近くの病院での新型コロナウイルス クラスター終了

実は近くの病院で新型コロナウイルスのクラスターが起きていました。
檀家さんも入院しています。
市内の感染者は圧倒的にここです。
市外から通っている医療従事者の感染者を入れると、倍の人数になるようです。

檀家さんもコロナではありませんが、ここで亡くなった人もいます。





病院の前を通ると、白い防護服を着た人がいるのを見たことがあります。



病院に勤務されている方々は、大変な努力をされていたのでしょう。



当寺に来るにはバスの本数が減ってしまい、墓参りは病院前で降りて、歩いてくる方が何人もいました。
収まった後も怖くてバスには乗らず、孫に連れてきてもらったと話していた人が何人かいます。

墓参りだけでなく、御法事も半分以下になっています。特にこの病院で発症が発表されると、途端に御法事のキャンセル、延期が続いています。
納骨を延期している方が三件もあります。

家族の勤務先で発症した人がいたと、話していた人もいました。
同じ部署にいたために、テレワークで対応していましたが、コロナ検査は陰性だったそうです。
しかし、今だから言えますが、その方の親族の葬儀は、喪主一人のみの参列でした。
私も葬儀社もビクビクしながらの通夜葬儀です。
未だに納骨は行われていません。

私は持病があり、あと少しで７０歳です。
危なく死にそうになったことが二度ありますので、檀家さんやお参りの方々に、不本意な対応しかできません。

ご迷惑をお掛けしていると思いますが、勘弁していただくしかありません。