本日の居合の稽古。
M先輩が新人の指導を行う。
見ていると、いきなり技の
練習をしている。
新人君、
振る刀の刃筋はフラフラ。
足の運びもたどたどしい。
当然、技はいい加減。
まずは基本を反復させるべきでは?
と思い、M先輩に聞いてみた。
すると先輩、
”基本は大切だけど、
まずは楽しさを知ってもらわないとね。
やっていくうちに、基本の大切さに
気付いて行くよ。
いきなり素振りばかりしても
つまらないだろう。”
と言う。
一理も二理も有ると思った。
我々世代のスポーツの入り口は
とにかく”基本”だった。
野球でも、まずはランニング、素振り、
キャッチボールみたいな基本を
これでもかというくらい繰り返す。
応用練習や実戦は、
基本ができる様になってから。
厳しい基本練習に耐えられず、
早々に辞めていく奴も大勢いた。
もちろん、基本が大切という事実に
今も昔も変わりはない。
ただ、M先輩の考え方は柔軟だ。
参考にしなければと思った。
普段は天然な人だけど ( ̄▽ ̄)
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物事を習う立場の人間として
ものすごくよくわかります。
フラワーアレンジメントも
同じだよ。
楽しさを知っているから
もう一度基本から習ってみようと
思って今続けているだよ。
基本稽古という厳しいゲートをくぐった先にこそ、
深い楽しみが有ると思ってしまうのです。
アプローチは様々でしょうけれど、
基本は大切だなぁと、思いますよね。