で保存しておいたほうがいいのでは
ないのかな？・・という声でした。
それが後々、自分が爺ちゃん婆ちゃんに
なった時、孫に残してあげられる
想い出の一財産・・ということだそうです。
遊覧船に乗って、記念撮影。
後ろの景色は、コンクリート堤防無き
自然の姿なる景勝松島。
溢れる笑顔のその景色・・。
あと数年でその景色は失せるのです・・。
・・・・ふと、福島原発避難の方々の姿が
脳裏を横切りました・・。
政府・行政の行いに従うしかない我々国民は
今のうち自分の目に焼きつけ、心の中に
残しておくしか仕方がないのでしょうか・・。
全国の皆さん、日本の三名勝たる景観地松島を
シッカリと目で観ておけるのは今だけです・・。
何か、切ないです・・ね。