こ ゆ る り お も ふ

感動を絵と文でお届けするイラストライターこゆりの
体験レポート&日々のひとりごち。
こゆるりとお楽しみください

お国自慢1

2007-02-26 15:33:54 | Weblog
離れてみると、故郷はいいもんだ。
こゆりの出身地、兵庫県三木市は
なんにもないけど、静かで歴史ある、のんびりした町だ。
金物や、湯の道街道でも知られているが、私の自慢は三木の殿さまの話。

戦国時代、秀吉の中国攻めで一年十ヶ月に及ぶ攻防の末、
兵糧攻めの策略にあい、当時の城主、別所長治は開城を決意。
将兵や町民の命乞いをして、一族と重臣とともに自刃しました。
「町のみんなを守るために、幼い子供まで家族全員で死んだんだよ」と教えられ、
幼心にも、立派な殿さまだったんだなあと思っていたのを覚えています。
当時23歳の若い殿さまの辞世の歌は地元の人ならみな知っているほど有名。

「今はただ、恨みもあらじ諸人の 命にかわる 我が身と思えば」

長治の妻 、照子夫人の辞世の歌も、心に残っています。
「もろ共に 消え果つるこそ嬉しけれ 遅れ先立つ習いなる世に」

三木合戦の歴史のエピソードは、まだまだたくさん
知れば知るほど面白い。
お国自慢、ぼちぼちご紹介していけたらいいなと思ってます。


別所長冶公夫妻の首塚





曹洞宗雲龍寺





余談ですが、昨年の大河ドラマ「功名が辻」で、
別所長治が年配の俳優さんだったとうちのお母ちゃんなんかは怒っていた。

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1 コメント

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よき思い出 (かっぱさま)
2007-03-02 00:36:10
別所公祭りとかあったよね。
どんぐり拾いに行ったり、かくれんぼしたり、
思い出深い場所じゃ。
商店街に続く急な坂道を自転車で
「ノーブレーキで!」
って遊んだよな。
部活の合宿で急な階段を猛ダッシュで駆け上がった事も。
なんせ、三木城跡に続く道は急やった。
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