わたしがまだ小さかった頃
普段お菓子なんか家にはほとんどなくて
テーブルにおいてる梅干しとか塩昆布とかを
おやつ代わりにつまみ食いしてた。
春に、裏の家でばあちゃんがたけのこを炊いていて
いい匂いにつられて勝手口から台所を覗くと
ばあちゃんが炊きたてのたけのこの切れっぱしを
口に入れてくれた。
おいしくって、うれしくって
何度も覗きに行っては
そのたんびに、
ばあちゃんはたけのこを口に入れてくれた。
あの時のたけのこは
本当においしかったなあと
春になると思い出す。
普段お菓子なんか家にはほとんどなくて
テーブルにおいてる梅干しとか塩昆布とかを
おやつ代わりにつまみ食いしてた。
春に、裏の家でばあちゃんがたけのこを炊いていて
いい匂いにつられて勝手口から台所を覗くと
ばあちゃんが炊きたてのたけのこの切れっぱしを
口に入れてくれた。
おいしくって、うれしくって
何度も覗きに行っては
そのたんびに、
ばあちゃんはたけのこを口に入れてくれた。
あの時のたけのこは
本当においしかったなあと
春になると思い出す。